水仙を育てるには、日当たりと水はけがよく夏の強い直射日光を避けられる場所を選ぶことが重要です。
土壌は市販の草花用培養土に腐葉土、堆肥を混ぜたものがよく、球根は2つ分の深さを目安に、大きな球根は約20cm、中〜小球根は10〜15cm間隔で植え付けます。
肥料は地植えなら元肥のみで十分ですが、鉢植えは発芽後にリン酸の多い液体肥料、開花後はカリウムを多く含む肥料を与えるのがおすすめです。
水やりは鉢植えなら土の表面が乾いたらたっぷりと、地植えなら根付いた後は降雨に任せ、花が終わったら花茎を根元からカットし、葉は球根の栄養のため枯れるまで残しておきましょう。
スイセンは初心者にも育てやすい植物です。
人気の品種には、古くから栽培されている王道の「二ホンスイセン」や、ラッパ状の副花冠が特徴の「ラッパズイセン」があります。
白花の有名品種「マウントフット」や、かわいらしいサーモンピンクの「ピンクパラソル」など、様々な品種が楽しめます。
スイセンによく見られる害虫にはアザミウマ、アブラムシ、エカキムシなどがあり、殺虫剤で駆除できます。
エカキ虫は葉の裏をよくチェックして卵を取り除き、発生した幼虫も駆除しましょう。
葉や花に発生する病気にはモザイク病などのウイルス病があり、アブラムシや切り花に使う刃物などから伝染することがあります。
予防には刃物を熱湯消毒することが有効で、ウイルス病には登録防除薬剤がないため、日頃からよく観察することが大事です。
スイセンの歴史は約300年前からヨーロッパで栽培されており、日本では「日本水仙」が古くから中国を経由して渡来したとされています。
越前海岸の水仙畑が有名で、国の重要文化的景観にも選定されています。
美しい花の形状と色のバリエーションで知られ、白や黄色が一般的ですが、品種改良によりピンクやオレンジなどの花色もあります。
甘い爽やかな香りがあり香水の原料にも使用され、ストレス軽減や鎮静効果があると言われています。
スイセンの球根は大きくて重いものを選び、表面に傷やカビがないかをチェックしましょう。
オンラインショップで購入する場合、秋植え球根は10月上旬以降の発送が多いです。
春咲き球根は冬の寒さに合わせて開花するため植える時期が大切なので、注文締切や発送開始の時期をよく確認してください。
スイセンの花瓶や鉢は、茎の長さや花の大きさに合わせて十分な深さと幅があるものを選び、根が深く張ることも覚えておきましょう。
他の花との組み合わせでは、アネモネやラナンキュラスと合わせるとふんわりとした春らしいブーケになります。
越前水仙という品種を使ったアレンジメントは凛とした美しさがあり、新年を祝う贈り花にもなります。
簡単なアレンジメントとしては、葉脈に沿ってワイヤーを通すと葉をカールさせることができ、動きのあるアレンジメントを作れます。
Q. スイセンが育たない原因は?
A. 日照不足が考えられます。日当たりの良い場所に移動させ、光合成を促しましょう。
Q. 成長や開花にはどのくらい時間がかかる?
A. 冬の間にゆっくりと根を張り、3月から4月にかけて開花することが多いです。
Q. 増やし方は?
A. 主に球根の分球によります。花後、茎葉が黄変し始めた6月下旬から7月に掘り上げ、風通しの良い半日陰で乾燥させるのがコツです。
Q. 室内で育てられる?
A. 日中に十分な日当たりが確保できる明るい窓辺が理想的です。室内では乾燥に注意しましょう。また、球根には毒があるため、ペットや小さなお子さんが触れないよう注意してください。
「うぬぼれ」「自己愛」。
スイセンと聞くと冬を思い浮かべますか?春を思い浮かべますか?
日本スイセンは冬に咲く品種が多く、西洋スイセンは春に咲く品種が多いため、人によって違うかもしれません。
筆者はスイセンと聞くと冬の花です。みなさんはどちらでしたか?
【もっと詳しく知りたい方】
ページ下部「記事の出典:初心者向けスイセン育成法「水仙/ Narcissus」」をご覧ください。
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