では実際に計算してみましょう。
まず「デスクトップパソコンを1日3時間使用した場合の電気代」です。
100W÷1000×3時間×25.91円=7.773円。
デスクトップパソコンを3時間使用した場合の1日の電気代は7.773円となります。
1時間あたり2.591円、1ヶ月ですと233円の電気料金がかかる計算になります。
1日中つけっぱなしでも約62円と安いですね。
では次にノートパソコンで計算してみましょう。
なおここでの「ノートパソコンの消費電力は25W、待機電力を0.7W」とします。
25W÷1000×3時間×25.91=1.94325円
ノートパソコンを3時間使用した場合の1日の電気代は約1.9円となります。
1時間あたり0.64円、1ヶ月あたり約58円の電気代がかかる計算になります。
「ノートパソコンのほうがデスクトップパソコンより電気代がかからない」ことが分かりましたね。
使い方次第では電気代が高くなるパソコン、逆も然りで使い方次第で節約することだって可能なんですよ。
パソコンはこまめにシャットダウンする方もいればスリープ状態にしておくという方もいます。
これって実際はどっちが良いんでしょうか?
【シャットダウンとスリープ状態!どっちが節約になる?】
パソコンは起動時に最も電力を消費すると説明しました。
「じゃあシャットダウンしないほうが良いんだね」と思うところですが、実は一概にはそうとも言えないんです。
これは一時的に利用しない時間によって分かれます。
目安は「90分」と言われており、「使い終わってから90分以内にまた使う場合はスリープ状態」「90分以上あける場合はシャットダウンの方が消費電力量が低い」ことがマイクロソフトの調査で分かっているんですよ。
パソコンにとって「熱」は天敵です。
パソコン内部の熱が上昇してしまうと電気代がかさんでしまいます。
パソコン内部には冷却ファンが内蔵されていますが、パソコン本体周りに物を置きすぎているとパソコン周辺の空間に熱がこもってしまいやすく冷却ファンの効果を発揮できません。
電気代が余計にかかるだけでなくパソコンの寿命も縮んでしまいます。
空気の逃げ道が出来るように配置することで改善が期待できますので試してみてくださいね。
また、パソコンの本体裏側にある通気口にホコリがたまってしまいますと、風通しが悪くなってしまいます。
定期的にパソコンの掃除することも節電に繋がります。
【電気料金プランの見直しも大切!】
電気料金プランによってもパソコンの電気代を安く抑えることが可能です。
プランごとに時間帯によって電気料金の単価が大きく異なります。
例えば夜の電気料金の単価が安いプランを選んだ場合、毎日夜のみ長時間パソコンを使ったとしても、電気代は日中の半分の料金で済ませることができます。
他にも電気を使う時間帯を夜に集中させれば全体的な電気料金を安くすることが出きますよ。
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