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【ご近所で天然魚クエスト】国産天然魚ってどれ?!ラベルチェックでわかること

【ご近所で天然魚クエスト】国産天然魚ってどれ?!ラベルチェックでわかること
投稿日: 2025年11月13日 更新日: 2025年11月13日
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4人の子どもに振り回されながらもスイーツ作り、お花、ラッピング、お料...
「天然魚クエスト in Japan collaborated with DAIWA」第2弾に参加中です。

サカナヤマルカマの狩野真実さんが選定してくださった国産天然魚は美味しくいただいたので
今度はご近所で天然魚クエスト!

そこでふと浮かんだ初歩的な疑問・・・
天然魚ってどうやって探すの?

今まであまり気にかけていなかったけれど
ラベルから読み解く情報あれこれをチェックしてみました。

近隣スーパーで国産天然魚を探すには???

近隣スーパーで国産天然魚を探すには???

真空パックで届いたお魚はサカナヤマルカマの狩野真実さんが選定してくださった国産天然魚。じゃあ今度は自力で、天然魚を手に入れよう!と思ったら・・・皆さんはどうします?

釣りが好きで自ら釣ってみたり、海の近くに住んでいれば鮮魚店がたくさんあったり、漁港や市場が近くにあったり、もしかするとご近所からおすそ分けでいただくなんてこともあるかもしれません。大きな都市部なら流通がよくて、あらゆるところから新鮮で豊富な種類の鮮魚が集まるということもありますよね。

残念ながら私の住む地域は海なし県ではないものの内陸部。川はあっても海は結構遠く、田んぼや畑があちらこちらにあるような片田舎。農作物は直売所がいくつもあって豊富ですが、お魚に関してはスーパーで購入するのが一般的。ネット注文という方法が広まって選択肢が広がりましたが、やっぱり自分で見て選びたいと思ったらスーパーで。ということで天然魚を探しに近隣スーパーめぐりをしてみました。

サカナヤマルカマ▶https://sakanayamarukama.com/

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どれが天然魚?

どれが天然魚?

正直なところ、普段は魚を食べる頻度はそんなに高くなく、天然魚を意識して魚コーナーを見ることはあまりありませんでした。旬の魚を食べたいな~と思ったときは冷凍されていない生のものを選んだりする程度。何となく天然物は品質が良くてお高いイメージ。

そんなざっくりとした予備知識のないままスーパーに行って探してみたところ、まずは天然シールを発見! 天然ものかどうかはシールやラベルに記載されているかで判別できる、と思ったらあんまりない。養殖や解凍品、などの記載がされているものもありますが、多くはどっちも表示がなかったため天然でも養殖でもない?そんなことないよね?と疑問が湧いてきました。

パックで販売されているものだけではなく、バラ売りの魚もありますよね。わかりやすく名前や産地などが表示された札がついてありますが、こちらも「天然物」か「養殖」の表示はないことも多く・・・。いちいち売り場の方に聞くのも気が引けちゃうので、これはどう判断すれば???あちらこちらのスーパーのお魚コーナーを眺めてそんな疑問を抱いたわけです。初歩的過ぎてお恥ずかしい~~~

鮮魚の表示のルール

鮮魚の表示のルール

そんなわけで調べてみました。やっぱりというか、皆さんご存知だったと思いますがちゃんと見分け方があるんです。当たり前ですが、手にする人がきちんと情報が得られるようルールが決められているんです。決められてはいるけれど、それを知らないと正確に情報を受け取れないわけで。これまでいかに意識が向いていなかったか反省。

【鮮魚の表示ルール】
①名称
原則として標準和名を使用。ブリのような出世魚は成長段階で名前が変わるものや、地域特有の名称なんかでもOK。でもブランド名はNG。

②原産地
国産品なら水域を表記します。水域の特定が難しい場合は水揚げした港や、港のある都道府県名を代わりに表記してもOK。これは養殖された魚でも同様で、養殖場が属する水域や都道府県名を表示します。輸入品なら原産国名を表記します。ちなみに漁獲する船が属している国が原産国となるため、日本の港で水揚げしたとしても外国籍の船なら輸入品となるんだそう。なるほど~。

この他にも複数の原産地のものを混合した場合は割合の多いものの順、異なる種類のものが一緒に詰め合わせる場合は、それぞれの名称に原産地を併記するなど決められています。

③養殖・解凍の表示
養殖の場合は「養殖」、冷凍して解凍されたものは「解凍」の表示をします。

④切り身、生食などの表示
切り身やむき身にした魚介類で刺身など生食用のものは「生食用」「刺身用」などの表示をします。また生食用の場合はアレルゲン、保存方法、消費期限(賞味期限)、添加物、加工所の所在地や加工者の氏名又は名称の表示もします。凍結した場合は「生食用」などのほかに「冷凍」という表示も必要です。

ラベル表示をチェックしてみよう!

ラベル表示をチェックしてみよう!

というわけでパックされた実際の商品のラベルをチェックしてみると・・・

■名称・・・パナメイ海老
■原産地・・・インド産
■養殖
■保存方法・・・マイナス15℃以下
■賞味期限
■価格
■内容量

これだけの記載がされて確認できます。反対に「生食用」などの記載がないので加熱して食べる必要があることもわかるわけです。

お次は秋が旬のさんま。夏が終わると食べたくなる秋の味覚ですよね~。

■名称・・・さんま
■原産地・・・宮城産
■生
■保存方法・・・4℃以下
■賞味期限
■価格
■内容量

ラベル表示からわかるのはこちらの情報。生と言っても生食用ではありません。旬の時期以外でも出回ったりしますが冷凍・解凍品だったりすることも多いですよね。解凍品の表示がないのでこちらは旬のさんまを冷凍することなく販売されていることがわかります。

お次も秋が旬のぶり。

■名称・・・ぶり
■原産地・・・長崎産
■天然
■切身
■保存方法・・・10℃以下
■賞味期限
■価格
■内容量

こちらは国産天然のぶりです。そうです!国産天然魚の発見!

今回調べてみて知ったのですが「天然」の表示はしてもいいですよ、という扱いで、義務付けられているわけではないんです。反対に養殖は表示しなくてはいけないので、養殖と記載されていなければ天然物ということ。あ~なんだ・・・天然魚ばっかりだった!ということが判明。さすが海に囲まれた日本!

じゃあなんで「天然」と表示されているものとされていないものがあるの?という疑問が。天然物だと特別感や良品質のイメージがあるけれど、意外に表示されていなくて。義務付けられていなくても、イメージUPのためにつけちゃいそうですが、思ったほどされていません。

いくつかのお店でお魚を眺めていて気がついたことの1つは「天然」と表示されているお魚は国内で養殖されているものが多いこと。例えばぶりは天然物にはその表記がほぼされていました。真鯛も同じく。このどちらも養殖がされているお魚なんです。なかにはブランド化されている有名な養殖魚もありますよね。

つまりはどちらも多く流通している魚の場合は「天然」とわかるようにしているということ。そもそも養殖されていないお魚の場合、すべて天然ということが前提なので表示する必要性がないわけです。

こんな簡単なことを今まで気がついていませんでした~~~。

旬の味を楽しむなら天然魚!

旬の味を楽しむなら天然魚!

技術も上がって養殖魚の美味しさやメリットはどんどん向上していますが、やっぱり旬の味は天然ならでは。秋はさんま、ぶり以外にも秋サバに秋鮭と、秋がついて呼ばれるものも。

お魚料理はもっと食べたいという気持ちはあるけれどあまりレパートリーもないし・・・と思っていましたが切り身ならただ焼くだけで大丈夫。自分でハードルを上げていたかもしれません。

ぶりなら塩焼き、塩麹焼き、照り焼きのような味を変えれば変化が付けられるし、ハーブソルトをふるだけで洋風にもなります。唐揚げもけっこう美味しいし、アラ汁やぶり大根もいいですよね。脂がのっている旬のぶりはうま味もたっぷり。

鮭は外国産の養殖のものも多く1年中出回りますが、天然物の秋鮭なら季節感も味わえます。

使いやすい定番のお魚なので、ムニエル、南蛮漬け、ちゃんちゃん焼き、ホイル焼きに混ぜご飯など、自分で思っていた以上に色々な料理で食べているかも? 

コツ・ポイント

今回近所で天然魚探しをしてみて、本当に初歩的なことを知らないことに自分でびっくりしました。普段あまりにも意識を向けず、何となくそうなのかな~くらいで、きちんと情報が得られるようにラベル表示されていることも知りませんでした。そして「天然」という表示自体は義務付けされていないこと、養殖物は便利で安定している為、利用することも多いですが、実は天然物の方が圧倒的に多いこともわかりました。これからはラベル表示をきちんとチェックして旬のお魚をもっと食べたい!と思ういいきっかけになりました。


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