ケイコとマナブ.netの「習っている・習わせたい お稽古ランキング2015」では、未就学児に人気の習い事はスイミング。次いで、英語・英会話、体操と続きます。では未就園児はというと、同じくケイコとマナブ.netの「習い事、いつから始めた?」のページを見ると、水泳は3歳がピーク、英語・英会話も3歳がピークなものの、0歳~2歳で通い始めたというシェアも高く、体操・リトミックは2歳がピークとなっています。特にリトミックでは「赤ちゃん用のクラスが充実」「情操教育として」といった理由で2歳以下から通い始める子も多く、未就園児に人気の習い事と言えそうです。
習い事の数や種類にもよりますが、未就園児にかける習い事の一般的な費用は月々5,000円から1万円くらいというご家庭が主流のよう。「いろいろ体験させてあげたいけど、費用はそんなに掛けられない」というご家庭におすすめしたいのが、公共のスポーツセンターや体育館、生涯学習センターなど各エリアの自治体で開催している習い事です。
東京・中央区の総合スポーツセンターでは、今人気の「ハワイアンリトミック」が0歳から受講でき、静岡市の生涯学習センターでは、1期10回前後3000円程度で受けられる「親子体操教室」や、全3回1組3000円の「親子お料理教室」など親子で楽しめる講座もあります。
また、東京・千代田区の公共施設では、児童館で週1回30分の未就園児向け英語イベントが無料で催されていて、スポーツセンターでも、対象は未就学児からですが「キッズダンス」「親子水泳教室」など格安で習える講座も。2015年夏、神戸市では、気管支ぜん息治療中の3歳から小学校6年生までの児童とその保護者を対象に、医師による「ぜん息と運動」に関する講話に参加した後に、スポーツクラブで利用できる上限税込1万円分の受講補助券がもらえるという企画もありました。
1回完結のものから本格的なものまでさまざまですが、3か月や6か月のワンシーズンでいったん終了、新たに定員を募集するというシステムが多く、継続することも辞めることも気軽にできるというのも魅力です。事前申込み制ばかりではなく、単発のイベントなら多くの公共施設で随時行われているようです。イベントなら、月謝ではなく1回ごとに費用を支払うことも多いので、子供が急に熱を出した時など助かりますね。お住まいのエリアの情報収集をして賢く利用したいですね。
まずはお住まいの区役所や市役所のサイトを見てみましょう。たいていのサイトで「子育て・教育」というカテゴリーがあります。そこから児童館の情報や、近隣の保育園・幼稚園でやっているイベント情報を見つけてみましょう。イベントチラシがPDFファイルとして上がっている場合は、少し手間ですがダウンロードして見ることも可能です。
身近なところでは、実際に児童館に足を運ぶと、その児童館でその月に何が行われるのか、カレンダーになっているチラシがあったり、別のエリアの児童館のイベント告知が貼られていたり、児童館だけでなく、子育てに関するあらゆるイベントのチラシが置いてあるところも多いので、興味のあるものをもらってくるのも効率的ですね。コストを抑えながらお手軽に通える自治体主催の習い事!まずは体験してみませんか?
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