通常の状態でもおいしい豆腐をさらに凍らせることでどんなメリットがあるのでしょうか?それは
・食感がお肉っぽくなる
・日持ちする
・水切りがしやすくなる
・小分け冷凍で使いたい分だけ使える
・安い時にまとめ買いできる
などが挙げられます。
この中で注目すべきは「食感がお肉っぽくなる」。豆腐を冷凍するだけでお肉みたいに!?
確かめるために早速作ってみましょう!
材料は木綿豆腐もしくは絹ごし豆腐のみ。作り方も非常にシンプル♪パックに少し切れ込みを入れ、中の水を捨てたらそのまま冷凍庫に入れて一晩かけて豆腐を凍らせるだけ。
凍らせる前に少し小さめにカットして冷凍しておくと、後で使いたい分だけ取り出しやすくなりますよ。
冷凍すると、豆腐に含まれる水分が凍り、水分と大豆分が分離して黄色に見えますがこれは大豆の色なので問題はありません。
解凍は自然解凍、電子レンジ、何でもOKという万能っぷり。
ではこの「冷凍豆腐」を活用してお料理を作ってみます!
「冷凍すると肉みたいな食感になる」という特性を生かして、ナゲットを作ってみることにしました!
【材料】1人分(5~6cmで4個)
・冷凍した木綿豆腐(または高野豆腐):1/2丁(200g)
・卵(M):1個
・水:大さじ1/2
・鶏がらスープの素(粉末):小さじ1
・片栗粉:大さじ1/2
1.冷凍しておいた木綿豆腐を自然解凍します。
解凍すると高野豆腐のようなふわふわスポンジ状になりました。ちょっと手で押さえただけでかなりの水分が出てきます。
2.解凍した豆腐をしっかり絞ってササミをほぐすようにばらばらにします。
3.2に水で溶いたスープの素を木綿豆腐になじませよくもみ込みます。
4.3に溶いた卵、片栗粉を入れて混ぜ合わせます。
かなりゆるいたねになりました。
混ぜ合わさったら4等分にします。
5.フライパンに高さ1cmほどサラダ油を入れ、180℃くらいで揚げ焼きにし、きれいなキツネ色になったら完成!
食べてみると予想以上の肉感にビックリ!噛んだ時の食感も、食べた時のジューシーさもまるでチキンナゲットを食べたみたい☆冷めてもおいしく食べられるのでダイエット中のお弁当のおかずにもおすすめです♪
この肉感に感動し、さらにもう1品作ってみました。
【材料】 (1人分)
・冷凍した木綿豆腐:1/2丁(200g)
・★砂糖:大さじ1と1/2
・★味噌:大さじ1
・★醤油:大さじ1/2
・★みりん:大さじ1/2
・★酒:大さじ1/2
・★生姜すりおろし:少々
・卵(M):1個
・塩こしょう:少々
・ごはん:お茶碗1杯分
・万能ねぎ:適量
・サラダ油:適量
1.冷凍豆腐をレンジで3分ほど解凍します。
2.解凍したら豆腐を絞って水気がなくなったらボロボロにします。
豆腐は細かくした方が、よりそぼろ感が出ておいしいですよ。
3.フライパンに油をひいたら、豆腐と調味料★を全部入れて水分を飛ばしながら炒めます。
調味料を入れたら火は中火にしましょう。強火で炒めると焦げやすくなります。
この時点で鶏ひき肉のそぼろに見えますね^^
4.茶碗にごはんを盛り、その上に3と作っておいた炒り卵を乗せ、最後に万能ねぎを乗せれば完成!
こちらもまた見た目、食感共に鶏ひき肉と間違えそうになるくらい肉感が出ていて甘いそぼろが美味しい♪冷凍保存も出来るので、たくさん作って常にストックしておくとかなり便利ですよ。
作ってみる前は「本当に冷凍するだけでお肉みたいになるの?」と半分疑っていましたが、作って食べてみると想像以上に“お肉”で、もはやお豆腐だったことを忘れるくらい。安くてヘルシーな豆腐がお肉代わりになるなんて、節約・ダイエットにぴったりで一石二鳥ですね♪いつものメニューのお肉を豆腐に変えるだけでOKなので、ぜひ一度騙されたと思って試してみて下さい☆
冷凍豆腐を美味しく活用するためには
①冷凍期間については、冷凍後2~3週間で使い切りましょう。
②解凍後はしっかり水切りしましょう。
③木綿の冷凍豆腐はデコボコとした穴があいたスポンジ状になります。ナゲットや挽き肉代用料理に使えます。
絹ごしの冷凍豆腐は解凍したら水分が抜け、湯葉のような層状になります。豚バラや湯葉の代用料理に使えます。
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