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プレスリリース

神石高原町の2小学校の学びが、戦禍のカンボジア難民キャンプとルワンダへ

「願う平和」から「行動する平和」へ。なかよし学園プロジェクトとともに実践した“世界とつながる学び”

 広島県神石高原町の神石高原町立三和小学校・神石高原町立油木小学校は、NPO法人なかよし学園プロジェクト(千葉県松戸市・代表中村雄一)が展開する「世界とつながる学びプロジェクト」に参加し、子どもたちの日々の学びを“世界の片隅の誰か”へ届ける実践を行いました。両校では講演会テーマとして「誰一人取り残されない世界」を掲げ、学びを“祈り”で終わらせず、“行動”へ踏み出す教育を地域から積み上げています。

※本取り組みは、中国新聞(2026年2月4日付)でも報じられました。

神石高原の児童たちに「誰一人取り残されない世界をつくる方法」を実践させるなかよし学園中村雄一代表

「世界とつながる学び」とは
 なかよし学園プロジェクトが国内外の教育現場をつなぎ、「つくる(学ぶ)→届ける(支える)→現地で活用→振り返る(還ってくる)」という循環(CoRe Loop)で、探究学習を“世界で通用する実装”へ接続する教育モデルです。
 子どもたちが制作した教材・メッセージ・物資が、現地の教育支援や心のケア、そして生活再建の一助として活用され、その様子がフィードバックされることで、学びが一気に“自分事”へ変わります。

日々の授業が「世界とつながる」ことでグローバル探究学習モデルとなるなかよし学園のCoRe Loop

神石高原の2校が実践した「学び→行動」の具体例1)三和小:ポストカードはルワンダへ/“お祭りプロジェクト”はカンボジア難民キャンプへ
 三和小は、子どもたちの思いを乗せたポストカードをルワンダへ届ける取り組みを実施。講演会の中でも「三和小学校の“学び”が誰かの学びを応援した!」というメッセージを、子どもたち自身の物語として位置づけました。

ルワンダに届いた三和小のポストカード


 さらに、風鈴やうちわなどの制作を核にした“お祭りプロジェクト”を、戦禍のカンボジア難民キャンプでの教育活動へ接続。「文化(祭り)=娯楽」ではなく、避難生活で失われがちな季節感や共同体感覚を取り戻す“心の居場所”として活用されました。

全国の学校から届いた「教材」で難民となった子どもたちの支援を行う

三和小の風鈴は戦争で傷ついた人々の心を癒した


三和小のうちわを喜ぶカンボジア難民の人々

2)油木小:地域で育てた「お米」を、難民の食支援へ
 油木小では、地域で育てたお米をカンボジア難民への食糧支援に活用。講演会の中でも「戦争で避難した難民の人々に、油木の教材を届けよう!」と呼びかけ、子どもたちの“つくる”が現地の“生きる”に直結する体験として提示されました。
 食は命を支えるだけでなく、避難生活の中で心をほどく起点にもなります。「お腹が満たされる」ことが、学びや遊びへ戻るための入口になる--油木小の実践は、教育支援と緊急支援が分断されがちな現場に、統合的な支援の形を示しています。

油木小のお米は難民キャンプでの炊き出し支援に活用された


おにぎりワークショップにはカンボジアの人々も参加し、炊き出しを超えた「食育授業」に

子ども達は炊き出しと同時に異文化理解の授業を受け取った

油木小学校の児童が栽培したお米が難民支援となった

「願う平和」から「行動する平和」へ--子どもたちが手にした“確信”
 両校の講演会が繰り返し伝えたのは、平和は遠い理念ではなく、誰もがつくれる現実だということです。「願う平和から 行動する平和へ!」という言葉は、子どもたちの“今日の一歩”を肯定し、次の行動へ背中を押しました。
 また三和小では「“平和”って誰でも作れる!」というメッセージが示す通り、正解の暗記ではなく、行動を伴う探究として学びが再定義されています。

戦禍のカンボジア・アンロンベンでの活動

 避難民支援は、ニュースの向こう側の出来事ではありません。神石高原の子どもたちが、手を動かし、思いを言葉にし、そして現地で“役に立つ”瞬間を持ったことで、世界が教科書から現実へ変わりました。
 この実感こそが、未来の国際社会で求められる力--共感だけで終わらず、仕組みに落とし、実装し、関係を継続する力--を育てます。

代表コメント(なかよし学園プロジェクト 代表 中村 雄一)
平和学習は、祈ることから始まっていい。けれど、そこで終わってしまったら、世界は変わらない。
 平和学習は、祈ることから始まっていい。折鶴を折る、黙とうをする、亡くなった命に思いを馳せる--その静かな時間は、私たちが人間として持ち続けるべき大切な感性です。

 けれど、もしそこで終わってしまったら、世界は変わりません。祈りは尊い。だからこそ私は、祈りを「今日の一歩」に変える道を、子どもたちと一緒につくりたいと思っています。

 今回、神石高原の子どもたちは、その“一歩”を自分の手で踏み出しました。
 三和小のポストカードは、海を越えてルワンダの子どもたちに届きます。そこには「あなたのことを思っている」という、たった一行でも人生を支える言葉が宿っています。風鈴やうちわは、戦禍のカンボジア難民キャンプで行う“お祭り授業”の教材になりました。避難生活の中で奪われがちな季節の喜び、笑い合う時間、共同体の温度を、もう一度取り戻すための道具です。
 そして油木小が育てたお米は、難民キャンプの炊き出しに活用されます。食は命の土台です。お腹が満たされて、はじめて子どもは遊べる。学べる。笑える。その入口を、油木の子どもたちがつくった。これは、教科書では学べない“本物の学び”です。

 私が胸を打たれるのは、これらが「大人が用意した正解」ではないということです。子どもたちが考え、悩み、工夫し、「今、自分にできること」を選び取り、形にした。その行動が、世界の片隅の誰かの心と命のそばに届いた。
 この瞬間に、平和学習は“知識”から“実践”へ変わります。世界は、遠いニュースではなく、「つながれる現実」になる。子どもたちは、支援する/されるを超えて、同じ時代を生きる仲間として世界を見始めます。
 広島は、祈りを積み重ねてきた土地です。だからこそ、神石高原から「行動する平和」の教育モデルが立ち上がることには、大きな意味があります。

 私は確信しています。ここから、広島・神石高原発で、世界の課題を自分事として捉え、誰かと手を取り合いながら解決へ向かう“グローバル人材”が育っていく。その第一歩は、もう始まっています。

世界とつながる学びを通して日本のグローバル教育改革を行うなかよし学園

団体概要
特定非営利活動法人 なかよし学園プロジェクト
所在地:〒270-0021 千葉県松戸市小金原4-14-14
代表者:中村 雄一
事業内容:教育支援・平和/防災教育、探究学習の設計運用、海外(アフリカ・中東・アジア)での教育協働

本件に関するお問い合わせ
特定非営利活動法人 なかよし学園プロジェクト(事務局・広報)
担当:中村 里英
E-mail:peace.office@nakayoshigakuen.org

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