そこで今回は、クリーニングに出す合間や、忙しくてクリーニングに出せなかった時などに、簡単にコートのエリ・袖の汚れをキレイに落とせるプチクリーニングをご紹介します。かかる時間はたったの15分。大好きなトレンチコートで女子力をダウンさせないためにも、さっそくチャレンジしてみて!
※汚れがひどい時や時間が経過している場合は、取りきれない場合があります。
【クリーニング前の準備】
プチクリーニングをする前に、まずは衣類の取扱い絵表示をチェック。絵表示の下に「水洗いは絶対にお避けください」と書いてある場合、また、素材が絹・レーヨン・キュプラ、皮革の場合は、プチクリーニングはできません。
それ以外の場合は、次のStep1に進みましょう。
【Step1】洗剤液をつくり、目立たない場所で試す
おしゃれ着用洗剤(アクロン)を洗面器に溶かして、洗剤液をつくります(水4Lに10ml程度)。汚れがひどい場合は、洗剤液を濃い目に(水4Lにキャップ1杯程度。約40ml)。ハンドタオルを小さく折りたたみ、その端に洗剤液をつけて、かたく絞ります。そのタオルでコートの裏の目立たない部分をたたき、色落ちしないか確認しましょう。
【Step2】エリ汚れに洗剤をつけて、裏からたたく
大きめのタオルの上にコートのエリを置いたら、Step1のハンドタオルで、汚れの部分に洗剤液をつけます。コートを裏返して、エリの裏側から乾いたハンドタオルでたたき、汚れを下のタオルにうつします。水をつけすぎるとシワがよることがあるのでご注意を。
【Step3】水をつけて裏からたたき、洗剤液を落とす
もう一度コートを表に返して、水をつけてかたく絞ったタオルで、エリ部分に水をつけます。そのあと裏返し、乾いたタオルでエリの裏から軽くたたきます。この動作を2回程度繰り返し、洗剤分を衣類に残さないようにします。
【Step4】水分をとったあと自然乾燥させる
乾いたタオルでエリ表面の水分をとったあと、ハンガーにかけて自然乾燥させます。このとき、アイロンやドライヤーで乾かすのはNG! 輪ジミになったり、シミが落ちにくくなる原因になります。早く着たいからと焦らずに、しっかり自然に乾かすのがポイントです。
袖のプチクリーニングも、エリと同じ方法で行うことができます。
1. 輪ジミをぼかす
輪ジミの部分に霧吹きで軽くスプレーし、シミをぼかします。注意したいのは、汚れている部分だけを濡らすようにすることと、シワを防ぐために水をつけすぎないこと。ガンコな輪ジミには、水をつけたタオルでシミ部分をたたくのも効果的です。
2. 水分を吸い取る
そのあとは、乾いたタオルでしっかりと水分を吸い取ります。
3. 自然乾燥させる
手ではさんで“手アイロン”をしたあと、自然乾燥させましょう。プチクリーニングと同様、ドライヤーやアイロンはNGです。
いかがでしたか? いつもエリ・袖汚れのない清潔感のあるコートを着こなしていれば、好感度も女子力もさらにUPするはず! そのためにも、さっそく今日からプチクリーニングを始めてみませんか?
トレンチコートのプチクリーニングには、アクロンがオススメです!
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