酢玉ねぎとは、お酢と玉ねぎを合わせたもののことで、どちらも健康に良いということはご存知だと思いますが、酢玉ねぎにすれば一度に両方の健康効果を得ることが!!
お酢・・・疲労回復効果
玉ねぎ・・・動脈硬化や高血圧の予防、食欲増進、不眠の解消、便秘の解消、コレステロールを減らす、中性脂肪を減らす etc.
これらの効果を一度に得られるのは嬉しい限りですよね♪また「酢タマネギ」の玉ねぎにはオリゴ糖が多いので腸に優しく、 お酢には内臓脂肪を減らす働きもあるため、相乗効果でダイエットも期待できそうです。
それでは早速作ってみましょう。
<材料>作りやすい分量
・玉ねぎ・・・1個(約200g)
・酢・・・大さじ5
・塩・・・少々
・ハチミツ・・・大さじ2.5
お酢は醸造酢なら何でも良いのですが、リンゴ酢は食べやすくなるのでオススメです!
1.玉ねぎの皮をむいて薄くスライスして、15分以上そのまま置いておきます。
この時、水にはさらさないようにして下さいね!
空気にさらすことで辛味を飛ばし、味と栄養成分を安定させます。ただ、あまり長くさらしすぎると苦味が強くなるので注意しましょう。
2.熱湯消毒した保存容器に1の玉ねぎとお酢を入れ、さらにハチミツも入れます。
3.ふたをした容器を冷蔵庫に入れ、2〜3日ほど寝かすと食べごろになり完成!
3日ほど寝かした酢玉ねぎは、寝かす前よりもかなりしなっとなり、酢の酸味が玉ねぎにしっかりしみ込んでいました。ただ、はちみつも入れたことでほんの少し甘みもありました。
ではこの完成した酢玉ねぎを使ったレシピを2品ご紹介しましょう。
<材料>(1人分)
トマト・・・1/2個
冷凍枝豆・・・10g
酢玉ねぎ・・・30g
黒こしょう・・・少々
<作り方>
1.ひと口大に切ったトマトと、茹でた枝豆をお皿に盛ります。
2.1の上にこんもり酢玉ねぎを乗せ、瓶に残ったお酢も大さじ1ほど上からかけ、最後に黒こしょうをふれば完成!
このサラダは酢玉ねぎをそのまま使ったレシピ。酢玉ねぎ自体にしっかり味がついているので、そのままかけただけでもドレッシング感覚で食べられます。酢玉ねぎの酸味がトマトと枝豆の甘みをより立たせてくれて美味しい☆しかもオイルが入っていないので通常のドレッシングよりもかなりヘルシーです。
もう1品は酢玉ねぎを料理に使ったレシピです。
材料は最後をご覧ください。
1.オリーブオイルでにんにく・ひき肉を炒め、白ワイン・酢玉ねぎ・トマトを加えます。
2.少し煮立てたらカレー粉・ウスターソース・ケチャップ加えてさらにひと煮立ちさせれば完成!
こちらはいつもの玉ねぎを酢玉ねぎに変えたレシピ。やはり、酢玉ねぎを入れたことで通常よりも酸味が出てきますが、逆に夏の暑い時期には酸味のお陰であっさり食べられて夏バテの時にも良いかも♪しかも健康効果もあるので一石二鳥な一品。
玉ねぎをスライスにして漬け汁に漬けておくだけで、ちょっとした副菜にも調味料にもなり、しかも健康効果たっぷりの「酢玉ねぎ」はかなりの万能食品。しかも最後に残ってしまいがちなお酢は、お魚やお肉の煮物、ドレッシング、酢めしなどに使え、無駄になりません。忙しかったり、疲れた時こそこの「酢玉ねぎ」のパワーを借りて元気にこの夏を乗り越えていきたいですね!
・「酢玉ねぎ」は健康効果のために1日50g程度を目安に摂りましょう。
・材料となる玉ねぎを選ぶ時のポイントは、よく乾燥していてツヤがあってずっしりと重いものを選びましょう。軽い玉ねぎは傷んで中に空洞ができている場合もあります。
・ドレッシングやタレとして使いたい場合はスライサーなどを使って極薄にスライスします。玉ねぎそのものを楽しみたい場合は包丁を使って少し厚めにカットする事をおすすめします。ただ、玉ねぎを厚く切る場合は漬け込む日数をもう1〜2日延ばしましょう。
・賞味期限は冷蔵保存で1週間ほど。
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