哺乳瓶
ミルク育児を選択した場合、まず最初に哺乳瓶が必要になります。退院時に哺乳瓶をプレゼントしてくれる産院もありますが、自分でも最低1つは用意しておきましょう。何かの拍子に使っている哺乳瓶が使用出来ない事態になった時にも安心です。
乳首の替え
哺乳瓶に付属している乳首は使っているうちに穴が広がり、ミルクが大量に出過ぎてしまったりなどして赤ちゃんが苦しくなってしまう事があります。1人1人吸う力も変わってくるので、その子に合った乳首を用意してあげる必要があります。
ヤカン、またはポット
授乳時間のたびにヤカンでお湯を沸かすという作業は、ガス代や電気代が上がってしまう上に、時間がかかるという難点があります。電気ポットの場合は沸かす手間が無い分ヤカンよりは楽ですが、常時電力を使っている状態となります。
水筒
湯冷ましを入れる用の水筒です。これがあるのと無いのとでは大変さの度合いが天と地程に変わってきます。
哺乳瓶の洗浄ブラシ
専用のものの方が圧倒的に洗いやすいです。
哺乳瓶の消毒液
哺乳瓶の消毒は熱湯消毒でも良いですし、つけおきタイプの消毒液でも良く、熱湯消毒の場合はガス代や電気代がかかり、消毒液の場合は商品代金がかかってきます。
ミルク
9ヶ月以前の間は1缶(大缶)安くて1800円~高いものになると4000円程です。
母乳を出るようにする為に欠かせないのが乳栓取り除きと乳管開通、そして母乳マッサージです。これが出来ていないと母乳が出ないどころか乳腺が詰まって痛い思いをすることになります。
【母乳の出る仕組み】
女性の乳房は乳頭から乳腺が放射状に15本~20本程並んでいて、その周りの脂肪組織は乳腺を保護する役割があります。乳腺組織は多数の〈小葉〉に枝分かれしていて、小葉同士は乳管という管でお互いにつながっています。
そして授乳期に入ると小葉で母乳を作り、乳管を通って〈乳管洞〉と呼ばれる所に溜まっていくのです。乳管洞に溜まった母乳が赤ちゃんの吸引によって刺激されることで、乳頭から母乳が出る仕組みとなっているわけです。
【乳栓取り除き】
乳栓とは乳頭に見える1ミリ程の塊で、母乳の出口をしっかり塞いでしまうものです。
これは妊娠後期に入ったらニキビを取るときのような感じで乳頭を摘んで絞り出すようにすると出てくる場合や、授乳時に赤ちゃんが吸い出してくれる場合があります。
また、乳管が開通され母乳の通りが良くなると自然に取れる時もあります。
【乳管開通】
乳管にカスや脂肪が詰まっていると、母乳の通りが悪くなってしまうので、詰まりをとって母乳の通り道を作ってあげなければいけません。
乳管の詰まりを確認する方法は、乳輪を摘んだ時にゴリゴリしてたり、少しでも摘んだ以上に痛い感じがしたら、部分的に詰まっている状態です。
もし詰まっているようなら、親指、人差し指、中指の3本で乳輪から乳頭にかけて包み込むように持ち、つまんだままひねりながらひっぱり指を離す動作を繰り返します。
詰まりが確認された場合は乳輪から乳頭部分を色んな方向から優しく揉みほぐしていくうちに徐々に詰まりが解消されていきます。赤ちゃんに吸ってもらいながら詰まり部分を揉みほぐすのも効果的です。
【母乳マッサージ】
両手で乳房を持ち上げるような動きを数回繰り返します。左の乳房を右手で横から覆うように包みます。この状態のまま左手で乳房を包んだ右手ごと胸の中心に軽く押し出すような動作を3回ほど繰り返し、反対側の乳房も同じ動作をします。
上記のマッサージを横から、上から、下からと様々な角度からおこなっていきます。コツとしては胸板に張り付いた乳房を引き剥がすようなイメージと、押し出す手の動きに合わせて母乳が流れ出てゆくイメージが重要です。
母乳をよく出す食べ物といえば和食が1番でしょう。和食と言っても昔はおもちは母乳をよく出すと言われていましたが、それは今のように食べ物が豊富ではない時代のこと。
栄養をとることが困難ではない昨今だと、おばあさん世代で言われていたものをそのまま取り入れた場合、母乳が詰まり乳腺炎を起こしてしまうことがあります。
基本、和食というものは余分な脂肪分が少なく、冬野菜や根菜類を使っているものが多いので、身体を温め、かつ血液をサラサラにするのに適した食事となります。
母乳は血液から出来ているので、こうした食事を摂ることで良質な母乳を豊富に作ることにつながります。
完全母乳の方が絶対に良い!ということでは決してなく、お母さんの生活スタイルに合わせて変えていくのが赤ちゃんにとっても1番ベストです。
小さな赤ちゃん1人増えるだけで驚くほど電気代などの光熱費やその他もろもろに出費が増えていくので、少しでも節約したいというお母さんは是非参考になさってみてくださいね。
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