プレスリリース
江戸時代の地図製作者を重要文化財の観点で紹介する企画展「知っていますか? 国が認めた地図製作者たち」を開催会期:2025年9月20日(土)~2025年12月26日(金)
株式会社ゼンリン
2025.08.21
ゼンリンミュージアム(福岡県北九州市、館長:佐藤渉)は、2025年9月20日(土)~12月26日(金)まで、当館所蔵の「實測(じっそく)輿地圖(よちず)(伊能小図)」が重要文化財に指定されることを記念した企画展「知っていますか? 国が認めた地図製作者たち」を開催します。
■展示概要
2025年3月21日、当館が所蔵する「實測輿地圖(伊能小図)」が、令和7年新指定重要文化財として答申されました。
「重要文化財」とは、日本の歴史や文化を理解する上で欠かすことのできない資料が指定を受けるものです。地図に関する資料の中にも時代を超えて受け継がれてきた、さまざまな重要文化財があります。
本企画展では、関係資料が重要文化財に指定されている地図製作者5名に焦点を当て、その意義や功績を複製資料(※)とともに紹介します。
※本展の展示資料は保存と保護の観点からすべて複製品となります

■本企画展の見どころ
江戸時代の地図製作者といえば、伊能忠敬が有名ですが、地図製作には他にも多くの人々が携わっており、貴重な資料を後世に残しています。その中から本展では、遺された資料が重要文化財に指定されている石黒(いしくろ)信(のぶ)由(よし)、間宮(まみや)林蔵(りんぞう)、近藤(こんどう)重蔵(じゅうぞう)、久米(くめ)通賢(つうけん)、長久保(ながくぼ)赤水(せきすい)の地図製作者5名について紹介します。常設展第二章で展示している当館所蔵の「實測輿地圖(伊能小図)」を合わせると、計6件の重要文化財資料群をご覧いただけます。

▲「加越能三州郡分略絵図」 石黒 信由 射水市新湊博物館 所蔵

▲「蝦夷地絵図」 近藤 重蔵 東京大学史料編纂所 所蔵

▲「ポルトラーノ型日本図草稿」 長久保 赤水 高萩市歴史民俗資料館 所蔵
■企画展開催中の取り組み
<期間限定デザインのチケットホルダーを配布>
有料入館者全員に期間限定デザインのチケットホルダーを配布します。企画展で紹介する5名の地図製作者とその代表的な地図資料を横一列に並べたデザインになっています。



<関連商品の販売>
館内の休憩スペース「Ligare」では、今回の企画展で紹介する久米通賢にゆかりのある、香川県坂出市で販売されているクッキーを本企画展中限定で取り扱います。地図製作者たちの功績に思いを馳せながら、企画展の余韻をお楽しみください。

▲パティスリーユタカ(香川県 坂出市)「塩田クッキー 米ッキー」
■企画展開催概要

学芸員による企画展ガイドツアー※

※ガイドツアーの事前予約は不要です。参加人数により、少人数のグループに分けて複数回実施します。
<参考資料>
■「ゼンリンミュージアム」について
北九州市に本社を置く地図会社ゼンリンが手がける展示施設で、2020年6月に「地図文化の継承と振興」を目的に開館しました。常設展では、「歴史を映し出す地図の紹介」をコンセプトに、西洋製・日本製の日本地図を中心とした約120点の地図や資料を展示。それぞれの地図が作られた時代背景や作り手の思いとともに、地図の新たな魅力を発信しています。2025年6月6日(金)には、開館5周年に合わせて常設展示のリニューアルを実施しました。

(公式HP:https://www.zenrin.co.jp/museum/)
【シアター】
常設展示の理解を深めるためのコンセプトムービー「HARUKA 歴史を映し出す地図」の視聴スペース
【第1章】世界の中の日本
16世紀~19世紀に描かれた地図を中心に、キリスト教の布教による地図の進化と、鎖国体制が地図に与えた影響を紹介
【第2章】伊能図の出現と近代日本
多くの苦難を乗り越え、初の実測図として作られた伊能図が海外へ渡り、その後の日本に与えた影響を紹介
【第3章】社会変容と地図の進化
明治以降、目まぐるしく変化する社会の中で進化する地図の過程と、近未来へとつながる変遷を紹介







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■展示概要
2025年3月21日、当館が所蔵する「實測輿地圖(伊能小図)」が、令和7年新指定重要文化財として答申されました。
「重要文化財」とは、日本の歴史や文化を理解する上で欠かすことのできない資料が指定を受けるものです。地図に関する資料の中にも時代を超えて受け継がれてきた、さまざまな重要文化財があります。
本企画展では、関係資料が重要文化財に指定されている地図製作者5名に焦点を当て、その意義や功績を複製資料(※)とともに紹介します。
※本展の展示資料は保存と保護の観点からすべて複製品となります

■本企画展の見どころ
江戸時代の地図製作者といえば、伊能忠敬が有名ですが、地図製作には他にも多くの人々が携わっており、貴重な資料を後世に残しています。その中から本展では、遺された資料が重要文化財に指定されている石黒(いしくろ)信(のぶ)由(よし)、間宮(まみや)林蔵(りんぞう)、近藤(こんどう)重蔵(じゅうぞう)、久米(くめ)通賢(つうけん)、長久保(ながくぼ)赤水(せきすい)の地図製作者5名について紹介します。常設展第二章で展示している当館所蔵の「實測輿地圖(伊能小図)」を合わせると、計6件の重要文化財資料群をご覧いただけます。

▲「加越能三州郡分略絵図」 石黒 信由 射水市新湊博物館 所蔵

▲「蝦夷地絵図」 近藤 重蔵 東京大学史料編纂所 所蔵

▲「ポルトラーノ型日本図草稿」 長久保 赤水 高萩市歴史民俗資料館 所蔵
■企画展開催中の取り組み
<期間限定デザインのチケットホルダーを配布>
有料入館者全員に期間限定デザインのチケットホルダーを配布します。企画展で紹介する5名の地図製作者とその代表的な地図資料を横一列に並べたデザインになっています。



<関連商品の販売>
館内の休憩スペース「Ligare」では、今回の企画展で紹介する久米通賢にゆかりのある、香川県坂出市で販売されているクッキーを本企画展中限定で取り扱います。地図製作者たちの功績に思いを馳せながら、企画展の余韻をお楽しみください。

▲パティスリーユタカ(香川県 坂出市)「塩田クッキー 米ッキー」
■企画展開催概要

学芸員による企画展ガイドツアー※

※ガイドツアーの事前予約は不要です。参加人数により、少人数のグループに分けて複数回実施します。
<参考資料>
■「ゼンリンミュージアム」について
北九州市に本社を置く地図会社ゼンリンが手がける展示施設で、2020年6月に「地図文化の継承と振興」を目的に開館しました。常設展では、「歴史を映し出す地図の紹介」をコンセプトに、西洋製・日本製の日本地図を中心とした約120点の地図や資料を展示。それぞれの地図が作られた時代背景や作り手の思いとともに、地図の新たな魅力を発信しています。2025年6月6日(金)には、開館5周年に合わせて常設展示のリニューアルを実施しました。

(公式HP:https://www.zenrin.co.jp/museum/)
【シアター】
常設展示の理解を深めるためのコンセプトムービー「HARUKA 歴史を映し出す地図」の視聴スペース
【第1章】世界の中の日本
16世紀~19世紀に描かれた地図を中心に、キリスト教の布教による地図の進化と、鎖国体制が地図に与えた影響を紹介
【第2章】伊能図の出現と近代日本
多くの苦難を乗り越え、初の実測図として作られた伊能図が海外へ渡り、その後の日本に与えた影響を紹介
【第3章】社会変容と地図の進化
明治以降、目まぐるしく変化する社会の中で進化する地図の過程と、近未来へとつながる変遷を紹介







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