気象予報士の森田さんが示したのは衝撃的なデータ。
過去3年連続で「30年に一度の異常気象」が起きており、その確率は27,000分の1。
つまり、もう「異常」ではなく、新しい気候の時代に入っているということ。
気象庁も今年初めて「酷暑日」という言葉を作りましたが、40度以上の日が増えていることが、いかに異常かを示す証拠です。
では、どうしたらいいのか。森田さんによれば、第一に「自分の身は自分で守ること」。
こまめな水分補給とエアコンの適切な使用は基本ですが、森田さんが強調するのは、「いつでも逃げ込める環境を整えた上で活動する」という考え方です。
「この温度でこうなるってやばいなということがなんとなくわかるので、すぐ逃げられる場所、例えば必ずビルの近くで散歩もするんですよ。単独で暑いところに行って、そこで逃げるとこないっていう状況には絶対身を置かないようにしてますね。」とのこと。
この行動は、子どものお出かけ時に応用できそう!
公園に行く時は、すぐにビルやお店に入れる場所を選ぶ、時間帯を工夫するなど、事前の準備が重要です。
また、個人の努力だけでは救えない部分を補う仕組みとして、保険を活用するのも一つの手段で、実際にFWD生命保険では、熱中症になってしまった場合に使えるものとして、医療保険の特約に日帰り点滴給付金を提供するものがあるのだそう。
さらに「昨日大丈夫だったから今日も大丈夫」という正常性バイアスも危ない!と森田さん。
ここ何年か続く暑さへの「慣れ」は確かにあると感じますし、毎日の天候に応じた万全の行動が大切なのだなと改めて気づかされました。
冒頭で少しご紹介したFWD生命保険の調査結果によると、猛暑に不安を感じる人は8割以上。
ですが、その内訳として、猛暑で不安に感じるリスクを挙げてもらった結果、電気代の高騰が最も多く(56.2%)、熱中症(54.3%)を上回っていることがわかりました。
クーラー代、冷感グッズ、日傘といった対策費が積み重なり、家計を圧迫しているのが多くの人の実感だといえます。
しかし、熱中症で入院した場合の医療費と、クーラーの電気代を比較した分析では、電気代のほうが圧倒的に安いというデータが出ているんだとか!
つまり、「電気代がもったいないから…」とエアコンを控えるのは、最も割に合わない判断。予防的なエアコン使用は、家計防衛として最も合理的な選択です。
調査によると、猛暑をきっかけに健康や保険の重要性を感じた人は半数以上ですが、実際に対策を講じた人は少ない。多くの人が猛暑に「慣れた」と感じ、備えをおろそかにしていることも判明しています。
そこで大事なのが、各自で家族の弱点が何なのかを、問題が起きる前に事前に洗い出ししておくこと。
高齢者がいるのか、幼い子どもがいるのか、基礎疾患を持つ家族がいるのか。その人たちが最も影響を受けやすいのはどんな場面か。これを具体的に想定することが第一歩です。
今回お話を聞いて、今すぐにできる猛暑対策を3つまとめました。
1. 家族会議を開く
誰が、どんなときに猛暑の影響を受けやすいのかを話し合う。高齢者の過ごし方、子どもの活動時間などを具体的に洗い出す。
2. 弱点に合わせた備えを決める
毎日決まった時間に連絡を取る、外出時の時間帯を限定する、地域の見守りネットワークに登録するなど、各家庭のルール作り。水分補給用飲料、塩分補給食品、冷たいタオルを常備する場所も決めておく。
3. 環境改善を実行する
遮光カーテン、すだれ、断熱フィルムなど。これらはエアコンの効きを良くして電気代を下げます。
40℃時代を生き抜くには、「慣れ」に気をつけながら、地道にできる対策を実行していくことが大切。
「うちの弱点は何か」を家族でもぜひ話し合ってみてくださいね。
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