“桃栗三年、柿八年”と言いますが、庭に植えて3年経ったジューンベリー。
過去2年は子供の味見程度しか実がならなかったのですが、今年はたくさん実が付きました。
葉形が可愛く涼やかなのが気に入って植えた木ですが、春には短期間白い可愛い花が咲きます。
その名の通り、5月~6月頃ブルーベリー大の赤い実がつきます。熟すと写真のような紫っぽい色に。
実はそのまま食べることもできます。
60~70cm程の苗木があっという間に3mを越すほどになりました。
ひょろひょろと細い枝振りながら雨風雪にも負けず、虫害や病気にも強く丈夫で、長男のような木だね、と言っていますが
その長男がせっせと実を摘んでくれました。
手で簡単に摘み取れるので楽しそう♪
2日間で300g程の実がとれました!
うちの子供たちは上白糖の甘みの方が好きなようですが、グラニュー糖や三温糖でもよいです。
甘さは果物の重量の40~50%が基本、たくさん作る場合は50%くらいいれた方が保存がききます。
少量なので、甘さ控え目で砂糖110gにしました。
果実をステンレスかホーローの鍋に入れ、分量の半分くらいの砂糖をまぶして1~2時間ほどおきます。
フルーツから徐々に水分が出てきます。
弱火で火にかけ、焦がさないように木べらでかき混ぜながら5分ほど煮ます。
最初は中の空気を追い出すように。
実が崩れてきたら、残りの砂糖を入れ、更に5分ほど弱火にかけます。
ジューンベリーは小さな種があり、子供は気になるようなので、ミキサーにかけ、粗めのザルでこしました。
種が気にならない場合はこの作業は不要です。もちろん種のないフルーツも。
種と硬い皮が残りました。
美しくない画像ですみません…
再度火にかけます。殺菌も兼ねるので強火で。
沸々としたら、レモン果汁を加えます。
今回は大さじ1杯ほど。加えすぎるとレモン風味になってしまうので注意。
ジャムは冷めると固くなるので、少しゆるいかな…というくらいで火をとめます。
煮詰めている間に、容器を熱湯に浸しておきます。
瓶が熱いうちに、ジャムを詰めます。
ジャムが、固くならないうちに手早く。
瓶の8分目くらいまで入れて蓋を軽く閉めます。
瓶を揺すって、熱い空気が上がってきたら蓋を緩め空気を抜き、またすぐにしっかりと閉め直します。
種を取ったせいか、瓶1つ分の量になってしまいました…。
でも優しい甘みの美味しいジャムができました。
すぐ食べるならこの作業はなくてもOKです。
この瓶はWECKのものなので、パッキンを付けた蓋を閉めて金具で抑え、お湯を被せて煮沸。すると脱気され長期保存も可能になります!
普通の瓶の場合は
90~100℃くらいのお湯に10分殺菌
→50℃で5分冷まし
→更に水で1時間
の順に浸けて、完全に冷まします。
1日おいて、できあがり♪
殺菌作業すれば常温でも保存可能になりますが、うちではいつもすぐに、食べきってしまうので…そのままにしてしまうことも。
すぐに食べた方が風味もよいです。
すぐに食べるなら砂糖は35%くらいでもOK。
種がない果物の場合は形がのこるくらいで美味しいと思います。弱火で煮た後10~15分くらい馴染ませてから仕上げに移ると、糖分がしっかりフルーツに入り美味しくなります。
瓶に移す場合、容器の口などにジャムがついた場合は、しっかり拭き取ってくださいね。
WECKの保存瓶は扱い易いし、そのまま食卓に出しても可愛いので、優秀です♪
ちなみに、ナチュラルキッチンではWECKの保存瓶が、パッキンと留め金具付で300円!おすすめです♪
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