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ご飯を熱いうちに冷凍したら電気代は高くなるの?

ご飯を熱いうちに冷凍したら電気代は高くなるの?
投稿日: 2016年5月2日 更新日: 2017年3月6日
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タイナビスイッチでは、電力自由化に伴う、電気料金プランの比較サービ...
「熱いまま冷凍庫に入れたら無駄な電気代が掛かりそう」と心配になった事は一度はあると思います。
心配されてか「ご飯は冷えてから冷凍保存する」という方も多いようです。
ご飯は「熱いまま冷凍保存する」のと「冷えてから保存する」のとでは電気代は違うのでしょうか?
今回はご飯を冷凍保存する際の電気代について解説していきますね。

【ご飯を熱いまま冷凍した場合の電気代は?】

では「ご飯を熱いまま冷凍した場合の電気代」はいくらになるのか見てみましょう。
ここでは「炊きあがったご飯を熱いままタッパーに入れて冷凍した時の電気代」を紹介します。
ご飯の量は「2合」で、ワットチェッカーで電気代を計測してみましたよ。
ご飯の温度は約70℃でそのまま冷凍保存しますと、9時間冷凍した際の消費電力量は、「約0.73kWh」となりました。
これに電力量単価をかければ、「熱いままでのご飯を冷凍するのにかかった電気代」を出すことが出来ます。
電力量単価は「27円」で計算しますね。
「0.73kWh×27円=19.71円」
熱いままのご飯を9時間かけて冷凍した場合の電気代は「約19.71円」という結果になりました。
どうでしょうか?
これを高いと見るかやすいと見るかは人それぞれかと思いますが、ご飯を冷凍保存するだけでも意外と電気代はかかりますね。

タッパーとラップでの保存!どっちが電気代が安い!

タッパーとラップでの保存!どっちが電気代が安い!

でも「ご飯って熱いうちに冷凍保存したほうが美味しい」って聞きますよね。
というのもご飯の湯気からお米の水分は失われていっているのです。
ですから熱いうちに保存してしまったほうが旨味が逃げず、冷凍ご飯でも美味しく頂くことが出来るんですよ。
「確かにそうだけど電気代が・・・」と思うところですよね。
「熱いままのご飯を電気代を節電しながら冷凍保存すること」って出来ないものでしょうか?
というわけで実験してみましたよ。
「熱いままのご飯をタッパーに入れ周囲には何もおかずに冷凍保存した場合」と、「平らにラップで包んで冷凍した場合」の2通りで実験してみました。
しっかりとワットチェッカーで計測しましたよ。
さあ、結果は如何に・・・
まず「タッパーに入れて周囲に何も置かないで保存した場合」の消費電力量は「9時間で0.59kWh」となりました。
これに電力量単価27円をかけますと、「0.59kWh×27円=15.93円」。
なんと「15.9円」と先程よりも電気代が安くなっています。

ラップに包んだ場合の消費電力は?

ラップに包んだ場合の消費電力は?

では次に「ラップで平らに包んだ場合」の消費電力は「9時間で0.62kWh」という結果になりました。
これに27円をかけますと「0.62kWh×27円=16.74円」。
上記のタッパー保存時よりも電気代はやや高いですが、それでも始めの保存方法よりも電気代を節約できていますね。

ご飯を冷ましてから冷凍すると電気代はいくら?

ご飯を冷ましてから冷凍すると電気代はいくら?

では次に、「ご飯を冷ましてから冷凍した場合の電気料金」を見てみましょう。
ここでは「熱々のご飯を15分ほど冷ましてから冷凍」しています。
ご飯の温度は「約40℃」で、こちらも9時間冷凍した際の消費電力量をワットチェッカーで計測しています。
結果はと言いますと、「消費電力量は0.6kWh」となりました。
熱々のまま冷凍した場合は「0.73kWh」でしたから、冷ましてからのほうが消費電力量を抑えられていますね。
電気代は「0.6kWh×27円=16.2円」と「約3円も電気代が安く」なっています。

冷蔵庫内のこまめな整頓や掃除も節電につながる!

冷蔵庫内のこまめな整頓や掃除も節電につながる!

以上のように、ご飯は熱々のままよりも冷やしてから冷凍するほうが電気代を節約することが出来ます。
どうしても熱いまま冷凍したい場合は「冷蔵庫内を綺麗にしたり」「余計なものを置かない」「平らに包む」といった工夫を忘れずすると良いですよ。
また、冷蔵庫にものを詰め込み過ぎないように気をつけることです。
物がたくさん入った状態ですと、効率よく庫内を冷やすき事ができず、無駄に電気代がかかってしまいます。
普段から整理整頓をこことがけておくと良いですよ。



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