まず大切なのは、十分に水分を補給すること。化粧水や乳液で外側から肌に水分を補うだけでなく、「口から」水を摂取することも肌の保湿につながります。 ただし、冷たい水ばかり飲んでいると、内臓が冷えて血行不良や胃腸のトラブルを引き起こす可能性もあります。できるだけ常温の水を飲むようにして、たまには温かい飲み物もセレクトするといいでしょう。同じ水でも、活性酸素を除去する「抗酸化作用」が期待できる水素水なら、より肌を労ることができます。
ただし、肌の潤いのためであっても、水の飲みすぎには注意しましょう。水を多く飲むことは、腎臓に負担をかけ、むくみの原因にもなります。1日に摂る水分量は、食事に含まれている水分以外に1.5~2リットル程度を目標にしてください。
みなさんは「セラミド」という言葉を耳にしたことがありますか? セラミドとはヒアルロン酸と同じく、私たちの体内に存在する保湿成分です。最近はセラミドを配合した化粧品やサプリメントもよく目にするようになりましたが、飲み物からも摂取することができます。
例えば、ゴボウにはセラミドが多く含まれています。これを普通に摂取することもできますが、ゴボウをささがきにしたものを乾燥させ、お湯で2~3分煮出してお茶として飲むという方法でもセラミドを摂取することができます。
他にも、柑橘系フルーツやイチゴなど、ビタミンCが豊富なフルーツをたっぷり使ったジュースもおすすめです。ビタミンCは紫外線によって発生した活性酸素の働きをセーブし、抗酸化作用も期待できるからです。
肌が乾燥しているときだけでなく、夏バテ気味で元気がないときや、食欲が低下しているときにも、フレッシュな香りの漂うフルーツジュースはおすすめです。
夏になって肌が疲れていると感じたら、毎日の飲み物をひと工夫してみてくださいね!
【美容ライター】 エンドウ
雑誌やWebを中心に、美容・健康をテーマにした記事を執筆中。自宅で簡単にできるスキンケアやダイエット方法を、自身で実践しながらみなさんに発信します。NO.135
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