ママのスーツ選びはキャサリン妃&◯◯さまがお手本……!?

ママのスーツ選びはキャサリン妃&◯◯さまがお手本……!?
投稿日: 2015年9月20日 更新日: 2017年10月27日
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入園・入学式、お受験や仕事の面接、子どもの習い事の発表会や付き添い……などなど、ここぞ! というシチュエーションって意外と多いものですよね。こんなとき、「すてきなママ❤」って思われるお洋服って、どんなもの? ママ世代が知っておくべき! フォーマル服についてのお話です。

万能選手は、やっぱりスーツ

 ふだん着るのはカジュアルばかり、というママ世代にとって、“ハレの日”服選びは難しいもの。ここぞ、というときにこそ「きちんとしたママ」という印象を残したいけど……「ワンピースなども人気のアイテムですが、いくつかのシチュエーションで着る予定があるなら、自分のなかで『定番』と思えるスーツを一着、持っておくのがおすすめです」と言うのは、ママ世代のスタイリングも得意なスタイリスト/仲田佐知子さん。やはり、万能なのはスーツ!

重視したいのは華やかさ? 面接でのきちんと感?

重視したいのは華やかさ? 面接でのきちんと感?

 ただし、スーツにだっていろいろあります。入学式に着るなら華やぎが欲しいし、面接や面談を控えているなら、ちょっとくらいお地味でも、なによりきちんと感を重視したい――。先々の予定を頭に思い浮かべ、自分にとっていちばん重要な行事を優先して、自分なりの「定番」を決めるのがベスト、ということ。
「お受験抜きの華やか&きちんとシーンが多い人は、甘めテイストが人気のツイード素材のノーカラースーツなどはおすすめ。でも、いわゆる“お受験”を主眼において選びたいなら、ツイードはカジュアル過ぎです。衿があって、中に着用したブラウスも見えず、体のラインもくっきりしない、“ほどよい”シルエットのジャケットスーツを選ぶべき」

(写真)ネイビー単色で織られたごく上品なツイードのノーカラージャケット+フレアスカート。同素材のパンツ(別売り)もあり。
●ジャケット16,000円+税、スカート8,800円+税/以上 ディ スティル(ブルー エ グリージオ バイ ユニバーサルランゲージ たまプラーザ テラス店) バッグ(サブバッグ付き)7,000円+税、パンプス7,000円+税/以上 コムサイズム(ファイブフォックス) 

お受験ママなら迷わずコチラ

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(写真)お受験アイテムを集めた専門店提案のステンカラースーツ。
●スーツ(ジャケット&スカート)40,114円、バッグ(ショルダーストラップ付き)19,440円、パンプス3,500円/以上 ハッピークローバー

コスパ絶大なのは・・・

コスパ絶大なのは・・・

 また、もっともっと幅広いシーンで使いたい! という人には「なるべくベーシックなテーラードスーツに勝るものなし」と仲田さん。

「最近は1つボタンでほどよい着丈のジャケットが主流ですが、デニムやカジュアルなパンツ等を主役にしたラフなコーデに合わせると、着こなしがランクアップ。スカートは、カジュアルなカットソーなどとも合わせて楽しめますよ」
 つまり。ベーシックなテーラードなら、ジャケットもボトムスも単品で着回しやすく、お得感も抜群! ってこと。

(写真)シャドーストライプが上品。ミニマルだけれど美しいシルエットのテーラードスーツ。ウォッシャブルなのもうれしい!
●ジャケット19,000円+税、フレアスカート8,800円+税、ブラウス7,800円+税、バッグ(キーチャーム、ショルダーストラップ付き)5,800円+税、パンプス11,000円+税/以上 ザ・スーツカンパニー 新宿本店

ふだんも着回したいママ向け 

ふだんも着回したいママ向け 

(写真)ベーシックなテーラードスーツのジャケットは、ごくカジュアルなアイテムと合わせると一気にこなれ感が。カジュアルコーデにさらっと羽織ってコーデをランクアップさせるのに便利です。ショッピングやヘアサロンなど、おしゃれを意識したいシーンでお役立ち!
●ジャケット/上と同じ カットソー15,000円+税/ノーリーズ(ノーリーズ銀座本店) パンツ15,000円+税/ユニバーサルランゲージ 渋谷店 ハット2,900円+税、クラッチバッグ3,900円+税/以上 ロペピクニック パサージュ パンプス14,800円+税/WASH(WASH ららぽーと TOKYO-BAY店)

ママ世代のスーツ選びの6カ条――

 ちなみに、スーツのタイプが目的に合ってさえいればOK……というわけでもないんです。上品さやきちんと感を重視したいスーツをいざ、選ぶときは、「イギリスのキャサリン妃や皇室の佳子さまをイメージするとわかりやすいかも」と言うのは、「THE SUIT COMPANY」等で商品企画を担当する吉田直美さん。
 最後に、ママ世代の「きちんとスーツ」選び/基本の6カ条をチェック。

基本の6カ条をチェックしましょう

基本の6カ条をチェックしましょう

1 落ち着いたカラー。基本はネイビー!
 ベージュはやさしげ。そして黒やグレーも多くのシチュエーションに対応しますが、強い印象も。上品な印象でだれにも好感をもたれやすく、“喪”以外のすべてのシーンに対応するのは、ネイビー! 日本人の肌色にも好相性❤

2 衿や胸のはだけ感は厳禁。Vゾーンは開きすぎないものを。
3 上品な丈感がマスト。スカートは膝丈、袖は手の甲にかかる丈。
4 ゆるくてもダメ、かといってぴっちりセクシーもダメダメ!
 シルエットや丈感、サイズ感は「上品か」どうかを印象づける、実はいちばん大きな要素。ゆるいとだらしなく見えるし、おじぎをしたりかがんだときに胸元が見えそうになる・座ると丈が上がる・そしてしわが入ったりするものは、いらぬセクシーさを演出してしまいます。

5 ニュアンスある素材感は好印象。
 さまざまな素材のなかでも、シャドーストライプなど、織りでニュアンスを加えた生地は上質に見える傾向が。最近では家庭で洗えるウォッシャブルタイプのスーツも多く、お手入れのしやすさもうれしいかぎり!

6 ボトムは2種類、買い♪
 そして――「着回し」を最優先するなら、スカート&パンツ、パンツ&ワンピースなど、ボトムを2種類買うと便利! 実際、ジャケット&ボトム1枚を買った人が、後日別のボトムを買いに戻るケースが多いそうですよ。

コツ・ポイント

『Como』2015年10月号(9月7日発売)内特集「ママのスーツ選び、これが正解!」より引用。「正解」スーツの役立つ着回し例や、合わせる小物ティップスなどもご紹介しています。
★『Como』は年間定期購読がお得です。http://www.fujisan.co.jp/product/941/ 


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