プレスリリース
ナタデココが美しいウェディングドレスに変身!ナタデココの製造端材を活用したドレスを「DESIGNART TOKYO 2025」に出展
フジッコ株式会社
2025.12.03
-食品副産物の新たな価値創造で、芸術や持続可能社会に貢献-
フジッコ株式会社(本社:神戸市中央区/代表取締役社長執行役員:福井正一)は、当社が国内で唯一製造するナタデココの製造工程で発生する端材を、九州大学大学院芸術工学研究院の田羅義史助教の芸術作品「ウェディングドレス」の素材として提供いたしました。この作品は、2025年10月31日~11月9日に開催された「DESIGNART TOKYO 2025」に出展され、多くの来場者から驚きの声をいただきました。
今回の取り組みは、食品製造で発生する副産物をデザート・アート分野で活用することで、持続可能な社会の実現に貢献する新たな試みです。ナタデココは酢酸菌の発酵によって作られるセルロースナノファイバーの一種です。セルロースナノファイバーは、現在、環境にやさしいプラスチック代替素材である「透明な紙」として世界中で注目されています。
■開発背景 ~食品の枠を超えた新用途開発への挑戦~
ナタデココは、フィリピン発祥の伝統発酵食品であり、セルロース産生能を有する酢酸菌がココナッツを原料として産生するバクテリアセルロースです。フジッコは1993年よりナタデココの自社生産を開始し、現在では日本で唯一国産のナタデココを製造しています。食感の安定化のために“おいしい硬さの基準”を設定し、高品質でおいしいナタデココの生産技術を確立しています。
1998年には、当時チルドデザートでは初めて特定保健用食品の許可を得た「ナタデココファイバー」を発売。2003年には、ナタデココを配合したゼリーの「フルーツセラピー」シリーズを展開しており、ロングセラー商品となっています。

業務用ナタデココ

フルーツセラピー
バレンシアオレンジ

フルーツセラピー
グレープフルーツ

フルーツセラピー
ホワイトピーチ
ナタデココは、その網状構造による優れた保水性を有するため、美容液等を含侵したフェイスマスク等の化粧品分野への応用や、製造工程中に発生する端材を利用した紙で作ったノートや名刺等、食品以外の用途にも活用されてきました。
田羅 義史先生は、ナタデココの持つ透明感や柔軟性に着目され、食材の枠を超えた新しい表現として、これまでにもナタデココを使った芸術作品も手がけられていました。今回、デザインとアートの国際的な発信の場である「DESIGNART TOKYO 2025」のために、当社のナタデココの製造過程で発生する端材を利用した新しい作品を制作、発表されました。
■イベントの情報
イベント名:DESIGNART TOKYO 2025
会期:2025年10月31日(金)~11月9日(日)
開催エリア:表参道・外苑前・原宿・渋谷・六本木・銀座・東京
ホームページ:https://www.designart.jp/designarttokyo2025/
■出展内容の情報
展示名:ここの交差展
出展者:ta_rabo(田羅義史+蒲原凪)
出展エリア:外苑前
出展者サイト:https://www.designart.jp/designarttokyo2025/exhibitions/10788/
<写真>実際に展示された作品(撮影:Kazuo Yoshida氏)

ナタデココで制作されたドレス

展示全体の様子

端材の特性を活用したフリル
■今後の取り組み~環境にやさしい素材化への挑戦~
フジッコは、今後も環境に優しい素材化や新用途の検討を積極的に進めてまいります。「おいしさ、けんこう、つぎつぎ、わくわく」の企業理念のもと、お客様の豊かな食生活への貢献はもとより、持続可能な社会の実現に向けた新たな価値創造に挑戦し続けます。食品製造における副産物の有効活用は、循環型社会の構築に向けた重要な取り組みであり、今後も革新的な用途開発を推進してまいります。
<お問い合わせ先>
担当者:イノベーションセンター 素材研究グループ 池田 詩歩
責任者:イノベーションセンター センター長 丸山 健太郎
TEL:078-303-5385 ホームページアドレス:https://www.fujicco.co.jp
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フジッコ株式会社(本社:神戸市中央区/代表取締役社長執行役員:福井正一)は、当社が国内で唯一製造するナタデココの製造工程で発生する端材を、九州大学大学院芸術工学研究院の田羅義史助教の芸術作品「ウェディングドレス」の素材として提供いたしました。この作品は、2025年10月31日~11月9日に開催された「DESIGNART TOKYO 2025」に出展され、多くの来場者から驚きの声をいただきました。
今回の取り組みは、食品製造で発生する副産物をデザート・アート分野で活用することで、持続可能な社会の実現に貢献する新たな試みです。ナタデココは酢酸菌の発酵によって作られるセルロースナノファイバーの一種です。セルロースナノファイバーは、現在、環境にやさしいプラスチック代替素材である「透明な紙」として世界中で注目されています。
■開発背景 ~食品の枠を超えた新用途開発への挑戦~
ナタデココは、フィリピン発祥の伝統発酵食品であり、セルロース産生能を有する酢酸菌がココナッツを原料として産生するバクテリアセルロースです。フジッコは1993年よりナタデココの自社生産を開始し、現在では日本で唯一国産のナタデココを製造しています。食感の安定化のために“おいしい硬さの基準”を設定し、高品質でおいしいナタデココの生産技術を確立しています。
1998年には、当時チルドデザートでは初めて特定保健用食品の許可を得た「ナタデココファイバー」を発売。2003年には、ナタデココを配合したゼリーの「フルーツセラピー」シリーズを展開しており、ロングセラー商品となっています。

業務用ナタデココ

フルーツセラピー
バレンシアオレンジ

フルーツセラピー
グレープフルーツ

フルーツセラピー
ホワイトピーチ
ナタデココは、その網状構造による優れた保水性を有するため、美容液等を含侵したフェイスマスク等の化粧品分野への応用や、製造工程中に発生する端材を利用した紙で作ったノートや名刺等、食品以外の用途にも活用されてきました。
田羅 義史先生は、ナタデココの持つ透明感や柔軟性に着目され、食材の枠を超えた新しい表現として、これまでにもナタデココを使った芸術作品も手がけられていました。今回、デザインとアートの国際的な発信の場である「DESIGNART TOKYO 2025」のために、当社のナタデココの製造過程で発生する端材を利用した新しい作品を制作、発表されました。
■イベントの情報
イベント名:DESIGNART TOKYO 2025
会期:2025年10月31日(金)~11月9日(日)
開催エリア:表参道・外苑前・原宿・渋谷・六本木・銀座・東京
ホームページ:https://www.designart.jp/designarttokyo2025/
■出展内容の情報
展示名:ここの交差展
出展者:ta_rabo(田羅義史+蒲原凪)
出展エリア:外苑前
出展者サイト:https://www.designart.jp/designarttokyo2025/exhibitions/10788/
<写真>実際に展示された作品(撮影:Kazuo Yoshida氏)

ナタデココで制作されたドレス

展示全体の様子

端材の特性を活用したフリル
■今後の取り組み~環境にやさしい素材化への挑戦~
フジッコは、今後も環境に優しい素材化や新用途の検討を積極的に進めてまいります。「おいしさ、けんこう、つぎつぎ、わくわく」の企業理念のもと、お客様の豊かな食生活への貢献はもとより、持続可能な社会の実現に向けた新たな価値創造に挑戦し続けます。食品製造における副産物の有効活用は、循環型社会の構築に向けた重要な取り組みであり、今後も革新的な用途開発を推進してまいります。
<お問い合わせ先>
担当者:イノベーションセンター 素材研究グループ 池田 詩歩
責任者:イノベーションセンター センター長 丸山 健太郎
TEL:078-303-5385 ホームページアドレス:https://www.fujicco.co.jp
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