プレスリリース
島に育てられた中学生がガイドに挑戦!小川島で「島あるき」開催、島留学中の米倉愛さんが案内役に
唐津Farm&Food
2025.06.01
“おがわんと。”始動!──小川島の魅力を発信する中学生のガイドツアー

唐津市の離島 小川島で行われた”島あるき" ツアー参加者 家族連れ5組16名
2025年5月18日(日)、佐賀県唐津市呼子町の離島・小川島にて、唐津市地域おこし協力隊・丸山が主催する「島あるき@小川島」が開催されました。今回ガイドを務めたのは、島留学制度を利用し小川島で暮らす中学2年生の米倉愛(まな)さん。これまで2回(向島・高島)にわたり地域おこし協力隊の丸山が案内してきた「島あるき」ですが、3回目となる今回は初めて、島の中学生がガイドを務める形で実施されました。

島留学制度を利用し小川島で暮らす中学2年生の米倉愛(まな)さん ※写真 真ん中
“恩返しがしたい”中学生の挑戦
米倉さんは2022年、小学5年生のときに吉野ヶ里町から家族とともに小川島へ移住。島留学制度を利用して4年目となる今、「これまで島の人たちにたくさんの愛情を注いでもらった。次は自分が島の魅力を伝える番」と、自ら「おがわんと。」という活動名で島おこしに取り組んでいます。

小川島 島あるき

小川島 鯨見張り所

小川島

小川島
その一環として今回挑戦したのが「島あるき」のガイド。米倉さんは事前に島の歴史を知る方々に取材を行い、資料館で調査を重ねながら、オリジナルのガイドブックを作成。小川島の歴史に欠かせない「鯨見張り所」や「鯨供養塔」、美しい景観を誇る「水の浦」、シーグラス拾いが楽しめる「野原ノ下」など、島の知られざるスポットを紹介しました。

歴史×体験×想いがつまったツアー
ツアーでは、かつて捕鯨で栄えた小川島の歴史も丁寧に解説。江戸時代から続く「鯨骨切り唄」や、セミクジラ(全長18メートル以上)の大きさをロープで再現した演出には、参加者から驚きの声が上がりました。参加した唐津市内の家族連れ5組16名は、ガイドブック片手に島の歴史と自然に触れながら歩き、米倉さんの熱意と丁寧な案内に心を動かされていました。

小川まんじゅう

小川まんじゅう
島ぐるみの応援と、これからの展望
イベント当日には、島の人々が「小川まんじゅう」などの差し入れを持って応援に駆けつけるなど、島全体が米倉さんの挑戦を温かく見守りました。参加者からは「中学生とは思えないほどしっかりとしたガイドだった」「熱意が伝わり感動した」「島の人たちの応援も印象的だった」といった感想が寄せられました。

小川島 島あるきのツアーに参加した子供達
米倉さんは「ガイドをした自分自身もとても楽しかった。伝えきれなかったこともたくさんあるので、今後もさらに深いところまで発信していきたい」と語っています。
今後について
今回の「島あるき@小川島」は、地域に暮らす若者が自ら島の歴史や魅力を掘り起こし、外部に発信する新しいかたちの地域づくりの一歩となりました。今後も地域おこし協力隊とともに、米倉さんのような次世代の担い手によるガイド企画や体験イベントを継続していく予定です。

対馬市から小川島にと届けられた、波絵馬と本

対馬のプラスチックゴミをアップサイクルした波絵馬
万博へ届ける「海への願い」対馬 week ──離島の子どもたちの想いを発信
「島あるき」当日、地域おこし協力隊の丸山さんが、大阪・関西万博「ブルーオーシャンドーム」の「対馬WEEK」で展示される“波絵馬”を、小川島と加唐島の子どもたちに届けました。
子どもたちは「海を守りたい」という願いを絵馬に書き込み、万博の舞台から世界へ想いを発信します。
この活動は、佐賀県「プラスマLIFEさが」事業で環境学習を受けた子どもたちの成長にもつながっています。小学生として海洋プラ問題を学んだ生徒が、今では島を案内する中学生へと成長しました。
離島が抱えるごみ処理や高齢化の課題に対し、観光と清掃を組み合わせた「リジェネラティブ・ツーリズム」の仕組みづくりが期待されています。
プラスチックは“悪者”ではなく、仕組み次第で資源となるもの。子どもたちの行動が、未来の海を守る力になります。
https://karatsu-f-f.com/ogawa.html
お問い合わせ
唐津市地域おこし協力隊(担当:丸山)
E-mail:7shima.maruyama@gmail.com
Instagram:@8_carat.maruyama
Tel:0955-72-9220
(離島振興室 丸山宛)
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唐津市の離島 小川島で行われた”島あるき" ツアー参加者 家族連れ5組16名
2025年5月18日(日)、佐賀県唐津市呼子町の離島・小川島にて、唐津市地域おこし協力隊・丸山が主催する「島あるき@小川島」が開催されました。今回ガイドを務めたのは、島留学制度を利用し小川島で暮らす中学2年生の米倉愛(まな)さん。これまで2回(向島・高島)にわたり地域おこし協力隊の丸山が案内してきた「島あるき」ですが、3回目となる今回は初めて、島の中学生がガイドを務める形で実施されました。

島留学制度を利用し小川島で暮らす中学2年生の米倉愛(まな)さん ※写真 真ん中
“恩返しがしたい”中学生の挑戦
米倉さんは2022年、小学5年生のときに吉野ヶ里町から家族とともに小川島へ移住。島留学制度を利用して4年目となる今、「これまで島の人たちにたくさんの愛情を注いでもらった。次は自分が島の魅力を伝える番」と、自ら「おがわんと。」という活動名で島おこしに取り組んでいます。

小川島 島あるき

小川島 鯨見張り所

小川島

小川島
その一環として今回挑戦したのが「島あるき」のガイド。米倉さんは事前に島の歴史を知る方々に取材を行い、資料館で調査を重ねながら、オリジナルのガイドブックを作成。小川島の歴史に欠かせない「鯨見張り所」や「鯨供養塔」、美しい景観を誇る「水の浦」、シーグラス拾いが楽しめる「野原ノ下」など、島の知られざるスポットを紹介しました。

歴史×体験×想いがつまったツアー
ツアーでは、かつて捕鯨で栄えた小川島の歴史も丁寧に解説。江戸時代から続く「鯨骨切り唄」や、セミクジラ(全長18メートル以上)の大きさをロープで再現した演出には、参加者から驚きの声が上がりました。参加した唐津市内の家族連れ5組16名は、ガイドブック片手に島の歴史と自然に触れながら歩き、米倉さんの熱意と丁寧な案内に心を動かされていました。

小川まんじゅう

小川まんじゅう
島ぐるみの応援と、これからの展望
イベント当日には、島の人々が「小川まんじゅう」などの差し入れを持って応援に駆けつけるなど、島全体が米倉さんの挑戦を温かく見守りました。参加者からは「中学生とは思えないほどしっかりとしたガイドだった」「熱意が伝わり感動した」「島の人たちの応援も印象的だった」といった感想が寄せられました。

小川島 島あるきのツアーに参加した子供達
米倉さんは「ガイドをした自分自身もとても楽しかった。伝えきれなかったこともたくさんあるので、今後もさらに深いところまで発信していきたい」と語っています。
今後について
今回の「島あるき@小川島」は、地域に暮らす若者が自ら島の歴史や魅力を掘り起こし、外部に発信する新しいかたちの地域づくりの一歩となりました。今後も地域おこし協力隊とともに、米倉さんのような次世代の担い手によるガイド企画や体験イベントを継続していく予定です。

対馬市から小川島にと届けられた、波絵馬と本

対馬のプラスチックゴミをアップサイクルした波絵馬
万博へ届ける「海への願い」対馬 week ──離島の子どもたちの想いを発信
「島あるき」当日、地域おこし協力隊の丸山さんが、大阪・関西万博「ブルーオーシャンドーム」の「対馬WEEK」で展示される“波絵馬”を、小川島と加唐島の子どもたちに届けました。
子どもたちは「海を守りたい」という願いを絵馬に書き込み、万博の舞台から世界へ想いを発信します。
この活動は、佐賀県「プラスマLIFEさが」事業で環境学習を受けた子どもたちの成長にもつながっています。小学生として海洋プラ問題を学んだ生徒が、今では島を案内する中学生へと成長しました。
離島が抱えるごみ処理や高齢化の課題に対し、観光と清掃を組み合わせた「リジェネラティブ・ツーリズム」の仕組みづくりが期待されています。
プラスチックは“悪者”ではなく、仕組み次第で資源となるもの。子どもたちの行動が、未来の海を守る力になります。
https://karatsu-f-f.com/ogawa.html
お問い合わせ
唐津市地域おこし協力隊(担当:丸山)
E-mail:7shima.maruyama@gmail.com
Instagram:@8_carat.maruyama
Tel:0955-72-9220
(離島振興室 丸山宛)
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