藤原美智子さんは、「直感力」の人。これまでのキャリアも、直感で選び取ってきたといいます。そんな藤原さん直伝の、直感力アップの方法はとてもシンプル。
1.A4の白い紙を10枚用意します。
2.その紙に手書きで、「自分がやりたいこと」をたくさん書いていきます。A4用紙10枚、全部が埋まるくらい書き出します。
3.書くことがなくなって、悩みながら書いているあたりからが「本当にやりたいこと」。最初に書いた内容ではなく、後半に書いたことに注目しましょう。
書き出していると、最初のうちは、今の自分のキャリアや周りの評価や期待、見栄などが影響して、「本当にやりたいこと」はなかなか出てこない、と藤原さん。
でも、A4用紙10枚を埋めるとなると大量に出すことになるため、書くことがなくなったあたりから、外部環境に左右されない自分の心が表れてくるのだそうです。
そして、「やりたいこと」を実現するためにはしっかり周りに伝えていくことが大事。「私はこうなんです!とアピールしないと、上司や相手には伝わらないわよ」と藤原さんは語ります。
若いころはがむしゃらに働いていたという藤原美智子さん。「午前2時前に寝ちゃだめだと思っていた」ほどでしたが、少しずつ切り替え、今では完全に朝型生活をしているといいます。
「夜型生活が続いたある日、深夜に書いた原稿を見直したら、疲れが原稿に表れていたの」と藤原さん。そこで、自分が幸福にならないとだめだ!と気づいたそうです。
そんな藤原さんが実践している、「自分を幸福にする生活のポイント」をご紹介。
1.早起きして、朝日を浴びる。
「朝日を浴びると、幸福度が増す気がする」と藤原さん。今では5時起きの生活が定着しているといいます。
2.食事のバランスを意識する。
「食事を抜くなどバランスが崩れると不幸になる」と語る藤原さん。健康的な食生活をし始めてから、仕事現場の雰囲気がまるくなった、と周囲の人に言われるようになったそう。
3.ストレッチは欠かさずに。
ヘアメイクアップアーティストという仕事柄、身体がゆがみやすいこともあり、ストレッチをしているという藤原さん。「身体がほぐれると、気持ちがラクになるの」と語ります。
「時差ごはん」問題に悩まされている女性としては、健康的な生活をしたくても難しい…というのがつらいところ。
そんな私たちも今日から取り入れられる食事のポイントを、藤原美智子さんがアドバイスしてくれました。
1.夜遅く食べるときは、なるべく消化によいものを。
「夜は内蔵を休めないといけないので、本当は寝る間際に食べるのはよくないけれど…」と藤原さん。遅い時間になってしまうときは、肉などがっつり食べるのは避け、なるべく軽くて消化にいいものを選ぶそうです。
2.毎日同じものを食べるのではなく、3−4日同じ食材を食べたら違うものに切り替えよう
「いくら旬のものや、身体にいいとされているものでも、そればかり食べるのはNG」と藤原さん。一回の食事で多品目を食べられなくても、日によって食べる食材を変えるのがよい、といいます。
3.市販のおかずに、美容によい食材をプラスオン
例えば、コンビニで買ったサラダにアボカドを追加するなど、美容によいと言われる食材をプラスする工夫をするといい、と藤原さん。
できることから始めて、「長く、美しく、楽しく」働く女性を目指したいものですね。
ラ・ドンナ主宰。ヘア・メイクアップアーティスト/ライフスタイルデザイナー。多くの雑誌や広告撮影のヘアメイク、執筆、化粧品関連のアドバイザー、講演、TV出演等で幅広く活躍している。また美容だけではなく、近年は栄養コンサルタントの資格を取得し、食や健康、装い、暮らし、生き方などライフスタイル全般を提案。
Instagram:@michiko.life
プロフィール写真 by Kentaro Kambe
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます