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プレスリリース

戦国時代に室町幕府が一時置かれていた高槻市で戦国動乱期の畿内政治をテーマに特別展

将軍足利家の混乱、管領細川家の家督争いなど当時の情勢に関連した資料約85点を展示




高槻市立しろあと歴史館で、令和7年12月14日(日曜日)まで、特別展「戦国動乱の畿内―足利将軍家と細川京兆家の分裂―」を開催中。同市は、富田地域に一時室町幕府が置かれ、北部摂津峡周辺には畿内を制した戦国武将三好長慶の居城「芥川城」があるなど、畿内政治の舞台となってきました。本展では、その複雑な戦国時代の政治情勢を当時の古文書や関係者の肖像画などから紹介します。

戦国時代、室町幕府の将軍・足利家では、将軍職を巡る争いが起こり、幕府要職の管領をつとめる細川京兆(けいちょう)家(本家)では、家督争いが激化しました。足利将軍家と細川京兆家の両家分裂により、畿内の政治情勢は複雑化し、三好長慶や織田信長台頭の背景にも、このことが深く関わっています。本市は、細川高国が築き、細川晴元・三好長慶が居城とし上洛前の足利義昭・織田信長が滞在した「芥川城」、寺内町として栄え、細川晴元が晩年を過ごし十四代将軍足利義栄が御所を置いた「富田」など、足利将軍家や細川京兆家と深い関わりがあることで知られています。
本展では、足利将軍家・細川京兆家を中心とする戦国時代の畿内の政治情勢とそれに関わった人々を古文書や肖像画で紹介。展示会場では、将軍足利義晴が敵対する勢力の退治を祈願した国宝の文書「足利義晴御判御教書」をはじめ、精巧な彫刻が特徴的な足利義政の所用品で松永久秀が奉納したと伝わる硯、細川政元・細川高国・足利義輝など動乱に関わった人物の肖像画、富田で見つかった大甕など戦国時代の出土品を展示しています
同館担当学芸員は「戦国時代の畿内の政治情勢は複雑ですが、三好長慶や織田信長の登場につながる大事な時代。登場人物の肖像画や発給文書、当時の様子を示す出土品などを通じて歴史の大きな流れを感じていただくとともに畿内政治の舞台となった高槻市の歴史にも目を向けていただければ」と話しています。

【特別展「戦国動乱の畿内―足利将軍家と細川京兆家の分裂―」概要】
日時:令和7年12月14日(日曜日)まで
開館時間:10時から17時まで(入館は16時30分まで)
休館日:月曜日、11月25日(火曜日)
※11月24日(月曜日・祝日)は開館
場所:しろあと歴史館 企画展示室及び常設展示室の一部
料金:200円(高校生・大学生は100円、中学生以下は無料)
※会期中、展示替えを行います。詳細はホームページをご覧ください。

【関連ホームページ】
しろあと歴史館特別展「戦国動乱の畿内-足利将軍家と細川京兆家の分裂-」(高槻市ホームページ)
https://www.city.takatsuki.osaka.jp/site/history/157110.html

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