プレスリリース
国境なき医師団 ENDLESS JOURNEY (第1回 in 江別 蔦屋書店) 「コーヒーからめぐる世界」 ―コーヒー文化発祥の地 イエメンの旅―
国境なき医師団
2025.11.20
イエメンの文化や人道状況を伝える写真展・トークイベントを北海道・江別で開催
世界70カ国以上で医療・人道援助活動を行う国境なき医師団(MSF)は、11月25日(火)から12月7日(日)、江別 蔦屋書店(北海道江別市)が開店7周年を記念し開催する特別企画「国境なき医師団 ENDLESS JOURNEY (第1回 in 江別 蔦屋書店) 『コーヒーからめぐる世界』 ―コーヒー文化発祥の地 イエメンの旅―」に企画・協力します。

イベントメインビジュアル 写真:ドキュメンタリー写真家 森佑一撮影
中東・イエメンは長引く内戦により、貧困や深刻な食料危機で人口の7割が援助を必要としています。国連が「世界最悪の人道危機」と呼ぶ危機的な人道状況に陥り、国内で家を追われた人は400万人を超えました(※)。移動を強いられる人びとの終わりの見えない旅路”Endless Journey(エンドレスジャーニー)”は今も続いています。
内戦による困難な状況が続く中、希望を失わず力強く生きる人びとがイエメンの豊かな伝統を守り続けています。日干し煉瓦の独特な建築や音楽、香辛料を使った食文化。そして、コーヒー文化発祥の地といわれるイエメンでは、古くから家族や友人がともにコーヒーを楽しむ時間を大切にしてきました。
イエメンで医療・人道援助活動を続けるMSFからみる現地の状況。ドキュメンタリー写真家 森佑一氏がファインダーを通して見つめてきた人びとの営み。本企画は、現地の暮らしに根付く日用品やイエメンコーヒーの香りとともに、様々な角度からイエメンを感じることのできるイベントです。
※国連難民高等弁務官事務所(2023年)
「コーヒーからめぐる世界」 ―コーヒー文化発祥の地 イエメンの旅―
■開催期間:2025年11月25日(火)~12月7日(日)
■開催時間:9:00~21:00(最終日17:00まで)
■開催場所:江別 蔦屋書店 暮らしの棟イベントパーク/コミュニティパーク(北海道江別市牧場町14番地の1)
■入場料:無料
■主催:江別 蔦屋書店
■企画・協力:特定非営利活動法人 国境なき医師団日本
■お問い合わせ:国境なき医師団日本 広報部 collabo@tokyo.msf.org
■ウェブサイト https://www.msf.or.jp/event/detail/20251125.html
イエメンの取材をライフワークとし、美しい風景やいきいきとした人びとをとらえてきたドキュメンタリー写真家・森佑一氏の作品を展示します。会場では、ラグや食器、伝統衣装などイエメンの家庭の居間を再現。イエメンコーヒーの味を守り、日本に輸入する「モカオリジンズ」によるコーヒーの試飲・販売も行われます。コーヒーの香りに包まれながら、イエメンの伝統、文化、空気を感じられる空間です。(展示点数:A0/A1/A4計20点、L版計約100点)

(C) Yuichi Mori Photography
2. 地域特別企画 北大写真部×国境なき医師団 写真展 「命をつなぐひと ― 北海道から世界の活動地へ ―」
MSFでは日本から毎年約100人のスタッフが海外の活動に参加しています。普段は北海道で生活を営む人たちも、世界各地で医療・人道援助に尽力しています。そして、家族、支援者、ボランティアや事務局スタッフも北海道から世界中の活動を支えています。MSFに関心を寄せた北海道大学写真部の学生が、「命をつなぐひと」として北海道を拠点にMSFの活動に携わる人の日常の表情をカメラでとらえた作品を展示します。(展示点数16点)

(撮影)左上: 位田隼士、中央: 飯田興磨、左下: 日暮隼、右: Leung Yownin Albert
3. トークイベント × コーヒーテイスティング
古代ローマ時代、「幸福のアラビア」と呼ばれたアラビア半島南部のイエメン。インド洋を渡ってくるアジアやアフリカの品々が集まる要衝として古くから栄えました。コーヒー豆もその一つ。各地からモカ港に集まり流通したコーヒーは「モカコーヒー」と呼ばれ、イエメンに豊かなコーヒー文化を築きました。世界137カ国を旅した蔦屋書店旅のコンシェルジュ 森卓也氏が、イエメンにまつわるゲストを招いて2回のトークイベントを開催します。
11月29日(土)14:00~15:30
登壇者:写真家 森佑一 × 国境なき医師団日本会長 救急医・麻酔科医 中嶋優子
旅のナビゲーター:六本松 蔦屋書店 旅のコンシェルジュ 森卓也

11月30日(日)14:00~15:30
登壇者:写真家 森佑一 × 日本イエメン友好協会専務理事 佐藤寛
旅のナビゲーター:六本松 蔦屋書店 旅のコンシェルジュ 森卓也

各回定員30人 申込先着順
申込受付:国境なき医師団ウェブサイト
■登壇者プロフィール
森佑一(ドキュメンタリー写真家)
1985年香川県生まれ。2012年より写真家として活動を始める、同年5月にデイズジャパン主催のフォトジャーナリズムワークショップに参加。日本国内では、震災被災地、市民運動、広島、長崎、沖縄等の撮影を行う。2015年から2017年の2年間、JICA海外協力隊員として中東ヨルダンにて環境教育の活動に従事。現在は海外に活動の場を広げ、戦時下にある国や地域の実情を取材発信している。これまでに取材で訪れた主な場所は、ギリシャ、フィリピン、バングラデシュ、ヨルダン、パレスチナ、イスラエル、ジブチ、イエメン、ウクライナ、シリア等。ライフワークはイエメン取材。
中嶋優子(国境なき医師団日本会長 救急医・麻酔科医)
2001年に札幌医科大学卒業後、沖縄米海軍病院で初期研修。複数の国内病院での勤務を経て2008年に米国医師国家試験合格。米国イエール大学病院で救急研修医を修了後、米国救急専門医を取得。カリフォルニア州立大サンディエゴ校でプレホスピタル・災害医療のフェローシップを修了。2017年、日本人として初めて米国プレホスピタル・災害医療専門医を取得。同年よりアトランタ・エモリー大学救急部の助教授に就任、2024年に准教授となる。2018年よりメトロアトランタ救急搬送サービスのメディカル・ディレクターも兼任。2023年、米国DMAT隊員となる。 MSFには2009年に登録。以来シリア、イエメン、パキスタン、イラク、南スーダン、ナイジェリアなど合計9回の海外派遣活動に参加。現在は米国を拠点にMSFの活動に参加する。2022年3月より現職。東京都出身。
佐藤寛(開発社会学舎 主宰)
1981 年アジア経済研究所入所。退職までの42年間イエメン地域研究に従事。二度にわたりサナア大学客員研究員等でイエメンに滞在。1990年大阪万博、2005年愛・地球博でそれぞれイエメン館出展代表代理を務め、イエメン館の展示運営を支援。現在日本イエメン友好協会専務理事。主なイエメン関係の著作に「イエメン:忘れられし者の存在証明(上・下)」(『地平』2024/7-8、「イエメン国民への愚弄をやめよ――最悪の人道危機の原因と解決への道筋」(『世界』2019/3)、「忘れられた戦争 イエメンの人々を襲う人道的崩壊」(『世界』2017/8)、「人道危機に直面するイエメン」(『世界』2017/1)、『イエメンものづくし』(アジア経済研究所、2001)、『イエメン-もうひとつのアラビア』(アジア経済研究所、1994 年)など。本年、『イエメンを知るための63章』を共編著として上梓した。
森卓也(六本松 蔦屋書店 旅のコンシェルジュ)
1974年福岡県生まれ。六本松 蔦屋書店の立ち上げから蔦屋書店に参画し、「旅コンシェルジュ」として活動をスタート。これまで137カ国、日本47都道府県、有人離島60島以上を旅するトラベルホリック。「日本で一番旅する書店員」として旅の書籍はもちろん、世界の食やカルチャー、文学や歴史にも造詣が深く、選書や企画の評価も高い。店舗での活動以外にも外部イベントへの登壇やメディア出演、寄稿、オリジナル旅グッズの企画制作など、活動は多岐にわたる。文学部出身・小説家志望の冒険型書店員。
コーヒー提供:モカオリジンズ
イエメン出身のタレック氏が2018年に設立。日本に留学していたタレック氏と、イエメンでコーヒーを栽培する兄コサイがタッグを組み、政情不安により生産が困難になったイエメンコーヒーを日本に輸入する。イエメンコーヒーの伝統を守り現地の小規模農家を支援するほか、戦争のイメージばかりでなく大切に守られてきた豊かな文化を多くの人に知ってほしいと、イエメンの魅力を発信している。

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世界70カ国以上で医療・人道援助活動を行う国境なき医師団(MSF)は、11月25日(火)から12月7日(日)、江別 蔦屋書店(北海道江別市)が開店7周年を記念し開催する特別企画「国境なき医師団 ENDLESS JOURNEY (第1回 in 江別 蔦屋書店) 『コーヒーからめぐる世界』 ―コーヒー文化発祥の地 イエメンの旅―」に企画・協力します。

イベントメインビジュアル 写真:ドキュメンタリー写真家 森佑一撮影
中東・イエメンは長引く内戦により、貧困や深刻な食料危機で人口の7割が援助を必要としています。国連が「世界最悪の人道危機」と呼ぶ危機的な人道状況に陥り、国内で家を追われた人は400万人を超えました(※)。移動を強いられる人びとの終わりの見えない旅路”Endless Journey(エンドレスジャーニー)”は今も続いています。
内戦による困難な状況が続く中、希望を失わず力強く生きる人びとがイエメンの豊かな伝統を守り続けています。日干し煉瓦の独特な建築や音楽、香辛料を使った食文化。そして、コーヒー文化発祥の地といわれるイエメンでは、古くから家族や友人がともにコーヒーを楽しむ時間を大切にしてきました。
イエメンで医療・人道援助活動を続けるMSFからみる現地の状況。ドキュメンタリー写真家 森佑一氏がファインダーを通して見つめてきた人びとの営み。本企画は、現地の暮らしに根付く日用品やイエメンコーヒーの香りとともに、様々な角度からイエメンを感じることのできるイベントです。
※国連難民高等弁務官事務所(2023年)
開催概要
国境なき医師団 ENDLESS JOURNEY (第1回 in 江別 蔦屋書店)「コーヒーからめぐる世界」 ―コーヒー文化発祥の地 イエメンの旅―
■開催期間:2025年11月25日(火)~12月7日(日)
■開催時間:9:00~21:00(最終日17:00まで)
■開催場所:江別 蔦屋書店 暮らしの棟イベントパーク/コミュニティパーク(北海道江別市牧場町14番地の1)
■入場料:無料
■主催:江別 蔦屋書店
■企画・協力:特定非営利活動法人 国境なき医師団日本
■お問い合わせ:国境なき医師団日本 広報部 collabo@tokyo.msf.org
■ウェブサイト https://www.msf.or.jp/event/detail/20251125.html
イベント内容
1. ~旅するイエメン~ 森佑一写真展とイエメンの暮らしイエメンの取材をライフワークとし、美しい風景やいきいきとした人びとをとらえてきたドキュメンタリー写真家・森佑一氏の作品を展示します。会場では、ラグや食器、伝統衣装などイエメンの家庭の居間を再現。イエメンコーヒーの味を守り、日本に輸入する「モカオリジンズ」によるコーヒーの試飲・販売も行われます。コーヒーの香りに包まれながら、イエメンの伝統、文化、空気を感じられる空間です。(展示点数:A0/A1/A4計20点、L版計約100点)

(C) Yuichi Mori Photography
2. 地域特別企画 北大写真部×国境なき医師団 写真展 「命をつなぐひと ― 北海道から世界の活動地へ ―」
MSFでは日本から毎年約100人のスタッフが海外の活動に参加しています。普段は北海道で生活を営む人たちも、世界各地で医療・人道援助に尽力しています。そして、家族、支援者、ボランティアや事務局スタッフも北海道から世界中の活動を支えています。MSFに関心を寄せた北海道大学写真部の学生が、「命をつなぐひと」として北海道を拠点にMSFの活動に携わる人の日常の表情をカメラでとらえた作品を展示します。(展示点数16点)

(撮影)左上: 位田隼士、中央: 飯田興磨、左下: 日暮隼、右: Leung Yownin Albert
3. トークイベント × コーヒーテイスティング
古代ローマ時代、「幸福のアラビア」と呼ばれたアラビア半島南部のイエメン。インド洋を渡ってくるアジアやアフリカの品々が集まる要衝として古くから栄えました。コーヒー豆もその一つ。各地からモカ港に集まり流通したコーヒーは「モカコーヒー」と呼ばれ、イエメンに豊かなコーヒー文化を築きました。世界137カ国を旅した蔦屋書店旅のコンシェルジュ 森卓也氏が、イエメンにまつわるゲストを招いて2回のトークイベントを開催します。
11月29日(土)14:00~15:30
登壇者:写真家 森佑一 × 国境なき医師団日本会長 救急医・麻酔科医 中嶋優子
旅のナビゲーター:六本松 蔦屋書店 旅のコンシェルジュ 森卓也

11月30日(日)14:00~15:30
登壇者:写真家 森佑一 × 日本イエメン友好協会専務理事 佐藤寛
旅のナビゲーター:六本松 蔦屋書店 旅のコンシェルジュ 森卓也

各回定員30人 申込先着順
申込受付:国境なき医師団ウェブサイト
■登壇者プロフィール
森佑一(ドキュメンタリー写真家)
1985年香川県生まれ。2012年より写真家として活動を始める、同年5月にデイズジャパン主催のフォトジャーナリズムワークショップに参加。日本国内では、震災被災地、市民運動、広島、長崎、沖縄等の撮影を行う。2015年から2017年の2年間、JICA海外協力隊員として中東ヨルダンにて環境教育の活動に従事。現在は海外に活動の場を広げ、戦時下にある国や地域の実情を取材発信している。これまでに取材で訪れた主な場所は、ギリシャ、フィリピン、バングラデシュ、ヨルダン、パレスチナ、イスラエル、ジブチ、イエメン、ウクライナ、シリア等。ライフワークはイエメン取材。
中嶋優子(国境なき医師団日本会長 救急医・麻酔科医)
2001年に札幌医科大学卒業後、沖縄米海軍病院で初期研修。複数の国内病院での勤務を経て2008年に米国医師国家試験合格。米国イエール大学病院で救急研修医を修了後、米国救急専門医を取得。カリフォルニア州立大サンディエゴ校でプレホスピタル・災害医療のフェローシップを修了。2017年、日本人として初めて米国プレホスピタル・災害医療専門医を取得。同年よりアトランタ・エモリー大学救急部の助教授に就任、2024年に准教授となる。2018年よりメトロアトランタ救急搬送サービスのメディカル・ディレクターも兼任。2023年、米国DMAT隊員となる。 MSFには2009年に登録。以来シリア、イエメン、パキスタン、イラク、南スーダン、ナイジェリアなど合計9回の海外派遣活動に参加。現在は米国を拠点にMSFの活動に参加する。2022年3月より現職。東京都出身。
佐藤寛(開発社会学舎 主宰)
1981 年アジア経済研究所入所。退職までの42年間イエメン地域研究に従事。二度にわたりサナア大学客員研究員等でイエメンに滞在。1990年大阪万博、2005年愛・地球博でそれぞれイエメン館出展代表代理を務め、イエメン館の展示運営を支援。現在日本イエメン友好協会専務理事。主なイエメン関係の著作に「イエメン:忘れられし者の存在証明(上・下)」(『地平』2024/7-8、「イエメン国民への愚弄をやめよ――最悪の人道危機の原因と解決への道筋」(『世界』2019/3)、「忘れられた戦争 イエメンの人々を襲う人道的崩壊」(『世界』2017/8)、「人道危機に直面するイエメン」(『世界』2017/1)、『イエメンものづくし』(アジア経済研究所、2001)、『イエメン-もうひとつのアラビア』(アジア経済研究所、1994 年)など。本年、『イエメンを知るための63章』を共編著として上梓した。
森卓也(六本松 蔦屋書店 旅のコンシェルジュ)
1974年福岡県生まれ。六本松 蔦屋書店の立ち上げから蔦屋書店に参画し、「旅コンシェルジュ」として活動をスタート。これまで137カ国、日本47都道府県、有人離島60島以上を旅するトラベルホリック。「日本で一番旅する書店員」として旅の書籍はもちろん、世界の食やカルチャー、文学や歴史にも造詣が深く、選書や企画の評価も高い。店舗での活動以外にも外部イベントへの登壇やメディア出演、寄稿、オリジナル旅グッズの企画制作など、活動は多岐にわたる。文学部出身・小説家志望の冒険型書店員。
コーヒー提供:モカオリジンズ
イエメン出身のタレック氏が2018年に設立。日本に留学していたタレック氏と、イエメンでコーヒーを栽培する兄コサイがタッグを組み、政情不安により生産が困難になったイエメンコーヒーを日本に輸入する。イエメンコーヒーの伝統を守り現地の小規模農家を支援するほか、戦争のイメージばかりでなく大切に守られてきた豊かな文化を多くの人に知ってほしいと、イエメンの魅力を発信している。

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