プレスリリース
F&LC×拓洋の共同出資会社(JV)マリンバース 2025年「ブリ人工種苗」初出荷、今夏の高水温期も順調に成育 ー天然資源の保護と安定調達の実現へー
F&LC
2025.12.01
https://food-and-life.co.jp/
株式会社FOOD & LIFE COMPANIES(本社:大阪府吹田市、代表取締役社長 CEO:山本雅啓、以下「F&LC」)と株式会社拓洋(本社:熊本県熊本市、代表取締役社長 山本宇宙、以下「拓洋」)のジョイントベンチャーである株式会社マリンバース(本社:熊本県熊本市、代表取締役社長 山本宇宙、以下「マリンバース」)は、自社で開発したブリ人工種苗(稚魚)を養殖事業者向けに2025年6月より販売を開始しております。
また、この人工種苗が、最初の難関の一つとされる7月~9月にかけての夏の高水温期を乗り越え、良好な成育状況であることを初めてご報告いたします。このブリの人工種苗の一部は尾鷲物産株式会社(本社:三重県尾鷲市、代表取締役社長 小野博行、以下「尾鷲物産」)での養殖期間を経て、2027年中にF&LCが運営する「スシロー」での販売を予定しております。
F&LCはこの取り組みにより、天然資源に頼らない持続可能な水産資源の確保を通じて、海洋環境の保護と安定調達に取り組んでまいります。

販売先でのブリ稚魚成育状況(2025年11月下旬撮影)
■背景と目的
ブリは日本国内で養殖が盛んな魚種である一方、種苗は天然に依存する方法が主流です。ブリの産卵期が春から初夏(4月~7月頃)に限られていることも含め、天然種苗の供給は時期や環境条件に大きく左右されます。
また近年の地球温暖化に伴う海洋環境の変化による天然種苗の漁獲量の変動が課題であることに加え、海洋生物が夏の高水温を乗り越え成育することが難しくなってきています。
この背景をうけ、マリンバースでは、天然資源を保護しながら海洋環境の影響を受けにくい安定的なブリを調達するため、完全養殖の実現を目指し研究を開始しました。その後度重なる研究の結果2024年に人工種苗の生産テストが成功。2025年に初めて種苗販売を行い今夏の高水温を乗り切ることができました。今後は、この種苗が成魚となり、ふたたび採卵・孵化した種苗を育て完全養殖へとサイクルを構築することで、天然資源の一層の保護と、安定的な調達の両立を実現してまいります。
また、養殖された水産物は飼育環境や飼料を管理することで味のコントロールが可能であり、脂乗りが良く、お客様へ安定してご提供できる点も特長です。
マリンバースでは、今後も皆様に美味しいお食事をお届けし続けるため、持続可能な調達の実現を目指し、ブリの完全養殖の推進に取り組んでまいります。
■マリンバースについて
マリンバースは、限りある水産資源を持続可能にしながら安定的な調達を目指して、「スシロー」を運営するF&LCと、マダイ・クロマグロの種苗及び養殖生産技術を持つ拓洋で2022年4月に設立しました。
会社名: 株式会社マリンバース(Marineverse Ltd.)
所在地: 〒862-0910 熊本県熊本市東区健軍本町 1 番 1 号
代表者: 代表取締役 山本宇宙
事業内容 : マダイの人工種苗の販売、飼料販売、ブリの人工種苗の研究開発、販売
資本金: 500万円
■マリンバースのあゆみ
2022年 4月 マリンバース設立
6月 ブリに先立ち拓洋の技術であるマダイ人工種苗を販売、同時に飼料販売を開始
養殖事業会社数社と情報交換を行い、マダイ養殖に関する取り組みを開始、
2023年 10月 広島大学から委託されたプラチナバイオとの共同研究でブリ人工種苗の
DNA解析を開始
2024年 2月 ブリ人工授精卵の採卵、人工種苗の生産テストを実施
7月 以降順次 2022年から数社の養殖事業者が育てたマダイを「スシロー」の
一部店舗で初の販売
2025年 2月 ブリ人工授精卵の採卵、人工種苗の生産
6月 F&LCの資本提携先の尾鷲物産株式会社にブリ人工種苗と飼料販売を初めて開始
■人工種苗について
天然の卵や稚魚を捕獲する代わりに、人工的な環境(水槽など)で親魚から採卵し、孵化させて育てた稚魚(種苗)のことを指します。
■完全養殖について
人工的に孵化・育成した種苗(人工種苗)を親魚まで育て、その親魚から再び採卵し、さらに稚魚を育てて成魚にするというサイクルを、天然の資源に頼ることなく完結させる養殖技術です。
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株式会社FOOD & LIFE COMPANIES(本社:大阪府吹田市、代表取締役社長 CEO:山本雅啓、以下「F&LC」)と株式会社拓洋(本社:熊本県熊本市、代表取締役社長 山本宇宙、以下「拓洋」)のジョイントベンチャーである株式会社マリンバース(本社:熊本県熊本市、代表取締役社長 山本宇宙、以下「マリンバース」)は、自社で開発したブリ人工種苗(稚魚)を養殖事業者向けに2025年6月より販売を開始しております。
また、この人工種苗が、最初の難関の一つとされる7月~9月にかけての夏の高水温期を乗り越え、良好な成育状況であることを初めてご報告いたします。このブリの人工種苗の一部は尾鷲物産株式会社(本社:三重県尾鷲市、代表取締役社長 小野博行、以下「尾鷲物産」)での養殖期間を経て、2027年中にF&LCが運営する「スシロー」での販売を予定しております。
F&LCはこの取り組みにより、天然資源に頼らない持続可能な水産資源の確保を通じて、海洋環境の保護と安定調達に取り組んでまいります。

販売先でのブリ稚魚成育状況(2025年11月下旬撮影)
■背景と目的
ブリは日本国内で養殖が盛んな魚種である一方、種苗は天然に依存する方法が主流です。ブリの産卵期が春から初夏(4月~7月頃)に限られていることも含め、天然種苗の供給は時期や環境条件に大きく左右されます。
また近年の地球温暖化に伴う海洋環境の変化による天然種苗の漁獲量の変動が課題であることに加え、海洋生物が夏の高水温を乗り越え成育することが難しくなってきています。
この背景をうけ、マリンバースでは、天然資源を保護しながら海洋環境の影響を受けにくい安定的なブリを調達するため、完全養殖の実現を目指し研究を開始しました。その後度重なる研究の結果2024年に人工種苗の生産テストが成功。2025年に初めて種苗販売を行い今夏の高水温を乗り切ることができました。今後は、この種苗が成魚となり、ふたたび採卵・孵化した種苗を育て完全養殖へとサイクルを構築することで、天然資源の一層の保護と、安定的な調達の両立を実現してまいります。
また、養殖された水産物は飼育環境や飼料を管理することで味のコントロールが可能であり、脂乗りが良く、お客様へ安定してご提供できる点も特長です。
マリンバースでは、今後も皆様に美味しいお食事をお届けし続けるため、持続可能な調達の実現を目指し、ブリの完全養殖の推進に取り組んでまいります。
■マリンバースについて
マリンバースは、限りある水産資源を持続可能にしながら安定的な調達を目指して、「スシロー」を運営するF&LCと、マダイ・クロマグロの種苗及び養殖生産技術を持つ拓洋で2022年4月に設立しました。
会社名: 株式会社マリンバース(Marineverse Ltd.)
所在地: 〒862-0910 熊本県熊本市東区健軍本町 1 番 1 号
代表者: 代表取締役 山本宇宙
事業内容 : マダイの人工種苗の販売、飼料販売、ブリの人工種苗の研究開発、販売
資本金: 500万円
■マリンバースのあゆみ
2022年 4月 マリンバース設立
6月 ブリに先立ち拓洋の技術であるマダイ人工種苗を販売、同時に飼料販売を開始
養殖事業会社数社と情報交換を行い、マダイ養殖に関する取り組みを開始、
2023年 10月 広島大学から委託されたプラチナバイオとの共同研究でブリ人工種苗の
DNA解析を開始
2024年 2月 ブリ人工授精卵の採卵、人工種苗の生産テストを実施
7月 以降順次 2022年から数社の養殖事業者が育てたマダイを「スシロー」の
一部店舗で初の販売
2025年 2月 ブリ人工授精卵の採卵、人工種苗の生産
6月 F&LCの資本提携先の尾鷲物産株式会社にブリ人工種苗と飼料販売を初めて開始
■人工種苗について
天然の卵や稚魚を捕獲する代わりに、人工的な環境(水槽など)で親魚から採卵し、孵化させて育てた稚魚(種苗)のことを指します。
■完全養殖について
人工的に孵化・育成した種苗(人工種苗)を親魚まで育て、その親魚から再び採卵し、さらに稚魚を育てて成魚にするというサイクルを、天然の資源に頼ることなく完結させる養殖技術です。
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