朝食欠食と脳卒中・冠動脈疾患との関連を調べたところ、毎日朝食を食べると、脳卒中の予防に有益な可能性があること、朝食を食べない人は抑うつ傾向が多いという報告や、疲れやすく、自律神経機能の低下が見られるという報告もあるそうです。
そこで順天堂医院の職員196人を対象に、朝食欠食者と摂取者の疲労度を土肥先生が調べたところ、欠食者の方が疲労度が高いことがわかったそうです。
さらに朝食欠食者は睡眠時間が短く、朝の目覚めが悪い、仕事の意欲の高い人の割合が低いことも判明したといいます。
土肥先生は順天堂医院の職員の中で朝食を普段から食べていない50人に、フルーツ入りグラノーラ50gを4週間朝食に食べてもらい、疲労度や自律神経機能の検査を行ったそう。
その結果、朝の目覚めや集中力が改善、また疲労度と自律神経活動の改善も認められたそうです。
フルーツ入りグラノーラは食物繊維や炭水化物由来のエネルギー、ビタミンが多く含まれ、脂質由来のエネルギーの割合が少ないことから栄養プロファイルが良い食品。
何より準備が簡単で、血糖値の乱れを防ぎ、体内時計を整えてくれることも良い点だそうです。
朝食欠食は疲労感の増加や集中力の低下と関連があり、健康的な生活リズムを維持するために朝食を摂ることが重要なんだとか。
朝食を摂ることで自律神経機能が改善される可能性があり、仕事中のパフォーマンス向上や日中の活動効率を高めることが期待できるそうです!
忙しい毎日におざなりにしがちな朝食。そんな状況でも簡単に食べられるグラノーラなどを活用し、朝食を食べる習慣をぜひとも取り入れてみてくださいね!
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