読者の平均世帯年収は約727万円。ただし「出産後は一旦育児に専念したい」と思った専業ママが過半数を占めるなか「フルタイムからパートに勤務形態を変更」するなどお仕事環境をやりくりして働く人もいるため、うち約175万円はママの収入。ところが高めの世帯年収に対しママのお小遣いは月1.63万円と堅実。お仕事ママの中に「稼いでも保育園代に消える」という悲痛な叫びもありつつ、家計管理は「夫から定額預かり、足りなくなったら追加でもらう」人が多く、毎月の収支は「赤字になることはほぼない」やりくり上手が多かった。
いまの生活の最優先事項は、“子どもの笑顔”。そして子どもの笑顔があふれる日といえば、アニバーサリーやイベントごと。
なかでもいちばん盛り上がる親子イベントは、
１位：子どものバースデー、２位：クリスマス、３位：運動会、という結果。
たとえばバースデーなら「子どもの好きなキャラのケーキを用意する」「前日の夜、夫婦で部屋を飾りつける」「“お泊まりディズニー”が恒例❤」など、夫婦の手間＆財力を惜しまず、派手に準備している様子が明らかに。
ママたちの平均起床時間は6:00、そして就寝は24:00。
朝起きたらすぐに洗濯機を回して朝食の支度→パパを送り出し、子どもに朝食を食べさせて登園→ひと息つかずに午前中に家事を片づけ→ささっとランチをすませたら午後は子どもと公園や買い物へ――と目まぐるしい！
1日の料理にかける時間は約77.7分。家族の健康を意識して「化学調味料、添加物不使用」など“安心・安全”なものを選ぶのが、イマドキママの料理のスタンダード。
そして掃除は毎日する人40％、週4～5回する人が20％――
つまり過半数がほぼ毎日！ 掃除機を使ってしっかりお掃除しているという結果に。
でも、「実は掃除は苦手」というホンネもチラホラ。それでもがんばっているのは、ひとえに家族のため。だれかに認めて欲しい！ んです。
ちなみに早起きの割に寝るのが遅いのは、子どもをお風呂に入れ、平均21:00に寝かしつけてからの“自分時間”も大切にしたいから。
自分時間には、「いつか親子カフェを開く」「ネイルサロン経営」のためなど、将来のために勉強をするという声が多数。習い事をしているママは34％、オトナになってから資格を取ったママが、なんと56％もいました！
ちなみにこれから取りたい資格には『整理収納アドバイザー』『医療事務』『アロマテラピーインストラクター』などがランクイン★
出産を経て、美容にかけられる時間も少ないママたち自身の悩みは、「体重は変わらないのに体型は変わった」のようなスタイルに関するものや「子どもと外遊びすることが多く、日焼けしやすい」こともあってのシミ・乾燥・シワなどの肌トラブル。
昔のメイクが似合わなくなって、「イマドキメイクってどんな感じ？」とメイクやスタイルアップして見えるファッションが気になっている人が大多数を占める結果に。
ちなみにママ世代が最も気を配るのは“悪目立ち”しないこと。「ちょっとカッコいいママにあこがれる」とカジュアルでもサバッときれいめの“サバ可愛い”スタイルが人気でした。
憧れのおしゃれママは１位：井川 遥さん、２位：梨花さん、３位：吉瀬美智子さん。
「スニーカーを可愛く着こなす」「今しかできない親子おそろを楽しむ」など、ママ世代ならではのおしゃれも、とことん楽しんでます♪
ママはオールインワン＆サンダル、子どもはパンツでとり入れた“ほんのりおそろ”デニムスタイル。デニムは今季トレンドで種類も豊富！●＜ママ＞オールインワン6,990円＋税／セブンデイズサンデイ（セブンデイズサンデイ 新宿店） ハット2,900円＋税／ライトオン ネックレス990円＋税、サンダル1,990円＋税／以上GU バッグ4,900円＋税／パサージュ ミニョン ＜子＞シャツ3,600円、デニム4,900円、スニーカー3,200円（一部店舗）／以上GapKids（GapKidsフラッグシップ原宿）
大アンケートの結果、Comoママ世代は「イマドキ良妻賢母」と呼びたい頑張り屋さんが多いことがわかりました。子どものためならいくらでもがんばれる！ というポジティブマインドでいまの生活への満足度も「満足しちゃうと成長できないから」とやや自戒気味でも「76.3％」という高さ。
とはいえ……編集部が気になったのは、「夫以外の異性へのトキメキがあるから毎日楽しい♪」など、“トキメキ”を求める声もとっても多かったこと。夫の浮気や育児への無関心などから離婚危機があったママが26％いたことも事実です。
ちなみにトキメく相手は「子どもの幼稚園の男性教諭（目の保養❤）」など、あくまで心のトキメキでとどまっているママが大多数でホッ……。夫への深い信頼があってこそ、の結果のはず、ですよね？
（『Como』8月号内特集「イマドキmama白書2015」より引用。）
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