こちらは板ゼラチンを使用しています。
スーパーの製菓コーナーで売っていて、粉より扱いが楽で非常に便利。
板ゼラチンは一枚が1.5gになっているものが多いので、3枚と1/3程度(端数ははさみでカットできます)を小さいボールに水を入れてやわらかくして置きます。
入れるときは箸などでゼラチンだけ取ってプリン液に入れます。
もちろん粉ゼラチンでもOKです。
その際は粉ゼラチン5gに水25ccを入れて湿らせておきます。
鍋に砂糖50gと水25ccの半量を入れて火にかけます。弱火~中火の間で砂糖が溶けて、褐色(茶色)に色づくまで火にかけたら、火を止めて、残りの半量のお水を入れます。
※この時、カラメルがじゅ~っとはねることがあるので、気を付けてください。
出来上がったカラメルソースは、手早く耐熱のグラスや容器に入れておきます。
(これがプリンの底になります)
カラメルソースを作った鍋にそのまま牛乳を注ぎます。
☆こうすることで、鍋についたカラメルソースもきれいに取れるので、洗うのも楽ですし、牛乳にキャラメル風味がつくので一石二鳥♪
そこにプリンの分量の砂糖60gのうち、半分の30g程度を入れて、火にかけます。
鍋のふちがチリチリいうぐらい(沸騰直前)まで温めたら火を止め、インスタントコーヒーを入れて、ゴムべらで混ぜて溶かします。
ボールに卵を割り入れて、泡だて器でほぐし、砂糖を入れて、ぐるぐるとよく混ぜます。
そこに、温めた②の約半分を入れて混ぜたら、
再び、ボールの液をすべて鍋に入れます。
弱火にかけて、ゴムべらで底をやさしくなぞるようにして焦げ付かないようにやさしく混ぜて約2分程度火にかけます。
卵は特に夏場は心配なので、火を入れることで殺菌させる効果があります。
強火にかけると卵が固まってしまうので、必ず弱火でゆっくりと。
しばらく火にかけて混ぜると表面の泡がなくなってくるので、火を止め、ゼラチンを入れます。
ゼラチンを溶かしたら、丁寧に作るのであれば、茶こしを通して、ボールに移すと、余分な固まりなどが取れて滑らかなプリン液になります。
(面倒でしたら省略しても構いません(^_-)-☆)
氷水の入ったボールに当てて一気に冷やします。
※特に夏場は中途半端な温度が一番傷みやすいので、早く冷ますことで、そうした心配も防げますし、暑いままのプリン液を冷蔵庫に入れると周りの食材も温めてしまいますので、冷蔵庫の節電にも◎です。
カラメルソースを入れて置いたグラスなどに冷ましたプリン液を入れて、冷蔵庫で冷やし固めます。
生クリームは泡立て済みの市販のものを使えば手軽です♪
泡立てて使う場合は、ボールに生クリームと砂糖15gを入れてハンドミキサーで絞れる固さになるまで泡立てます。
写真は8分立て程度。泡だて器(ハンドミキサーの)で持ちあげたときにちょんと角が立つ感じです。
板チョコをティースプーンなどで表面を削るようにすると「チョコレートコポ」ができます。
使うまで夏場は冷蔵庫に入れて置き、使うときにかけます。
この作業は簡単ですが、面倒な場合はココアパウダーをかけてもOKですよ。
星口金をセットした絞り袋に生クリームを入れて上に絞り、チョコレートコポをかけて完成ヾ(^▽^)ノ
鍋についたカラメルソースが落ちやすくなることと、カラメルソースが牛乳にも溶け、キャラメル風味もついたコーヒープリンになるので、一石二鳥の方法です(笑)
そのままでもおいしいのですが、生クリームとチョコレートコポをのせると、カフェのドリンクのようなお味がプリンで楽しめます♪
火にかけることと、氷水で急速に冷ますこと。この二点はちょっと面倒に感じるかもしれませんが、殺菌と40℃程度の菌が好む温度を素早く過ぎるためと冷蔵庫のためにも、おうちで安心しておいしいものを提供するための大切な作業です。
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