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プレスリリース

賃貸住宅では「家賃の安さ」よりも「広さ/間取り」を重視する人の割合が顕著に増加 ハウスコム株式会社が「2025年度“部屋選び”に関する調査」を実施

~リモートワーク・在宅ワークの一般化からか、「立地や最寄り駅からのアクセス」よりも、「住宅内の環境(広さ・間取り)を重視する人が増加傾向に~

「住まいを通して人を幸せにする世界を創る」をミッションに掲げるハウスコム株式会社〔所在地:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:田村 穂、以下ハウスコム〕は、「2025年度“部屋選び”に関する調査」を実施しました。

 ハウスコムは、ポストコロナの部屋選び調査を皮切りに2022年より毎年“部屋選び”に関する実態調査を実施し、時代とともに日々変化する“部屋選び”に関する価値観や動向を見える化しています。

<2025年度の主な調査結果>
1.引っ越しの際に重視する項目の1位は「家賃」で変わらず。ただ、「最寄り駅の路線/交通アクセス」と「最寄り駅までの距離」を重視する人が減り、本項目の2位に「広さ/間取り」が浮上。
2.引っ越しの際に最重視する項目の1位は「家賃」で変わらないものの、昨年から5ポイント以上減少。「広さ/間取り」が6ポイント以上上昇し、2位へ。
3.引っ越しをした(または、引っ越しをする際に希望する)部屋の間取りの1位は同率で「1LDK」と「2LDK」。昨年1位の「1K」は3位に後退し、「広さ/間取り」を重視する傾向がここでも顕著に。
4.引っ越しをした(または、引っ越しをする際に希望する)部屋の家賃の中央値は69,480円と昨年の64,000円から5,000円以上上昇。
5.引っ越しをした(または、引っ越しをする際に希望する)部屋の設備は1位「キッチン」、2位「独立バス/トイレ」、3位「エアコン」で昨年度と変わらず。
6.引っ越しをした(または、引っ越しをする際に希望する)部屋の築年数の1位は「10年以内」で同様、一方「1年以内(新築)(12.0%)」が昨年度から4ポイント上昇し、4位に。
7.引っ越しをした(または、引っ越しをする際に希望する)部屋の階数は1位「2階」、2位「1階」、3位「3階」で昨年度と変わらず。
8.引っ越し先の満足度は100点満点で平均72.8点、昨年度の調査結果と比較して3点ほど上昇。
9.部屋探し、部屋選びの際に利用したメディアおよび情報源は1位「物件検索ができる不動産ポータルサイトや不動産会社のウェブサイト」、2位「物件検索ができるアプリ」、3位「不動産仲介会社などの店舗」で昨年度と変わらず。
10.部屋探し、部屋選びは「人気エリア」や「物件のスペック」よりも「自分のライフスタイルに合うかどうか」を重視する方向へ。
11.家での過ごし方では、昨年度の「料理をする」にかわり「テレビや動画、映画鑑賞」が1位に。3位「音楽を聴く」、4位「ゲーム」は昨年度と変わらず。
12.家の周辺環境について、あって欲しいと思う施設や場所は、1位「スーパー」、2位「コンビニ」、3位「ドラッグストア」で、昨年度から2位と3位が入れ替わる。

<調査概要>
調査名称:2025年度“部屋選び”に関する調査
調査期間:2025年5月16日~5月26日
調査方法:インターネット調査
調査対象:過去1年以内(2024年5月以降)に賃貸住宅に引っ越した、または1年以内(2026年4月まで)に賃貸物件に引っ越し予定で、その際自身で物件選びをした15~49歳の男女 計660人
モニター提供元:RCリサーチデータ
※本リリースのスコア構成比(%)は、小数点第2位を四捨五入しています。グラフ上の数字の合計と表示されている合計値は一致しない場合もあります。

1.引っ越しの際に重視する項目の1位は「家賃」で変わらず。ただ、「最寄り駅の路線/交通アクセ
 ス」と「最寄り駅までの距離」を重視する人が減り、本項目の2位に「広さ/間取り」が浮上。   
 まず、「引っ越しの際に重視した(している)項目」の1位は「家賃」(65.2%)で、昨年の73.2%からポイントは下げたものの、順位は昨年度同様の結果になりました。ただ、2位は「広さ/間取り」(52.4%)となっており、昨年度と回答率はほぼ変わらないものの(「広さ/間取り」の昨年度の回答率は52.0%)、順位が上昇しました。逆に昨年度2位にランクインしていた「最寄り駅までの距離」は昨年度の59.2%から40.3%へと約20ポイント下げ3位に、同じく3位にランクインしていた「最寄り駅の路線」も、昨年度の52.3%から36.5%へと15ポイント以上下げ、4位にランクインする結果となりました。また、昨年度まで上昇傾向であった「築年数」(35.9%)は昨年度から3.6ポイント減少する形となりました。より在宅ワークやリモートワークの一般化が進み、「住まい」が単なる寝場所ではなく「生活の中心」へと役割を広げたことなどが影響してか、この結果から「家の立地や最寄り駅までのアクセス」よりも「広さ/間取り」を重視する人が相対的に増加したことがわかりました。



2.引っ越しの際に最重視する項目の1位は「家賃」で変わらないものの、昨年から5ポイント以上減少。  
 「広さ/間取り」が6ポイント以上上昇し、2位へ。
 次に、「引っ越しの際に最も重視した(している)項目」の1位は「家賃」で26.5%と、これも昨年度同様の結果になりました。ただ、昨年度の32.0%から比較すると5.5ポイント減少しており、引っ越しをする際に「家賃」を最重要視する人の割合が減る結果となりました。近年、大企業を中心に行われている賃上げや初任給引き上げの動きにより家賃に対する許容範囲が広がっている可能性があります。また、2位は「広さ/間取り」で14.8%となっており、ここでも昨年度の4位(8.7%)から順位もポイントも大幅にアップする結果となりました。逆に「最寄り駅までの距離」は昨年度2位(19.3%)から3位(11.4%)に、「最寄り駅の路線/交通アクセス」は3位(15.5%)から4位(7.1%)に、ここでも順位・回答率共に大幅に下降する結果となりました。




3.引っ越しをした(または、引っ越しをする際に希望する)部屋の間取りの1位は同率で「1LDK」と
 「2LDK」。昨年1位の「1K」は3位に後退し、「広さ/間取り」を重視する傾向がここでも顕著に。
 また、「引っ越しをした部屋の間取り、これから引っ越しをする予定の方は引っ越しをする際に希望する間取り」の1位は同率で「1LDK」と「2LDK」で17.0%となり、「1LDK」は昨年度の2位(16.8%)から、「2LDK」は3位(16.3%)から、それぞれ順位もポイントも上昇する結果となりました。逆に昨年度調査では1位だった「1K」(21.0%)は3位(15.5%)と順位もポイントも大幅に下降する形となりました。また、「ワンルーム(キッチンが部屋の中)も昨年度の9.8%から、今年度は6.7%と3ポイント以上減少しており、ここでも部屋の「広さ/間取り」を重視する傾向が顕著に見られました。



4.引っ越しをした(または、引っ越しをする際に希望する)部屋の家賃の中央値は69,480円と昨年の    
 64,000円から5,000円以上上昇。
 続いて「引っ越しをした(これから引っ越しをする予定の方は引っ越しする際に希望する)部屋の家賃」については、2025年度調査は中央値が69,480円となり、昨年度の64,000円から5,000円以上上昇する結果になりました。引っ越しをする際に最も重視する項目は「家賃」であり、昨年度と今年度で変化はなかったものの、「家賃」を最重要視する人の割合が減り、部屋の「広さ/間取り」を最重要視する人が増えた結果が、家賃の中央値の上昇にも繋がったものと思われます。



5.引っ越しをした(または、引っ越しをする際に希望する)部屋の設備は1位「キッチン」、2位「独立 
 バス/トイレ」、3位「エアコン」で昨年度と変わらず。
 次に「引っ越しをした(これから引っ越しをする予定の方は引っ越しする際に希望する)部屋の設備」では、1位は「キッチン」で64.4%、2位「独立バス/トイレ」で61.5%、3位「エアコン」で59.5%と、上位にランクインした設備と順位は昨年度同様の結果となりました。



6.引っ越しをした(または、引っ越しをする際に希望する)部屋の築年数の1位は「10年以内」で同
 様、一方「1年以内(新築)(12.0%)」が昨年度から4ポイント上昇し、4位に。
 また「引っ越しをした(これから引っ越しをする予定の方は引っ越しする際に希望する)部屋の築年数」では1位は「10年以内(17.1%)」で昨年度同様の結果となりました。尚、2位は同率で「5年以内(12.4%)」と「不明(12.4%)」となりました。昨年度は2位が「不明(14.2%)」、3位が「5年以内(12.2%)」でこの点も大きな変化はありませんでしたが、2025年度の調査結果では、昨年度7位だった「1年以内(新築)」が4ポイント上昇し4位に、昨年度8位だった「3年以内」が3ポイント上昇し5位にランクインしており、「家賃」よりも「居住空間」を重視する2025年度の調査結果の傾向がここでも見られました。



7.引っ越しをした(または、引っ越しをする際に希望する)部屋の階数は1位「2階」、2位「1階」、
 3位「3階」で昨年度と変わらず。
 また「引っ越しをした(これから引っ越しをする予定の方は引っ越しする際に希望する)部屋の階数」は1位「2階(36.1%)」、2位「1階(20.9%)」、3位「3階(17.0%)」で上位にランクインした階数と順位は昨年度同様の結果となりました。これらの結果から、1階の防犯面のリスクなどを回避しつつも、移動の不便さといった高層階特有のデメリットが少ない「2階」が支持されていることがわかりました。



8.引っ越し先の満足度は100点満点で平均72.8点、昨年度の調査結果と比較して3点ほど上昇。
 続いて「引っ越し先の満足度」を100点満点で評価してもらう項目では、2025年度調査の平均値は72.8点となり、昨年度の平均値である69.4点から3点ほど上昇する結果となりました。また、引っ越し先について満足していること、不満なことを自由に答えてもらった回答を見ると、満足していることでは、「部屋の広さや間取り(部屋数の多さ)」や「部屋の綺麗さ」に関する言及が多く、不満なことは、「ない」「特にない」という回答が目立ちました。この自由回答の結果からも、引っ越し後の部屋に満足している人が比較的多い様子が見て取れました。



9.部屋探し、部屋選びの際に利用したメディアおよび情報源は1位「物件検索ができる不動産ポータル
 サイトや不動産会社のウェブサイト」、2位「物件検索ができるアプリ」、3位「不動産仲介会社など    
 の店舗」で昨年度と変わらず。
 次に「部屋探し、部屋選びの際に利用したメディアおよび情報源」では、1位が「物件検索ができる不動産ポータルサイトや不動産会社のウェブサイト」で42.4%、2位が「物件検索ができるアプリ」で34.8%、3位が「不動産仲介会社などの店舗」で32.9%となり、上位にランクインしたメディア/情報源と順位は昨年度同様の結果となりました。ただ、「YouTube」「X」「Instagram」「TikTok」といったSNS関連メディアの合計が35.5%と、昨年の合計26.3%から10ポイント近く上昇しており、今後もこの傾向は続くものと思われます。



10.部屋探し、部屋選びは「人気エリア」や「物件のスペック」よりも「自分のライフスタイルに合うか
 どうか」を重視する方向へ。
 引っ越し時の考え方については「物件は単純なスペックではなく、自分のライフスタイルに合っているかで選ぶ」の「ややあてはまる」「とてもあてはまる」の合計が87.0%となり、昨年度の79.8%から7.2ポイント増加しました。「人気エリアや都心部でなくても、自分のライフスタイルに合わせて物件を選ぶ」に関しても、「とてもあてはまる」と回答された方の割合は昨年度同様だったものの、「ややあてはまる」と回答した人が昨年度より2.2ポイント増加しました。「学校や会社から遠くても広い物件に住みたい」は「ややあてはまる」「とてもあてはまる」の合計が43.2%と昨年度の45.0%から1.8ポイントの微減。この結果から、在宅ワークやリモートワークなど新しい働き方が確立した現在、自分のライフスタイルに合わせた部屋選びを重視する人が増えたと言えそうです。また、「家賃が高くても自分の好きな街に住みたい」は「あまりあてはまらない」が41.5%と、昨年度の34.8%から約7ポイント増加。「ややあてはまる」はほぼ横ばいだったものの、「とてもあてはまる」も13.3%から10.2%へと3ポイント以上減少しました。また、「部屋の中よりも周辺施設や出先へのアクセスを重視する」は「ややあてはまる」と「とてもあてはまる」の合計が65.8%から62.6%と3ポイント以上減少し、ここでも「立地」よりも「居住空間」を重要視する、2025年度全体の調査結果に通じる傾向が見て取れました。













11.家での過ごし方では、昨年度の「料理をする」にかわり、「テレビや動画、映画鑑賞」が1位に。3位 
 「音楽を聴く」、4位「ゲーム」は昨年度と変わらず。
 「家での過ごし方」では、1位が「テレビや動画、映画鑑賞」が55.2%で昨年度から約4ポイント増加し、1位になりました。逆に昨年度1位であった「料理をする」は43.6%と、昨年度の58.0%から14%以上減少し、2位になりました。尚、3位の「音楽を聴く」と4位の「ゲーム」は昨年度同様の順位となりました。



12.家の周辺環境について、あって欲しいと思う施設や場所は、1位「スーパー」、2位「コンビニ」、3 
 位「ドラッグストア」で、昨年度から2位と3位が入れ替わる。
 「家の周辺環境について、あって欲しいと思う施設や場所」は、1位が「スーパー」で60.8%、2位が「コンビニ」で54.2%、3位が「ドラッグストア」で53.0%となり、「ドラッグストア」と「コンビニ」の順位の入れ替えはあったものの、上位にランクインした施設自体は昨年度同様の結果となりました。ただ、スーパー、コンビニ、ドラッグストアともに、昨年度より10ポイント程度減少しており、この結果には、各種宅配サービスの普及・一般化など、家の中から出なくとも快適に生活できる環境が整ってきていることも、影響していそうです。



調査結果のまとめ
2025年度“部屋選び”に関する調査より、引っ越しの際に重視する項目の1位は「家賃」で変わらないものの、「最寄り駅の路線/交通アクセス」や「最寄り駅までの距離」を重視する人が減り、「広さ/間取り」を重視する人が増えたことがわかりました。また、引っ越しの際に最重視する項目も1位は「家賃」で昨年度同様だったものの、2位には新たに「広さ/間取り」がランクインしました。尚、引っ越しをした(または、引っ越しをする際に希望する)部屋の間取りでは今年度、「1LDK」と「2LDK」が同率で1位(昨年度の1位は「1K」)となり、引っ越しをした(または、引っ越しをする際に希望する)部屋の家賃の中央値も69,480円と昨年度の64,000円から5,000円以上上昇する結果となり、ここからも部屋の「広さ/間取り」を重視する傾向が見られました。
引っ越しをした(または、引っ越しをする際に希望する)部屋の設備は1位「キッチン」、2位「独立バス/トイレ」、3位「エアコン」で昨年度と変わりはなく、引っ越しをした(または、引っ越しをする際に希望する)部屋の築年数も「10年以内」が最も多いという結果は変わらなかったものの、「1年以内(新築)(12.0%)」や「3年以内(9.7%)」が顕著に増加する結果となりました。引っ越しをした(または、引っ越しをする際に希望する)部屋の階数は1位「2階」、2位「1階」、3位「3階」で昨年度と変わらず、引っ越し先の満足度は100点満点で平均72.8点、昨年度の調査結果と比較して3点ほど上昇しました。

また、部屋探し、部屋選びの際に利用したメディアおよび情報源は、1位「物件検索ができる不動産ポータルサイトや不動産会社のウェブサイト」、2位「物件検索ができるアプリ」、3位「不動産仲介会社などの店舗」で昨年度と変わらず、部屋探し、部屋選びは「人気エリア」や「物件のスペック」よりも「自分のライフスタイルに合うかどうか」を重視する傾向が強くなったこと見て取れました。家での過ごし方では、昨年の「料理をする」にかわり「テレビや動画、映画鑑賞」が1位になり、3位「音楽を聴く」、4位「ゲーム」は昨年度と変わらず、家の周辺環境について、あって欲しいと思う施設や場所は、1位「スーパー」、2位「コンビニ」、3位「ドラッグストア」で、昨年度から2位と3位が入れ替わったものの、上位にランクインした施設は昨年度同様の結果となりました。

■部屋選びに関する過去調査
2024年8月7日公表:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000271.000029713.html
2023年6月7日公表:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000029713.html
2022年6月7日公表:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000167.000029713.html

■ハウスコム株式会社概要
全国で200を超えるリアル店舗で賃貸仲介サービスを展開するハウスコムは、ITやAIの力で従業員体験と顧客体験の最適な連携を追求し、お客様一人ひとりを「幸せあふれる、未来の暮らしへ」と導くための住まい探しを提供してまいります。

会社名:ハウスコム株式会社
代表者:代表取締役 社長執行役員 田村 穂
所在地:〒108-0075 東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー9階
資本金:4億2463万円
URL:https://www.housecom.co.jp/

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