プレスリリース
東京国立博物館とTOPPAN、VR作品『興福寺 国宝 阿修羅像』を再上演
TOPPANホールディングス株式会社
2025.09.08
特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」の開催に合わせて、国宝 阿修羅像をテーマとした作品を再上演
独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館(所在地:東京都台東区、館長:藤原 誠、以下 東京国立博物館)、独立行政法人国立文化財機構文化財活用センター(所在地:東京都台東区、センター長:大美 慶昌、以下 文化財活用センター)とTOPPANホールディングス株式会社のグループ会社であるTOPPAN株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:大矢 諭、以下 TOPPAN)は、VR作品『興福寺 国宝 阿修羅像』を、東京国立博物館 東洋館内「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」にて、2025年9月23日(火・祝)から12月21日(日)まで再上演します。
今回は、東京国立博物館 本館(特別5室)で開催される特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」(会期:2025年9月9日(火)~11月30日(日))に合わせて、同じく興福寺に安置されている国宝 阿修羅像をテーマとした本VR作品を再演することになりました。なお本VR作品は、2009年に開催された興福寺創建1300年記念 「国宝 阿修羅展」を機に製作され、その後ミュージアムシアター向けに改編したもので、2014年以来、約10年ぶりに再上演します。
※国宝 阿修羅像について、特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」での展示予定はありません。

VR作品『興福寺 国宝 阿修羅像』より 総監修:法相宗大本山興福寺 監修:金子啓明・鈴木嘉吉 製作・著作:株式会社朝日新聞社・TOPPAN株式会社
本VR作品では、かつて阿修羅像が安置されていた興福寺の西金堂を建立した「光明皇后」に着目します。光明皇后は、朝廷で激しい権力闘争が繰り広げられた激動の時代に、仏教の教えに基づいた国づくりを目指しました。そのような時代に生まれた阿修羅像の誕生の物語や、1300年間、幾度もの火災を乗り越え、人々によって護り伝えられてきた歴史を紹介するとともに、現代の人々を今もなお魅了し続ける繊細で複雑な表情に込められた想いに迫ります。
■ VR作品『興福寺 国宝 阿修羅像』について
1.阿修羅像を様々な角度から鑑賞
天平彫刻の代表作であり、その憂いを秘めた表情から、幅広い層に人気の高い阿修羅像。三次元計測・色彩計測技術によって取得したデジタルアーカイブ情報と、高精細な撮影により、その姿を余すところなく再現しました。これにより実物展示ではかなわない、あらゆる方向から、至近距離で阿修羅像を鑑賞することが可能です。
2.八部衆のうちの阿修羅
阿修羅像は、奈良時代に八部衆像のうちの1体として造られました。本VR作品では、東京国立博物館所蔵品を交えながら、個性豊かな八部衆について紹介し、仏教における阿修羅の由来について理解を深めます。
3.仏像制作の技法を紹介
阿修羅像は、写実的で柔らかな表現が特徴の脱活乾漆造と呼ばれる技法で造られています。本VR作品ではその技法について解説し、造形面から見た阿修羅像の魅力に注目します。

阿修羅像をVRで再現 VR作品『興福寺 国宝 阿修羅像』総監修:法相宗大本山興福寺 監修:金子啓明・鈴木嘉吉製作・著作:株式会社朝日新聞社・TOPPAN株式会社

CGモデル上で表面の彩色を取り去り、阿修羅像の造形に注目 VR作品『興福寺 国宝 阿修羅像』総監修:法相宗大本山興福寺 監修:金子啓明・鈴木嘉吉製作・著作:株式会社朝日新聞社・TOPPAN株式会社

阿修羅の心の変化を表す3つの表情 VR作品『興福寺 国宝 阿修羅像』総監修:法相宗大本山興福寺 監修:金子啓明・鈴木嘉吉製作・著作:株式会社朝日新聞社・TOPPAN株式会社
■東京国立博物館内レストランとのコラボレーションキャンペーン実施
2025年12月3日(水)から12月14日(日)までの期間、東京国立博物館内レストランである「ホテルオークラレストラン ゆりの木」(東洋館別棟1階)および「ホテルオークラ ガーデンテラス」(法隆寺宝物館1階)で、3,000円(税込)以上飲食した方に、ミュージアムシアターの鑑賞チケット引換券1枚(本VR作品上演期間中有効)をプレゼントします。
■ VR作品『興福寺 国宝 阿修羅像』上演案内

■ 「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」について
「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」は、VRによる文化財の新しい鑑賞方法を体験できる施設です。「バーチャルリアリティで時空を超える」をコンセプトに、東京国立博物館の収蔵品を中心とする文化財デジタルアーカイブをVR技術で可視化。文化財の姿をあざやかに映し出す超高精細4Kプロジェクタ、300インチの迫力ある大きなスクリーン、専属のナビゲーターのライブ上演により、コンピュータが生成する三次元空間の中にいるかのような感覚で文化財を鑑賞できます。文化財の往時の姿の再現や肉眼では鑑賞することが難しい細かなディテールの拡大など、デジタルならではの文化財との新たな出会いと楽しみ方を提供する空間です。
・シアターウェブサイト: https://www.toppan-vr.jp/mt/
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
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独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館(所在地:東京都台東区、館長:藤原 誠、以下 東京国立博物館)、独立行政法人国立文化財機構文化財活用センター(所在地:東京都台東区、センター長:大美 慶昌、以下 文化財活用センター)とTOPPANホールディングス株式会社のグループ会社であるTOPPAN株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:大矢 諭、以下 TOPPAN)は、VR作品『興福寺 国宝 阿修羅像』を、東京国立博物館 東洋館内「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」にて、2025年9月23日(火・祝)から12月21日(日)まで再上演します。
今回は、東京国立博物館 本館(特別5室)で開催される特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」(会期:2025年9月9日(火)~11月30日(日))に合わせて、同じく興福寺に安置されている国宝 阿修羅像をテーマとした本VR作品を再演することになりました。なお本VR作品は、2009年に開催された興福寺創建1300年記念 「国宝 阿修羅展」を機に製作され、その後ミュージアムシアター向けに改編したもので、2014年以来、約10年ぶりに再上演します。
※国宝 阿修羅像について、特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」での展示予定はありません。

VR作品『興福寺 国宝 阿修羅像』より 総監修:法相宗大本山興福寺 監修:金子啓明・鈴木嘉吉 製作・著作:株式会社朝日新聞社・TOPPAN株式会社
本VR作品では、かつて阿修羅像が安置されていた興福寺の西金堂を建立した「光明皇后」に着目します。光明皇后は、朝廷で激しい権力闘争が繰り広げられた激動の時代に、仏教の教えに基づいた国づくりを目指しました。そのような時代に生まれた阿修羅像の誕生の物語や、1300年間、幾度もの火災を乗り越え、人々によって護り伝えられてきた歴史を紹介するとともに、現代の人々を今もなお魅了し続ける繊細で複雑な表情に込められた想いに迫ります。
■ VR作品『興福寺 国宝 阿修羅像』について
1.阿修羅像を様々な角度から鑑賞
天平彫刻の代表作であり、その憂いを秘めた表情から、幅広い層に人気の高い阿修羅像。三次元計測・色彩計測技術によって取得したデジタルアーカイブ情報と、高精細な撮影により、その姿を余すところなく再現しました。これにより実物展示ではかなわない、あらゆる方向から、至近距離で阿修羅像を鑑賞することが可能です。
2.八部衆のうちの阿修羅
阿修羅像は、奈良時代に八部衆像のうちの1体として造られました。本VR作品では、東京国立博物館所蔵品を交えながら、個性豊かな八部衆について紹介し、仏教における阿修羅の由来について理解を深めます。
3.仏像制作の技法を紹介
阿修羅像は、写実的で柔らかな表現が特徴の脱活乾漆造と呼ばれる技法で造られています。本VR作品ではその技法について解説し、造形面から見た阿修羅像の魅力に注目します。

阿修羅像をVRで再現 VR作品『興福寺 国宝 阿修羅像』総監修:法相宗大本山興福寺 監修:金子啓明・鈴木嘉吉製作・著作:株式会社朝日新聞社・TOPPAN株式会社

CGモデル上で表面の彩色を取り去り、阿修羅像の造形に注目 VR作品『興福寺 国宝 阿修羅像』総監修:法相宗大本山興福寺 監修:金子啓明・鈴木嘉吉製作・著作:株式会社朝日新聞社・TOPPAN株式会社

阿修羅の心の変化を表す3つの表情 VR作品『興福寺 国宝 阿修羅像』総監修:法相宗大本山興福寺 監修:金子啓明・鈴木嘉吉製作・著作:株式会社朝日新聞社・TOPPAN株式会社
■東京国立博物館内レストランとのコラボレーションキャンペーン実施
2025年12月3日(水)から12月14日(日)までの期間、東京国立博物館内レストランである「ホテルオークラレストラン ゆりの木」(東洋館別棟1階)および「ホテルオークラ ガーデンテラス」(法隆寺宝物館1階)で、3,000円(税込)以上飲食した方に、ミュージアムシアターの鑑賞チケット引換券1枚(本VR作品上演期間中有効)をプレゼントします。
■ VR作品『興福寺 国宝 阿修羅像』上演案内

■ 「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」について
「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」は、VRによる文化財の新しい鑑賞方法を体験できる施設です。「バーチャルリアリティで時空を超える」をコンセプトに、東京国立博物館の収蔵品を中心とする文化財デジタルアーカイブをVR技術で可視化。文化財の姿をあざやかに映し出す超高精細4Kプロジェクタ、300インチの迫力ある大きなスクリーン、専属のナビゲーターのライブ上演により、コンピュータが生成する三次元空間の中にいるかのような感覚で文化財を鑑賞できます。文化財の往時の姿の再現や肉眼では鑑賞することが難しい細かなディテールの拡大など、デジタルならではの文化財との新たな出会いと楽しみ方を提供する空間です。
・シアターウェブサイト: https://www.toppan-vr.jp/mt/
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* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
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