内閣府SIP「包摂的コミュニティプラットフォームの構築」シンポジウムでは、玉川学園の生徒代表による『みんなの違和館』の企画構想発表として、“未来の「ふつう」を創る”をテーマにしたプレゼンテーションが行われました。
社会に浸透した無自覚の偏見について問題提起し、10代女性の自殺率上昇との関連を指摘。
『みんなの違和館』展示の目的は、見えない偏見を可視化し、社会の当たり前を違和感へと変えることにあるといいます。
また今後の展望として、全国での『みんなの違和館』展示開催のための他校との連携と、「三つ子のたましいプロジェクト」を発表。
このプロジェクトは5〜8歳向けの絵本制作を通じて、価値観形成時期における偏見を減らすことが目的。
約7割の大人が幼少期に読んだ絵本の内容を覚えているという統計を根拠に、おとぎ話のようなファンタジックなストーリーで間接的に偏見について伝える絵本を制作中であることを報告しました。
『みんなの違和館』展示は、カラフルなカードに違和感を感じた言葉がわかりやすく書かれています。
「男の子だから、泣かないで」や、「女の子なのに理系なんだ!珍しいね!」といったジェンダーに関する学生さん視点の違和感が多く目に留まりましたが、「もう歳だからって本当?」という年齢で知らず知らずのうちに可能性を狭めてしまっていないか?と大人世代に刺さるものも。
また「夕食の心配をするのは私だけ?」といった家族に関する違和感や、「独りって寂しそうって本当かな?」といった生き方に関する違和感まで、多種多様な事柄があり、考えさせられる内容。
若い人からお年寄りまで、共感する無意識の偏見が集まっている展示となっていました。
当たり前に発した一言は、実は誰かにとっての当たり前ではないかもしれないことに気づかせてくれた、今回の『みんなの違和館』展示。
今後は東京 青山のITOCHU SDGs STUDIOにて、4/24(金)〜4/26(日)で展示が行われる予定があるそうなので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
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