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プレスリリース

アーティスト・島田萌 個展「Ghost Note +」をGallery & Bakery Tokyo 8分にて11月22日(土)から開催

― デジタルと油彩のあいだに生まれる“新しいリアル” を探る―




株式会社The Chain Museum(本社:東京都渋谷区、代表取締役:遠山正道、以下「The Chain Museum」)は、京橋にあるアートギャラリーとベーカリー&カフェが併設する「Gallery & Bakery Tokyo 8分」にて、第13回目となる本展では、アーティスト・島田萌の個展「Ghost Note +」を2025年11月22日(土)~12月23日(火)に開催いたします。

島田は、デジタル機器で加工した写真をもとに油彩を描く若手アーティストです。画面越しに現れる歪みやノイズを“新しいリアル”として捉え、デジタルと油彩のあいだに生まれる緊張を描き出しています。
本展では、最大120号の大作を含む新作群を発表。会期に先立ち、11月21日(金) 19:30~21:00にレセプションを開催いたします。

※作品販売は2025年11月21日(金)17:00よりすべて「先着制」にて販売いたします
※本展の出展作品は全て新作となります。プライスリストをご希望の方はリストが完成次第、先行してリストを送付いたしますのでこちらのお問合せフォームよりご連絡お願いいたします。
レセプションをご希望の方はこちらのページよりご予約をお願いいたします。

展覧会詳細はこちら

展覧会概要

島田は1995年東京都出身。スマートフォンやタブレット端末などのデジタル機器を用いて加工・編集を施した写真をもとに、それを油彩で描くという手法で制作を行っています。美術を学んでいた学生時代にスマートフォンが急速に普及し、日常的に写真を撮影・加工する環境が整っていったこともあり、自然とデジタルツールで下絵を作るようになりました。

写真編集の延長線上に絵画制作があるという感覚は、当初から島田の中でごく自然なものであり、スマートフォンやパソコンの画面越しに見る世界には、肉眼では捉えきれない歪みやノイズ、光のにじみや色彩の偏差が表れることがあると語っています。それらを単なる技術的なバグやエラーではなく、現代における新たなリアリティ=“新しいリアル”として捉えており、そうした偶発的な視覚情報を、油絵具という物質的なメディウムを通して絵画に転写することに強い関心を持っています。

画像編集においてフィルターを重ねる行為は、油彩におけるレイヤーの重なりと構造的に似ており、どちらも透明度や質感、奥行きを操作する中でイメージが立ち上がっていきます。島田の作品は、画像で見るとしばしば写真のように錯覚されることがありますが、実際に作品の前に立つと、油絵具の層が厚みを持って現れ、視覚と物質のズレが際立ちます。この“見ること”と“在ること”の差異を意識させる構造も制作の中核にあります。

近年は、アナログのキャンバスで液晶画面のような発光感や艶のある質感をどこまで再現できるかを探っており、あえて物質性の強い油彩という古典的な手法を用いることで、デジタルイメージが持つ非物質的な質感との接点や、そのあいだに生まれる緊張関係を探っています。
当初は人物画を主なテーマとしてきましたが、現在では壺を描いたモランディシリーズや、花・静物・風景などにもモチーフを広げながらより構成的・実験的なアプローチを進めています。

本展は最大120号を含む新作を中心とした絵画群をお披露目いたします。ぜひご来場いただけますと幸いです。


過去作品

過去作品


Information

島田萌 個展「Ghost Note +」
会期
2025年11月22日(土) ~12月23日(火)
レセプションは11月21日(金) 19:30~21:00にて開催

会場
Gallery & Bakery Tokyo8分

住所
〒104-0031東京都中央区京橋1-7-1 TODA BUILDING 1F

営業時間
8:00~19:00

休み
会期中無休

観覧料
無料

アクセス
東京メトロ銀座線「京橋駅」6番出口 徒歩3分
東京メトロ銀座線「日本橋駅」B1出口 徒歩5分
JR各線「東京駅」八重洲中央口 徒歩8分

展覧会ページURL
https://artsticker.app/events/99102

アーティストプロフィール




島田 萌 / Moe Shimada
【略歴】
1995年 東京都出身
2015年 東京造形大学絵画専攻 中退
2019年 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻 卒業

【展覧会】
〈個展〉
2025年 Ghost Note AISHO/東京
2024年 夜のPEEK A BOO MITSUKOSHI CONTEPORARY GALLERY/東京
2022年 EBS GALLERY ROOM・A/東京
2021年 RAT-2 THE blank GALLERY/東京
2018年 mellow THE blank GALLERY/東京
〈グループ展〉
2025年 ホルベイン・スカラシップ展 ホルベインアートスペース/大阪
2025年 START Box EXHIBITION vol.3 YAU CENTER/東京
2025年 ART OF MIKU バーニーズニューヨーク福岡店/福岡
2022年 ブルーピリオド×Art Sticker hotel koe tokyo/東京
2022年 ARTFAIRTOKYO2022 東京国際フォーラム/東京
2022年 EVERY ANGEL IS TERRIFYING PLAN X GALLERY/イタリア
2021年 WAVE2021 3331アーツ千代田/東京
2021年 ART OSAKA 2021 大阪市中央公会堂/大阪
2021年 the sight of the stars makes me dream SCENE/東京
2019年 nine colors Xlll 西武渋谷店/東京
2018年 シブヤスタイルvol.12 西武渋谷店/東京

【受賞歴】
2024年 第37回ホルベイン・スカラシップ奨学生

Instagram(@moe.shimada.23

Gallery & Bakery Tokyo 8分


Photo: Ryohei Tomita

Photo: Kenta Hasegawa

「Gallery & Bakery Tokyo 8分」は、ArtStickerを運営する株式会社The Chain Museumと、THE CITY BAKERY を運営する株式会社フォンスがプロデュースする、アートギャラリーとベーカリー&カフェが併設するスペースです。
芸術や文化にも注力した都市開発が進む東京の中心地にて街に開かれたアートスペースを目指します。

場所は、戸田建設株式会社が「ART POWER KYOBASHI」をコンセプトに様々なアートプログラムを展開する、2024年11月2日に開業した TODA BUILDINGの1階です。空間の設計は建築家・元木大輔が率いる株式会社 DDAAが担当しました。

アートのために設計されたミュージアムを思わせる贅沢な空間にて、これからが楽しみなアーティストにスポットライトを当てます。また、アートを鑑賞した後の余韻に浸ったり、感想を語り合うことができるベーカリー&カフェもアートスペースの中に設置をいたしました。アート作品を鑑賞するだけでなく、誰かと語り合いたくなる空間として、食事を楽しみながら体験できる特別なスペースです。

Gallery & Bakery Tokyo 8分 公式インスタグラム(@tokyo8min

ArtStickerについて




株式会社The Chain Museumが運営する、アートに出会う機会と、対話を楽しむ場所を提供し、アート鑑賞の「一連の体験をつなぐ」プラットフォーム。著名アーティストから注目の若手アーティストの作品まで、幅広く収録。作品のジャンルも、インスタレーション、絵画、パフォーミングアーツなど、多岐にわたっています。

▽ArtSticker Webサイト
https://artsticker.app/

▽ArtSticker ダウンロードURL
App Store:https://apps.apple.com/app/artsticker/id1446438049

The Chain Museum 概略

The Chain Museumは「気付きのトリガーを、芸術にも生活にも。」というミッションを掲げ、これまで、気付きのトリガーを世界中に伝播させるために、アーティストと鑑賞者の新しい関係性が生まれる場をつくる「ArtSticker事業」、生活の中にアートを散りばめるために、ホテルや商業施設、オフィスなどの空間プロデュースを行う「Coordination事業」、そして、アートとのより多様な関わり方を提案するために、自らが運営する「Gallery事業」を展開。デジタルとリアルを相互に駆使し、気付きのトリガーを伝播させてまいります。

社名   :株式会社 The Chain Museum(読み:ザ・チェーンミュージアム)
所在地  :東京都渋谷区猿楽町17-10 代官山アートビレッジ3階 代官山TOKO
代表者  :代表取締役 遠山 正道

▽株式会社 The Chain Museum 公式Webサイト
https://t-c-m.art/

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