プレスリリース
薬物乱用から開発途上国の子ども達の未来を守るために
公益財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センター
2025.07.10
~国連支援募金初めての期間限定クラウドファンディングを国連の「国際麻薬乱用撲滅デー」に合わせて挑戦中~

【概要】
薬物についての正確な情報や意識が十分でないまま、乱用に陥り心身を傷つけ、時には命の危険にもさらされてしまう子ども達が開発途上国において少なくありません。
そのような若者たちを乱用から守るために、公益財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センター(以下「当財団」)は、1993年から「ダメ。ゼッタイ。」国連支援募金運動を日本国内で呼びかけ、国連薬物・犯罪事務所(UNODC)を通じて、開発途上国を中心とした各国で、薬物乱用防止の教育啓発をおこない健康的なライフスタイルの促進に努めるNGO団体を支援しています。
30年以上続く事業ですが、今年は6月26日の国連の「国際麻薬乱用撲滅デー」に合わせて、初めて期間限定のクラウドファンディングに挑戦中です。
【詳細】
近年、日本国内で薬物関連の事件のニュースが後を絶ちません。大麻所持などの薬物関連の犯罪を起こす人は年間1万人を超えており、中でも2023年には大麻事犯の20歳未満の検挙人員数は過去最多を記録、若者の薬物乱用が急増しています。
また昨今、10代の子ども達が身近な薬局で買える咳止め薬などの市販薬を一度に大量に摂るなどの過剰摂取も増えています。SNS上では、大麻を使用しても問題ないと思わせるような投稿があふれ、薬物の売人とも秘匿性の高いSNSを使って、中高生でさえも薬物を入手できるという環境があります。都市部にかかわらず、地方都市でも、将来ある若者が薬物乱用に陥ってしまったという報道が相次いでいます。
世界規模でいうと、年間で推定2億9,200万人が薬物を使用しており、これは2012年の調査時に比べて4,900万人も増加していることになります。(出典:国連薬物・犯罪事務所 UNODC World Report 2024)そして、これは世界の15~64歳人口の約18人に1人が薬物を使用しているという計算になります。
このような中、当財団は、開発途上国や中所得国など、経済問題、人身売買、性犯罪など、様々な事情から薬物乱用防止教育に十分手が届きにくい国に対して、国連支援募金を通して支援しています。薬物についての正確な情報を知らないまま、乱用に陥り心身を傷付けてしまう子ども達をなくすために、1993年から「ダメ。ゼッタイ。」国連支援募金を日本国内で呼びかけ、国連薬物・犯罪事務所(UNODC)を通じてそれぞれの国で薬物乱用防止の教育啓発を行い、健康的なライフスタイルの促進に努めるNGO団体を支援しています。

薬物乱用防止プログラムに参加するエクアドルの若者たち
この国連支援募金の支援により、これまで人生が改善したという開発途上国や中所得国の若者の報告は数多く存在します。たとえば、エクアドルの首都キトに住む17歳の高校生のアンナ(仮名)は、当財団の国連支援募金の助成金による「Strong Personalities(主体性や内面の強さを育てる)」というプログラムを受けました。これは自己肯定感や意思決定力といった「生きる力」を育むもので、このプログラムとの出会いが、彼女の人生を変えました。
アンナは卒業プロジェクトとして薬物乱用防止活動の実践を行い、自らパンフレットを作成し、体験型ワークショップを企画・実施しました。そして家族や学校の協力のもと、132人の最終学年生徒に向けて心に届くメッセージを発信しました。彼女は今、薬物乱用防止の分野での未来を真剣に考えています。私たちの支援により、アンナが将来有望なキャリアへの第一歩として、実践的かつ効果的な予防活動に取り組む道が開かれました。
当財団の国連支援募金はこれまで、開発途上国延べ659の国と地域で、790のプロジェクトを支援してきました。国連の公式ウェブサイト内にも、この国連支援募金によるDAPC助成金の特設ページが常設されるなど、この募金活動に対する期待の大きさがうかがえます。
DAPC 助成金(国連支援募金)に関する国連薬物・犯罪事務所のウェブサイト内にある特設ページ(英文のみ):https://www.unodc.org/unodc/en/prevention/youth-initiative/dapc-grant.html
今回は、30年以上続く中で初めての期間限定のクラウドファンディングへの挑戦となります
経済問題、人権問題など様々な社会問題を抱える中で、開発途上国や中所得国においては、資金不足のため薬物乱用防止教育が十分に行きわたりづらく、その国の若者たちは薬物に対する理解や認識が乏しいまま薬物の魔の手にさらされています。若者たちの健全な育成に投資することは、私たち共通の未来への投資となります。
今後も当財団は、誰もが薬物乱用のない、心身ともに健やかに過ごせる安全安心な社会の実現を目指し、薬物乱用のない未来に向けた啓発活動を推進し、若者たちと一緒に歩んでまいります。
【クラウドファンディング情報】
クラウドファンディングページ:https://syncable.biz/campaign/7898 (Syncable内)
期間:2025年6月26日~7月19日
主催:公益財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センター
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【概要】
薬物についての正確な情報や意識が十分でないまま、乱用に陥り心身を傷つけ、時には命の危険にもさらされてしまう子ども達が開発途上国において少なくありません。
そのような若者たちを乱用から守るために、公益財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センター(以下「当財団」)は、1993年から「ダメ。ゼッタイ。」国連支援募金運動を日本国内で呼びかけ、国連薬物・犯罪事務所(UNODC)を通じて、開発途上国を中心とした各国で、薬物乱用防止の教育啓発をおこない健康的なライフスタイルの促進に努めるNGO団体を支援しています。
30年以上続く事業ですが、今年は6月26日の国連の「国際麻薬乱用撲滅デー」に合わせて、初めて期間限定のクラウドファンディングに挑戦中です。
【詳細】
近年、日本国内で薬物関連の事件のニュースが後を絶ちません。大麻所持などの薬物関連の犯罪を起こす人は年間1万人を超えており、中でも2023年には大麻事犯の20歳未満の検挙人員数は過去最多を記録、若者の薬物乱用が急増しています。
また昨今、10代の子ども達が身近な薬局で買える咳止め薬などの市販薬を一度に大量に摂るなどの過剰摂取も増えています。SNS上では、大麻を使用しても問題ないと思わせるような投稿があふれ、薬物の売人とも秘匿性の高いSNSを使って、中高生でさえも薬物を入手できるという環境があります。都市部にかかわらず、地方都市でも、将来ある若者が薬物乱用に陥ってしまったという報道が相次いでいます。
世界規模でいうと、年間で推定2億9,200万人が薬物を使用しており、これは2012年の調査時に比べて4,900万人も増加していることになります。(出典:国連薬物・犯罪事務所 UNODC World Report 2024)そして、これは世界の15~64歳人口の約18人に1人が薬物を使用しているという計算になります。
このような中、当財団は、開発途上国や中所得国など、経済問題、人身売買、性犯罪など、様々な事情から薬物乱用防止教育に十分手が届きにくい国に対して、国連支援募金を通して支援しています。薬物についての正確な情報を知らないまま、乱用に陥り心身を傷付けてしまう子ども達をなくすために、1993年から「ダメ。ゼッタイ。」国連支援募金を日本国内で呼びかけ、国連薬物・犯罪事務所(UNODC)を通じてそれぞれの国で薬物乱用防止の教育啓発を行い、健康的なライフスタイルの促進に努めるNGO団体を支援しています。

薬物乱用防止プログラムに参加するエクアドルの若者たち
この国連支援募金の支援により、これまで人生が改善したという開発途上国や中所得国の若者の報告は数多く存在します。たとえば、エクアドルの首都キトに住む17歳の高校生のアンナ(仮名)は、当財団の国連支援募金の助成金による「Strong Personalities(主体性や内面の強さを育てる)」というプログラムを受けました。これは自己肯定感や意思決定力といった「生きる力」を育むもので、このプログラムとの出会いが、彼女の人生を変えました。
アンナは卒業プロジェクトとして薬物乱用防止活動の実践を行い、自らパンフレットを作成し、体験型ワークショップを企画・実施しました。そして家族や学校の協力のもと、132人の最終学年生徒に向けて心に届くメッセージを発信しました。彼女は今、薬物乱用防止の分野での未来を真剣に考えています。私たちの支援により、アンナが将来有望なキャリアへの第一歩として、実践的かつ効果的な予防活動に取り組む道が開かれました。
当財団の国連支援募金はこれまで、開発途上国延べ659の国と地域で、790のプロジェクトを支援してきました。国連の公式ウェブサイト内にも、この国連支援募金によるDAPC助成金の特設ページが常設されるなど、この募金活動に対する期待の大きさがうかがえます。
DAPC 助成金(国連支援募金)に関する国連薬物・犯罪事務所のウェブサイト内にある特設ページ(英文のみ):https://www.unodc.org/unodc/en/prevention/youth-initiative/dapc-grant.html
今回は、30年以上続く中で初めての期間限定のクラウドファンディングへの挑戦となります
経済問題、人権問題など様々な社会問題を抱える中で、開発途上国や中所得国においては、資金不足のため薬物乱用防止教育が十分に行きわたりづらく、その国の若者たちは薬物に対する理解や認識が乏しいまま薬物の魔の手にさらされています。若者たちの健全な育成に投資することは、私たち共通の未来への投資となります。
今後も当財団は、誰もが薬物乱用のない、心身ともに健やかに過ごせる安全安心な社会の実現を目指し、薬物乱用のない未来に向けた啓発活動を推進し、若者たちと一緒に歩んでまいります。
【クラウドファンディング情報】
クラウドファンディングページ:https://syncable.biz/campaign/7898 (Syncable内)
期間:2025年6月26日~7月19日
主催:公益財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センター
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