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夏の肌は「インナードライ」に要注意!

夏の肌は「インナードライ」に要注意!
投稿日: 2016年8月2日 更新日: 2017年3月6日
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長寿の里の公式アカウントです。美容と健康に必要な成分や、お水、野菜...
夏は汗や皮脂の分泌量が多いので、なんとなく「いつもより肌が潤っている」と感じてしまいませんか。
しかし、肌表面が潤っているように見えても、実は内側が乾燥している「インナードライ」状態に陥っている可能性があるので注意が必要です。

夏の肌がインナードライに陥りやすい理由は?

「冬は空気が乾燥しているから肌のスキンケアを入念に行う!」という人も、夏はジメジメしているし、汗もかくので「手を抜いても大丈夫かな?」と油断してしまいがちです。
しかし、夏も紫外線によるダメージや一日中肌を刺激する冷房の影響などによって、肌が乾燥しやすい状態になっています。
暑いと皮脂の分泌量が増え、肌がテカってしまうと感じますが、そもそも皮脂の分泌量が増えるということは、肌が乾燥を防ぐために、水分の蒸発量を減らそうと過剰に皮脂を分泌している可能性があるのです。

インナードライに陥りやすいのはどんな人?

肌のベタつきがイヤで、夏は乳液や保湿クリームの量を冬と比べると減らしている人、また、日中にテカリを気にしてこまめにあぶらとり紙で皮脂をオフしている人は、インナードライに陥りやすいので注意が必要です。
上記のように、夏だからと乾燥対策を怠りスキンケアを簡易にするのはよくありません
。 あぶらとり紙は肌表面の皮脂を過剰に取り除き、必要な水分まで奪ってしまう可能性があります。
肌表面の皮脂は肌の水分蒸発を防ぎ、潤いをキープするためにある程度は必要なのです。
紫外線も肌を乾燥させる原因になるので、「少しの外出なら、日焼け止めを塗らない」という人も、インナードライに陥る可能性があるので、注意しましょう。

夏のインナードライを予防する方法は?

夏でも化粧水の後に、きちんと乳液やクリームを塗るようにしましょう。ベタつきが気になるようなら、夏の間は“さっぱりタイプ”のアイテムに切り替えるのもオススメです。
乳液や保湿クリームの使用量を減らすなら、化粧水での水分補給は念入りに。化粧水を手の平に馴染ませたら、顔をやさしくハンドプレスしましょう。手の平の温度で毛穴が開き、ぎゅっと上からふたをすることで、化粧水の浸透率がアップします。そのあと、保湿成分が配合された美容液を使うとさらにいいでしょう。

テカリが気になるとき、ついつい使用する回数が増えてしまうあぶらとり紙ですが、夏の間はあぶらとり紙ではなくティッシュを肌にのせて、上からそっと手で押さえて肌表面の皮脂をオフする程度にしておきましょう。どうしてもテカリが気になってしまうという人は、朝メイクをするときに、ファンデーションを塗る前にテカリをコントロールできる化粧下地をTゾーンに塗っておくのがおすすめです。

そして少しの外出でも、日焼け止めを塗ってしっかり紫外線対策をすることも忘れずに。また、冷房のきいた室内で肌が乾燥していると感じたら、スプレーボトルの化粧水をさっと肌に吹きかけるのもおすすめです。
夏の間にきちんと乾燥対策を行っておけば、秋冬の肌のコンディションも変わってくるのではないでしょうか。



【美容ライター】 エンドウ
雑誌やWebを中心に、美容・健康をテーマにした記事を執筆中。自宅で簡単にできるスキンケアやダイエット方法を、自身で実践しながらみなさんに発信します。NO.134


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