ニット類はバッグや袖、椅子などとこすれると、毛玉ができるのが難点。特にロングカーディガンは丈が長いので、毛玉ができる面積も大きく、着古した印象になりがちです。
そこで、毛玉は「できる前に予防する」ことが大切。おしゃれ着用洗剤(アクロン)を使ってこまめにお洗濯することで、素材のすべりが良くなり、毛玉を防ぐことができます。
洗う時は、汚れが気になるすそやえり、袖口が外側になるようにたたんでネットに入れ、洗濯機の手洗いコースまたはドライコース、もしくは手洗いで洗濯します。
「ロングカーディガンを洗ったら、買った時とシルエットが変わっちゃった! 」そんな経験はありませんか? たとえばこんな失敗例が。
【失敗例1】濡れた重みで袖・丈が伸びてしまった状態がこちら。完全にフォルムが変わってしまっていますね。
【失敗例2】これはかなりありがちな失敗です。ハンガーにかけて干したら、肩の部分にハンガーの跡が!こうなると、あとからアイロンをかけてもきれいに戻りません。
【失敗例3】裾やポケットがヨレてビロビロ…!これではまるで着古した洋服のようですね。
型くずれやしわを予防するには、手のひらでたたくなどして形を整えてから、日陰に平干しするのが正解。平干しネットがない場合は、大きめのバスタオルを敷き、その上に平らに広げて干します。
また、写真のようにハンガーを3本使って“M 字干し”するのもおすすめ。
その時はこんなふうに、ハンガーにタオルを巻いておくとすべり止めになり、ハンガー跡がつくのも防げます。
一方、フリンジのついたトップスは、どのように洗濯をしたらいいのでしょうか?
毛糸のフリンジはからまりやすく、写真のように一度からまってしまうとほどくのも大変!フリンジつきのポンチョなどを洗濯機から出した時、ぐちゃぐちゃになっていてがっかりした人も少なくないのでは?
そうならないために、洗濯機で洗う時は、まずフリンジ部分を内側に折り込んでたたみます。
その上で洗濯ネットに入れてから、手洗いコースまたはドライコースで洗うのが鉄則!
しわを防ぐため、脱水後はすぐに取り出して、干す前に全体を手の平でやさしくたたきましょう。
フリンジ部分のからまりは、この段階で手でほぐすのがポイント。乾いたあとにまだからまりが気になる場合は、フリンジの根本から先に向かってスチームアイロンをかけます。
いかかでしたか?
洗う時や干す時のちょっとしたコツさえおさえておけば、お洗濯が難しそうなトレンドアイテムでも、買った時のようなシルエットを長く楽しむことができますよ!
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