ちなみに、お姉ちゃんである長女はお片づけが得意。小さなオーガナイザーと呼ばれています。
彼女は必要なものしか置かない、効率重視タイプ。
中学生になった時点で、一人でいらないものをさっさと選び、更に手放しました。(私は失業)
長女のレクチャーに沿って、机周りのもの全部出し、ものを分ける作業に入りました。
長女:「必要なものだけ選んで!」
次女:「全部いる...」
長女:「そしたら、すっきりなんて無理よ!いるものだけ選んで!!」厳しい態度で臨みます。
次女:「だって...全部いるもん...」
長女:「これはいらんでしょ!これも!!使わんものいっぱいあるじゃん!!!」
イラっときた長女は、いらないと思われるものを集め始めました。
次女:「やめてー!!全部いるのー!!捨てんでー!!!」
でもこれって、お母さんが子どものスペースを片付けようとするとき、よくある光景ですよね。
こちらはAfterの写真。
Beforeではないんですよ...。
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次女は、自分の元にやってきたものたちをこよなく愛し、どれも手元から離したくないと願う
「全部とっとく星人」。
これまでのお片づけ作業では、
・大好きなもの
・時々いるもの
・いらないかも
の3つにものを分け、「時々いるもの」は箱に入れたり紙袋に入れて、別の場所に置いておきました。
「やっぱりいる!」と思ったときそこから取り出すことができるので、
安心して分けることがでるようになるのです。
今は判断できなくても、半年過ぎた頃にはその中から「いらない」と判断できるものの出てくるものです。
本人が「まだいる!」というものを無理やり捨てようとすると、お片づけが嫌いになってしまうのです。
今、ちいさな子ども部屋は、スッキリ&ぐちゃぐちゃが混在する不思議な空間。
まずは、次女の心が落ち着く日を待つことにしましょう。
「キレイはうつる!」
お姉ちゃんのスッキリ空間を見ていれば、いつかまたキレイにしたくなる日が来るものです。
お片づけが苦手な子は、「モノとお別れするのが辛い」と思っている場合があります。
勝手にものを捨てられると、自分自身もそんな風に扱われているように感じて、傷つくこともあるようです。
「どうしても取っておきたい!」という場合は、
そのモノについての想いや、エピソードをじっくり聞いてみてはいかがですか?
自分が大事にしているモノに注目してもらえたり、話を聞いてもらえるだけで、気持ちが満たされることもあるのです。
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