でも「ご飯って熱いうちに冷凍保存したほうが美味しい」って聞きますよね。
というのもご飯の湯気からお米の水分は失われていっているのです。
ですから熱いうちに保存してしまったほうが旨味が逃げず、冷凍ご飯でも美味しく頂くことが出来るんですよ。
「確かにそうだけど電気代が・・・」と思うところですよね。
「熱いままのご飯を電気代を節電しながら冷凍保存すること」って出来ないものでしょうか?
というわけで実験してみましたよ。
「熱いままのご飯をタッパーに入れ周囲には何もおかずに冷凍保存した場合」と、「平らにラップで包んで冷凍した場合」の2通りで実験してみました。
しっかりとワットチェッカーで計測しましたよ。
さあ、結果は如何に・・・
まず「タッパーに入れて周囲に何も置かないで保存した場合」の消費電力量は「9時間で0.59kWh」となりました。
これに電力量単価27円をかけますと、「0.59kWh×27円=15.93円」。
なんと「15.9円」と先程よりも電気代が安くなっています。
では次に「ラップで平らに包んだ場合」の消費電力は「9時間で0.62kWh」という結果になりました。
これに27円をかけますと「0.62kWh×27円=16.74円」。
上記のタッパー保存時よりも電気代はやや高いですが、それでも始めの保存方法よりも電気代を節約できていますね。
では次に、「ご飯を冷ましてから冷凍した場合の電気料金」を見てみましょう。
ここでは「熱々のご飯を15分ほど冷ましてから冷凍」しています。
ご飯の温度は「約40℃」で、こちらも9時間冷凍した際の消費電力量をワットチェッカーで計測しています。
結果はと言いますと、「消費電力量は0.6kWh」となりました。
熱々のまま冷凍した場合は「0.73kWh」でしたから、冷ましてからのほうが消費電力量を抑えられていますね。
電気代は「0.6kWh×27円=16.2円」と「約3円も電気代が安く」なっています。
以上のように、ご飯は熱々のままよりも冷やしてから冷凍するほうが電気代を節約することが出来ます。
どうしても熱いまま冷凍したい場合は「冷蔵庫内を綺麗にしたり」「余計なものを置かない」「平らに包む」といった工夫を忘れずすると良いですよ。
また、冷蔵庫にものを詰め込み過ぎないように気をつけることです。
物がたくさん入った状態ですと、効率よく庫内を冷やすき事ができず、無駄に電気代がかかってしまいます。
普段から整理整頓をこことがけておくと良いですよ。
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