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プレスリリース

兵庫県三木市の休耕田を次世代のテロワールへ。LINNEと心拍が育む『山田錦×稗(ひえ)』の全風土醸造型SAKE【2月24日発売】

環境再生型栽培でよみがえる農地の生命力。契約農家×酒蔵パートナーシップ構築で、最高峰の酒米産地に「持続可能な農業」の光を灯す。【36本生酒・国内オンライン先行販売開始】


800 米〈心拍〉

酒造りを起点に、世界の食文化を拡げることを目指す株式会社Linne(リンネ)【本社:京都府京都市、代表取締役:今井翔也、以下「LINNE」】は、契約農家・株式会社マガザン心拍事業部【支社:兵庫県三木市、代表:岩崎達也、以下「心拍」】による環境再生型栽培の山田錦を用いて醸した《800 米〈心拍〉(ヤオ コメ シンパク)》を発売いたします。

米以外の原料による麹の醸造技術を追求してきたLINNEが、酒米最高峰の産地・兵庫県三木市特A地区*の休耕田再生プロジェクトに参画。山田錦を原料米に、同じ田圃に育った稗(ひえ)も麹にして取り込み、米の持続可能な未来を紡いでいく原点回帰のSAKEです。

本日2026年2月24日(火)より、全国のお客様、および酒販店・飲食店に向けて一般販売を開始します。すでに海外3カ国への輸出が確定しており、世界への展開も進行しています。

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*特A地区: 兵庫県が定める酒米産地の最高格付け。高品質な山田錦を産出する、三木市を含む兵庫県北播磨地域の一部のみが指定されており、高級酒造りには欠かせない聖地としてブランド化されています。

◆製品概要





*「長龍酒造 八尾蔵」の設備を借りて製造

●味わい


画像はイメージです。本製品はうすにごりとなります。

風にそよぐハーブのような心地よい香りが鼻に抜けます。口に含むと、うすにごりの米の甘みやテクスチャーの中に、白麹がもたらすフレッシュな酸と稗由来の滋味深く優しい味わいが重なり、単なる”淡麗”では終わらないやわらかな奥行きが口の中に広がります。山田錦の優雅な旨みが余韻となり、休耕田から蘇った生命の息吹を感じさせてくれます。

ハーバルなニュアンスが、白身魚のカルパッチョやブラータチーズなど、洋素材とのペアリングを高めてくれます。また、芹や蕗の薹などの春山菜の天ぷら、大葉を添えた鯵のなめろうなど、香りと苦味を愉しむ和のひと皿とも見事に調和します。
冷酒~常温では幅広い料理に寄り添い、燗酒にすると稗の香りがより豊かになるため、ハーブティーのようにお楽しみいただけます。

●原料米「山田錦」「キヌヒカリ」と古代穀物「稗(ひえ)」




▼山田錦
「酒米の王様」とも言われる山田錦は、稲の背丈が非常に高く倒伏しやすいため、栽培が極めて難しい一方、その大粒で雑味の少ない性質から、高品質な酒造りには欠かせない存在です。

本プロジェクトの主軸となる山田錦は、兵庫県三木市久留美特A地区の休耕田に再び生命を吹き込み、栽培期間中は農薬・化学肥料を使わず、土壌の力を取り戻す「リジェネラティブ(環境再生型)農業」を体現し、持続可能かつ高品質な米作りを推進する大きな一歩となります。

▼キヌヒカリ
今回は休耕田再生の初年度の記録として、同地区東の田で育ったキヌヒカリもブレンド。
数年間手付かずだった休耕田は、農薬等が抜けて土壌がニュートラルに戻る一方、環境が不安定で山田錦の栽培には高いリスクを伴います。そのため、まずは環境適応力の高いキヌヒカリを植えることで、土壌の状態や水の巡りを紐解くことから始めました。

たとえキヌヒカリでも、復活初年度は「くず米・色選米(規格外米)」が発生しやすく、農家が独力で再生を引き受けるには大きな負担となります。しかし、LINNEがその全てを買い取り、醸造技術によって価値を付与することを約束したことで、この挑戦が実現しました。

▼稗(ひえ)
さらに、通常は雑草として除かれてしまう稗も土地の恵みとして共に収穫し、麹にして醸造に取り入れています。稗などの除草作業は農業における最大の負荷となっており、無農薬栽培では特に顕著です。それを和らげ付加価値に変えることは、農業の構造や価値観を柔らかく再構築することに繋がります。
自然の恩恵を余すことなく享受する古来の知恵を、現代の醸造技術で再価値化し、この一本に持続可能なものづくりの真髄を込めました。

◆開発背景




農家の高齢化、後継者不足、そして耕作放棄地----。最高峰の酒米産地・兵庫県三木市も例外ではなく、金色の稲穂が揺れる秋の原風景は刻一刻と姿を失いつつありました。そんな中、この地に新たな息吹をもたらしたのが、地元出身で京都の企画会社マガザン代表の岩崎さんです。彼は実家の山田錦農家を継ぐことを決意し、農地の再生に加え、宿泊や体験を通じて産地の息づかいを伝える拠点「心拍」を始動。クリエイティブな視点で農業モデルを再構築し、地域に活気を与えつつあります。

この岩崎さんの熱い想いに、同じ京都を拠点に活動するLINNEが共鳴。江戸時代から続く蔵と村が支えあう「村米制度」の精神を受け継ぎながら、栽培前からの買取確約と高価買取に加えて、田んぼの選定や栽培方法から農家とともに共創していく現代版のパートナーシップを構築しました。オンラインで世界が繋がる今、物理的な距離を超えて志を共にする両者の出会いが、次世代のテロワールを創る本プロジェクトの引き金となりました。

また、本プロジェクトには神戸大学農学部の学生たちも参画しています。栽培や収穫のみならず、同年代の若者たちに向けた販売戦略のアイデア出しにも深く関わってもらうことで、世代を超えた新たなコミュニティを実現。若年層が新しい農業モデルに触れる機会を創出し、未来の担い手へのアプローチも並行して進めています。

今後も、毎年秋にこの契約田で収穫される原料100%で醸した《800 米〈心拍〉》のリリースを継続していく予定です。その年ごとの気候や土壌の変化が映し出された、唯一無二の味わいをお届けしてまいります。

▼開発経緯を収録したLINNE公式Podcastを公開中です
前編 33|ゲスト:株式会社マガザン・心拍/ 岩崎達也(前編)
後編 34|ゲスト:株式会社マガザン・心拍/ 岩崎達也(後編)

◆代表挨拶



■ 株式会社マガザン 心拍事業部 代表 岩崎達也

日本一の酒米産地兵庫県三木市で、地域農家の方々が築いた歴史と風土への敬意を胸に、私たちは耕作放棄地の再生と、次世代の担い手となることに挑んでいます。
このお酒は、土地の持つ力そのもので育った山田錦と稗の共生の証です。規格外や雑草とされるものにさえ価値を見出し、圃場に育つもの全てを創造的に醸造するというLINNE様との共鳴がなければ、この環境再生型の農業モデルは実現できませんでした。

これまで培われてきた風習を尊重しつつ、次世代の希望となる選択肢を世に出すことに身が引き締まる思いです。土地の風土が豊潤に詰まったこの一杯が、酒蔵、農家、そして飲み手の皆様を繋ぐ架け橋となれば幸いです。






神戸大学農学部「実践農学」心拍プロジェクトチーム 高田晋史 准教授

心拍の取り組みは、農業・農村を次世代につなぐ新たなモデルを示しています。
今回、私たちは、「実践農学」という授業の一環で、このお酒ができるまでのプロセスに関わらせていただきました。農村ではあたりまえだったモノや風景に、価値が吹き込まれる現場に立ち合えたことは、大学生にとって貴重な経験となりました。田んぼに生えてくる稗も一緒に醸造されるということで、「どんな味になるんだろう」というワクワク感を持ちながら作業に関わりました。

このお酒からは、地域の歴史や風土を背景にした重厚な味わいはもちろん、どのような環境でも生き抜く稗の生命力と寛容さも感じ取ることができるのではないかと思います。是非とも多くの方に手に取っていただき、心豊かな時間を過ごしていただけたらと思っております。






■ 株式会社Linne 代表・醸造家 今井翔也

創業間もないLINNEが、三木市という伝統ある最高峰酒米産地に契約田を持つことは、感謝とともに、未来への大きな責任を同時に感じています。
しかし、私たちの共創の在り方は、シンプルで原点回帰そのもの。創業以来「米を含むすべて」を醸すことを掲げ、日本的な価値観で「五穀豊穣」を形にすることを目指してきました。心拍の皆様の想いを受け止め、歴史を紐解き、農作業や地域の収穫祭に参加し、構想が完成しました。

主穀・米に対して、稗は日本書紀で「五穀」の一つとして記載され、縄文時代から栽培される「日本最古の雑穀」です。風土と素材が支え合う「五穀豊穣」の酒の誕生を、ぜひ皆で祝い、宴のお供としていただけましたら幸いです。




◆心拍について




心拍は、コレクティブ型の山田錦農業を起点に文化と風土を育む、兵庫県三木市の久留美地区を拠点とする農業再生プロジェクトです。山田錦の特徴である芯の部分「心白」をはじめとする米の品質に向き合い、「人の手」が入った農業が風土を再生し、社会に「ゆたかなバイオリズム」を生み出すことを願って、プロジェクト名を「心拍」と名付けました。
1泊2食付完全予約制で、農作業体験や稲わらのベッドでの宿泊が可能です。

▼「心拍」コーポレートサイト
https://shinpaku.co/

▼「心拍」宿泊予約(1日1組限定、1泊2食付完全予約制)
https://shinpaku.booking.chillnn.com/

◆LINNEについて




2024年、京都で創業。酒造りを起点に食文化を醸すファーメンテーション・コレクティブ(発酵集団)。
現在は自社設備を持たないファントムブリュワリーとして、全国の酒蔵のタンク・設備を借りて酒造りを行っています。2026年秋、京都市・五条坂にシェア型自社醸造所を創立予定。

◆異を醸す酒《800(ヤオ)》について

●コンセプト
「異を醸す酒」をコンセプトに掲げ、複数の植物由来原料を取り入れた「クロスボタニカル」を醸造の軸とし、SAKEの定義を拡張します。

●由来
《800(ヤオ)》の名称は、八百万(やおよろず)の神などの八百(=物事の数の多いこと)に由来し、自然界のあらゆる素材を発酵させることで生まれる無限の可能性を表しています。


SAKEの定義拡張の4段階


LINNEが提唱する新しいSAKEの体系

◆購入方法

▼ 【先行販売】《800 米〈心拍〉》生酒・36本のご購入はこちら
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《800 米〈心拍〉》提供予定のイベントについて
・3月28日(土):千年千人PROJECTイベント vol.3(京都府京都市)
・4月:ローンチイベント(東京都)
・5月8日(金):八雲社 うら祭(兵庫県三木市)
・10月:八雲社 収穫祭(兵庫県三木市)

●会社概要

- 会社名:株式会社Linne
- 代表者:代表取締役 今井翔也
- 本社所在地:京都府京都市下京区中堂寺南町134番地 ASTEM棟8階
- 設立:2024年4月
- 事業内容:酒類・醸造食品の企画、研究開発、製造、販売
- 各種リンク:Website / Instagram / Podcast / Newsletter
- お問合せ先:info@linne-co.jp


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