プレスリリース
    
                機能と美しさを両立―エミレーツ客室乗務員の制服の進化
エミレーツ航空
2025.10.31
        
https://www.youtube.com/watch?v=LyOWoQDIMFI
エミレーツ客室乗務員の制服の歩み
アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ、2025年10月23日 - 一針一針に歴史を感じさせる、エミレーツ航空の象徴的な客室乗務員の制服は、世界最大の国際航空会社であるエミレーツと、「ワンランク上を、飛びつづける」体験を象徴する存在として瞬時に認識されます。1985年の誕生から2025年の現在に至るまで、エミレーツの客室乗務員の制服は、飛ぶことの華やかさと、世界的ブランドの力強さを体現し続けてきました。
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揺るがない配色を基調に、エミレーツの客室乗務員の制服は、航空会社そのものと同様に、時代に左右されないアイコンとして位置づけられています。品質と耐久性を最も重要な要素とし、エミレーツは流行やファストファッションではなく、永続的なスタイルと洗練を追求しています。
エミレーツの客室乗務員は、防汚・防しわ性を備えたナノ加工素材を採用するなど工夫を凝らした制服により、隙のない「エミレーツ・ルック」を保っています。長時間のフライトを経ても端正さを失わないよう工夫されています。制服のスタイルは時代に応じて細かな見直しを続けてきましたが、ブランドイメージは一貫しており、実用性と快適性を優先することで、客室乗務員が高い安全基準を維持しながら、世界水準のきめ細やかな機内サービスをお客様に提供できるようにしています。
1985年 - アイコニックなルックの誕生
1985年、より華やかさを重視するファッションの時代に、エミレーツは初の客室乗務員の制服を80名の乗務員向けに発表しました。ブランドの象徴カラーである赤と金を基調としたこの制服は、時代のスタイルに合わせ、女性客室乗務員には温かみのあるサンディベージュの丸みを帯びたジャケットが用意され、縁には赤のパイピング、肩には控えめなパッドが施されていました。「砂の上の陽光」をイメージした色合いは、母国アラブ首長国連邦の砂漠の砂丘を象徴しています。当時のスカートはストレートカットで膝下丈、中央には上品なプリーツが1本入りました。クリーム色のブラウスと、襟元に結ばれた赤いリボンを組み合わせ、仕上げにはエミレーツのアラビア文字ロゴ入りの赤い帽子と白いスカーフを着用しました。精巧なアラビア文字のロゴと優雅にたらしたクリーム色のシフォンスカーフは、現地文化を反映し、UAEの7つの首長国を象徴する7本のプリーツが施されています。1985年当時、男女の客室乗務員は黒の革靴を着用。男性客室乗務員とパイロットは、クラシックなグレーのスーツに赤いネクタイ、白いシャツ、金の徽章を組み合わせていました。
1987年 - 洗練された文化の香り
1987年、エミレーツは女性客室乗務員向けにリフレッシュされた制服を導入しました。制服は、目を引く金ボタンをあしらったダブルブレストのベージュジャケット、中央プリーツを長くしたロングスカート、さりげないエミレーツロゴ柄入りの白いブラウス、そして象徴的な赤い帽子とベールで構成されました。金色はエミレーツの象徴として重要なアクセントであり、初のエミレーツ機体塗装にも用いられ、ドバイとの結びつきから選ばれています。男性客室乗務員は引き続き1985年のオリジナル制服を着用しました。また、冬季・夏季を問わず、180名の全客室乗務員はポケットにアラブ首長国連邦(UAE)国旗を象徴するポシェットを携えていました。
1987年末までに、エミレーツはアマン、ムンバイ、カイロ、コロンボ、デリー、ダッカ、フランクフルト、イスタンブール、カラチ、ロンドン・ガトウィック、マーレなど約11都市への運航を行っていました。この時期、女性客室乗務員向けに、より軽く快適な夏季用の制服「サマーサファリドレス」が導入されました。肩に構造的なデザインを施し、スタイリッシュなフロントポケットと赤いウエストベルトを備えたこのドレスは、現在のスタイルにも通じるデザインです。さらに、ファーストクラスの女性乗務員は、アラビア伝統の衣装「トーブ(Thoub)」を着用し、アラビアコーヒーやデーツの提供を行うことで、洗練された文化的な演出を加えていました。
1997年 - パコ・ラバンヌがデザイナーの目を注ぐ
1997年、エミレーツは伝説的なスペイン人デザイナー、パコ・ラバンヌと協力し、制服を現代的でスタイリッシュに刷新しました。女性用制服は、クラシックなベージュと赤のカラースキームを維持しつつ、1990年代のクリーンな美学に沿ったカットやフィット感に更新され、ブラウンのバッグと靴が加えられました。女性乗務員向けには、ラウンドネックでジャカードのロゴプリント入りブラウスと、細身のマンダリンカラーのジャケットに合わせたシェイプのスカートがデザインされました。一方、男性客室乗務員はネイビージャケットにベージュのパンツ、ブラウンの靴を組み合わせました。エミレーツは、この10年間で着実な成長を遂げ、300万人の顧客にサービスを提供し、1,500名の客室乗務員が制服のクリーンなラインを保ちながら、44都市以上でサービスを展開しました。
2008年 - テーラードで飛び立つ、エミレーツの象徴的スタイル誕生
エミレーツの制服は、航空会社初のエアバスA380型機導入を記念して、2008年7月に新たなデザインが発表されました。エミレーツの社内デザインチームとシモン・ジャージーの協力により手がけられたこの新デザインは、アイコニックなベージュと赤のカラーパレットを引き継ぎ、当時11,000名にまで増えた客室乗務員に対応したデザインとなっています。
女性用制服では、さりげないピンストライプに加え、動きに合わせてシグネチャーの「エミレーツ・レッド」がのぞく4本のキックプリーツをスカートに採用しました。スーツの随所に赤のトリムをあしらい、帽子は、側面に翼を思わせる形でロゴを配するデザインへ一新しました。靴・ベルト・バッグなどのアクセサリーは、トリムと象徴的なハットを引き立てるやや深いマルーンレッドで統一しています。
男性用制服は、控えめな赤のトリムをあしらった濃いチョコレートブラウンのピンストライプで刷新され、クリーム色のシャツと、ゴールド・ブラウン・赤のストライプタイが組み合わされました。これは、世界99都市に運航を拡大したエミレーツの成功を象徴する、上質な装いとなっています。
2023年以降 - 赤いレザーのアクセントと選べるシューズ
制服の進化の一環として、2023年より女性客室乗務員には、個々の快適性や好みに合わせて15種類のシューズから選べる制度が導入されました。男女ともにスペイン製の100%レザー製シューズの幅広いラインナップは、ヒールの高さや幅、形状、スタイルが多彩に用意されており、どの足にも快適さとスタイル、フィット感を提供します。
女性用シューズの最新モデルには、従来より明るいレッドを採用したレッドレザーのハンドバッグとベルトをセットで展開しています。スカートのプリーツや制服のトリムと完璧に調和し、いまやエミレーツの代名詞となったアイコニックなレッドを一層引き立たせていいます。
さらなる成長を見据えるエミレーツは、機能と美しさを両立させるデザインの最適解を見出しました。この象徴的な制服は、世界140以上の目的地へ飛ぶ25,000名の客室乗務員に、業務に認められる機能性とブランドとしての美しさを兼ね備えた装いを提供しています。

1987年 - エミレーツ客室乗務員用制服

1987年 - エミレーツ
『サマーサファリ』
客室乗務員用制服

1985年 - エミレーツ
客室乗務員用制服

1997年 - エミレーツ客室乗務員用制服

2008年 - エミレーツ客室乗務員用制服
エミレーツについて
エミレーツ航空は2002年に日本就航。成田国際空港・羽田空港・関西国際空港から、ドバイをはじめとする世界各地へ快適な空の旅を提供しています。当社は航空業界で最新かつ効率性と快適さを備えた航空機を運航し、多様な文化的背景をもつ当社の従業員は、6大陸のすべてで受賞歴を誇るサービスを日々お客様に提供しています。
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エミレーツ客室乗務員の制服の歩み
アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ、2025年10月23日 - 一針一針に歴史を感じさせる、エミレーツ航空の象徴的な客室乗務員の制服は、世界最大の国際航空会社であるエミレーツと、「ワンランク上を、飛びつづける」体験を象徴する存在として瞬時に認識されます。1985年の誕生から2025年の現在に至るまで、エミレーツの客室乗務員の制服は、飛ぶことの華やかさと、世界的ブランドの力強さを体現し続けてきました。
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揺るがない配色を基調に、エミレーツの客室乗務員の制服は、航空会社そのものと同様に、時代に左右されないアイコンとして位置づけられています。品質と耐久性を最も重要な要素とし、エミレーツは流行やファストファッションではなく、永続的なスタイルと洗練を追求しています。
エミレーツの客室乗務員は、防汚・防しわ性を備えたナノ加工素材を採用するなど工夫を凝らした制服により、隙のない「エミレーツ・ルック」を保っています。長時間のフライトを経ても端正さを失わないよう工夫されています。制服のスタイルは時代に応じて細かな見直しを続けてきましたが、ブランドイメージは一貫しており、実用性と快適性を優先することで、客室乗務員が高い安全基準を維持しながら、世界水準のきめ細やかな機内サービスをお客様に提供できるようにしています。
1985年 - アイコニックなルックの誕生
1985年、より華やかさを重視するファッションの時代に、エミレーツは初の客室乗務員の制服を80名の乗務員向けに発表しました。ブランドの象徴カラーである赤と金を基調としたこの制服は、時代のスタイルに合わせ、女性客室乗務員には温かみのあるサンディベージュの丸みを帯びたジャケットが用意され、縁には赤のパイピング、肩には控えめなパッドが施されていました。「砂の上の陽光」をイメージした色合いは、母国アラブ首長国連邦の砂漠の砂丘を象徴しています。当時のスカートはストレートカットで膝下丈、中央には上品なプリーツが1本入りました。クリーム色のブラウスと、襟元に結ばれた赤いリボンを組み合わせ、仕上げにはエミレーツのアラビア文字ロゴ入りの赤い帽子と白いスカーフを着用しました。精巧なアラビア文字のロゴと優雅にたらしたクリーム色のシフォンスカーフは、現地文化を反映し、UAEの7つの首長国を象徴する7本のプリーツが施されています。1985年当時、男女の客室乗務員は黒の革靴を着用。男性客室乗務員とパイロットは、クラシックなグレーのスーツに赤いネクタイ、白いシャツ、金の徽章を組み合わせていました。
1987年 - 洗練された文化の香り
1987年、エミレーツは女性客室乗務員向けにリフレッシュされた制服を導入しました。制服は、目を引く金ボタンをあしらったダブルブレストのベージュジャケット、中央プリーツを長くしたロングスカート、さりげないエミレーツロゴ柄入りの白いブラウス、そして象徴的な赤い帽子とベールで構成されました。金色はエミレーツの象徴として重要なアクセントであり、初のエミレーツ機体塗装にも用いられ、ドバイとの結びつきから選ばれています。男性客室乗務員は引き続き1985年のオリジナル制服を着用しました。また、冬季・夏季を問わず、180名の全客室乗務員はポケットにアラブ首長国連邦(UAE)国旗を象徴するポシェットを携えていました。
1987年末までに、エミレーツはアマン、ムンバイ、カイロ、コロンボ、デリー、ダッカ、フランクフルト、イスタンブール、カラチ、ロンドン・ガトウィック、マーレなど約11都市への運航を行っていました。この時期、女性客室乗務員向けに、より軽く快適な夏季用の制服「サマーサファリドレス」が導入されました。肩に構造的なデザインを施し、スタイリッシュなフロントポケットと赤いウエストベルトを備えたこのドレスは、現在のスタイルにも通じるデザインです。さらに、ファーストクラスの女性乗務員は、アラビア伝統の衣装「トーブ(Thoub)」を着用し、アラビアコーヒーやデーツの提供を行うことで、洗練された文化的な演出を加えていました。
1997年 - パコ・ラバンヌがデザイナーの目を注ぐ
1997年、エミレーツは伝説的なスペイン人デザイナー、パコ・ラバンヌと協力し、制服を現代的でスタイリッシュに刷新しました。女性用制服は、クラシックなベージュと赤のカラースキームを維持しつつ、1990年代のクリーンな美学に沿ったカットやフィット感に更新され、ブラウンのバッグと靴が加えられました。女性乗務員向けには、ラウンドネックでジャカードのロゴプリント入りブラウスと、細身のマンダリンカラーのジャケットに合わせたシェイプのスカートがデザインされました。一方、男性客室乗務員はネイビージャケットにベージュのパンツ、ブラウンの靴を組み合わせました。エミレーツは、この10年間で着実な成長を遂げ、300万人の顧客にサービスを提供し、1,500名の客室乗務員が制服のクリーンなラインを保ちながら、44都市以上でサービスを展開しました。
2008年 - テーラードで飛び立つ、エミレーツの象徴的スタイル誕生
エミレーツの制服は、航空会社初のエアバスA380型機導入を記念して、2008年7月に新たなデザインが発表されました。エミレーツの社内デザインチームとシモン・ジャージーの協力により手がけられたこの新デザインは、アイコニックなベージュと赤のカラーパレットを引き継ぎ、当時11,000名にまで増えた客室乗務員に対応したデザインとなっています。
女性用制服では、さりげないピンストライプに加え、動きに合わせてシグネチャーの「エミレーツ・レッド」がのぞく4本のキックプリーツをスカートに採用しました。スーツの随所に赤のトリムをあしらい、帽子は、側面に翼を思わせる形でロゴを配するデザインへ一新しました。靴・ベルト・バッグなどのアクセサリーは、トリムと象徴的なハットを引き立てるやや深いマルーンレッドで統一しています。
男性用制服は、控えめな赤のトリムをあしらった濃いチョコレートブラウンのピンストライプで刷新され、クリーム色のシャツと、ゴールド・ブラウン・赤のストライプタイが組み合わされました。これは、世界99都市に運航を拡大したエミレーツの成功を象徴する、上質な装いとなっています。
2023年以降 - 赤いレザーのアクセントと選べるシューズ
制服の進化の一環として、2023年より女性客室乗務員には、個々の快適性や好みに合わせて15種類のシューズから選べる制度が導入されました。男女ともにスペイン製の100%レザー製シューズの幅広いラインナップは、ヒールの高さや幅、形状、スタイルが多彩に用意されており、どの足にも快適さとスタイル、フィット感を提供します。
女性用シューズの最新モデルには、従来より明るいレッドを採用したレッドレザーのハンドバッグとベルトをセットで展開しています。スカートのプリーツや制服のトリムと完璧に調和し、いまやエミレーツの代名詞となったアイコニックなレッドを一層引き立たせていいます。
さらなる成長を見据えるエミレーツは、機能と美しさを両立させるデザインの最適解を見出しました。この象徴的な制服は、世界140以上の目的地へ飛ぶ25,000名の客室乗務員に、業務に認められる機能性とブランドとしての美しさを兼ね備えた装いを提供しています。

1987年 - エミレーツ客室乗務員用制服

1987年 - エミレーツ
『サマーサファリ』
客室乗務員用制服

1985年 - エミレーツ
客室乗務員用制服

1997年 - エミレーツ客室乗務員用制服

2008年 - エミレーツ客室乗務員用制服
エミレーツについて
エミレーツ航空は2002年に日本就航。成田国際空港・羽田空港・関西国際空港から、ドバイをはじめとする世界各地へ快適な空の旅を提供しています。当社は航空業界で最新かつ効率性と快適さを備えた航空機を運航し、多様な文化的背景をもつ当社の従業員は、6大陸のすべてで受賞歴を誇るサービスを日々お客様に提供しています。
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