プレスリリース

わいんびとが、日本ワインの「ブレンドワイン」カテゴリーを新設。

日本ワインの可能性を拡げる、ブレンドワインの魅力を発信

日本ワインの文化振興・販売促進事業を展開する株式会社LASTSHIP(本社:広島県広島市、代表取締役社長:山下武、以下LASTSHIP)が運営する日本ワイン専門のモール型ECプラットフォーム「わいんびと」(以下わいんびと)は、新たな商品カテゴリー「ブレンドワイン」を設置したことを発表いたします。


LASTSHIPは、日本ワイン専門のモール型ECプラットフォーム「わいんびと」を通じて、日本各地の日本ワインの造り手と飲み手が繋がる場を提供しています。この度、新たな商品カテゴリーとして「ブレンドワイン」を設置いたしました。LASTSHIPはわいんびとを通じて、日本ワインの可能性を拡げるブレンドワインの魅力を発信し、日本ワインならではのワイン文化創造を推進していきます。

日本ワインの可能性を拡げる、新たな商品カテゴリー「ブレンドワイン」
https://nihonwine.net/collections/blend



ブレンドワインとは

ワインには、単一ぶどう品種のみで造る「単一ワイン」と複数ぶどう品種のアッサンブラージュ(組み合わせ)で造る「ブレンドワイン」の2種類があります。ワインは農作物である(ぶどうのみで造られる)ため、その年の天候の影響をダイレクトに受けます。単一ワインは、その品種の特徴が鮮明に反映される反面、天候不順でふどうの出来の悪い年(オフ・ヴィンテージ)にはワインの品質が低下するリスクがあります。一方でブレンドワインは、それぞれの品種固有の特徴は中和されますが、味わいに調和がとれて土壌や気候の特徴がより強調されるワインになります。また、ブレンドワインには、天候不順などによるリスクを分散して、安定的に高品質なワインを造ることができるメリットがあります。生産年(ヴィンテージ)によってブレンド比率を変えることもできるので、ワイナリーのスタイルに合わせたワイン造りが可能です。


ワインティスティングの視点からみると、品種の違いを見る上では単一ワインが分かりやすいですが、ブレンドワインの方が味わいのバランスを取りやすく、多彩な香りや味わいが出せるのでワインとしての可能性が広がりますし、ワイナリーのスタイルが把握しやすくなります。

ブレンドワインの伝統的産地といえば、フランスのボルドーとシャンパーニュです。どちらも卓越したアッサンブラージュの技術によって、世界中を魅了するワインを造り続けています。

アッサンブラージュは、単に混ぜればいいという単純作業ではありません。数%のブレンド比率が変わるだけで、ワインの味わいが劇的に変わる繊細な作業でもあり、造り手のセンスが問われます。それぞれの品種の特徴を熟知し、熟成による味わいの変化も予測しながら完成度の高いブレンド比率を追求していくためには、造り手が思想を持ち、体現する確かな知識と技術が必要です。

ブレンドワインを飲むことで、その造り手の思想とセンスをより近くに感じることができるのです。


ブレンドワインが、日本ワインの可能性を拡げる理由

日本のぶどうは元々ワイン専用品種ではないものも多く、ワインにしたときにアンバランスになりがちです。ワインの品質を高めるためには、その土地に合ったワイン用のぶどう品種を栽培する適地適作が近道になりますが、日本は海外に比べてワイン用のぶどう栽培の歴史が浅いため、様々なぶどう品種を植えながら土地との相性を検証している段階です。また新興ワイナリーでは、定植から間もない若木(ぶどうの樹齢が若いこと)が多いのも、単一ワインでは味わいのバランスを取りづらい要因のひとつです。


そこで、ボルドーワインのように複数の品種をブレンドすることで、ワインのカタチを作っていくことが有効な手段になります。それぞれの品種に役割があり、補完し合うことでワインの味わいの完成度を高めていくことができます。日本ワインの造り手の中には、品種のブレンドだけにとどまらず、同じ品種でも特徴が異なる複数の畑のブレンドや、樽熟成したワインと樽熟成していないワインをブレンドするなど、様々な創意工夫をしてワインの品質を向上させています。

日本ワインは産地形成の途上段階ですが、途上段階だからこその多様性やワクワク感が日本ワインの魅力でもあります。日本ワインにあまり馴染みのない方や、バランスのよい調和した味わいのワインを好む方、日本ワインならではの新しいワインの可能性に触れたい方に「ブレンドワイン」をおすすめします。


わいんびとがおすすめするブレンドワイン

ルージュ/神田葡萄園(赤ワイン)
商品URL:https://nihonwine.net/products/riaswine-rouge
現行の2021年ヴィンテージは、自社畑のアルモノワールと岩手県産マスカットベーリーA(自社産含む)を主体に、10%程度ヤマソーヴィニヨンをアッサンブラージュした、全て日本品種のブレンドワイン。抜栓直後はヤマソーヴィニヨンの野性味が感じられます。時間と共にアルモノワールやマスカットベーリーAのチャーミングな赤いベリーを感じる果実味や香りが楽しめます。

三重奏 ‐TRIO‐/ロリアンワイン(赤ワイン)
商品URL:https://nihonwine.net/products/shirayuri-trio
現行の2020年ヴィンテージは、選び抜かれたぶどう3品種(プチ・ヴェルド:74%、マスカット・ベーリーA:25%、メルロー:1%)をそれぞれオーク樽で熟成させ、ブレンドしました。カシスなどの果実味と程よい酸味、心地よいタンニンが特徴的な赤ワインです。

下北ワイン Ryo Sparkling/サンマモルワイナリー(スパークリングワイン)
商品URL:https://nihonwine.net/products/sunmamoru-shimokita-ryosparkling
青森県むつ市自社畑で栽培したシャルドネ、ピノ・ノワールを100%使用し、シャンパーニュ方式で2年間熟成し醸造したスパークリングワインです。コクがあり完熟りんごのような味わいと、きめ細かく溶け込んだ繊細で柔らかな泡立ちが魅力です。

下北ワインSarah/サンマモルワイナリー(白ワイン)
https://nihonwine.net/products/sunmamoru-shimokita-sarah
青森県むつ市の自社畑で栽培したドイツ系の赤い果皮をもつブドウ品種シュロンブルガーとケルナーを使用し醸造。とても香りが強く華やかな辛口の白ワインです。柑橘系のキャンディーやライチの香りにスッキリとした爽やかな酸味が特徴です。




わいんびととは

わいんびとは、「日本ワインを近くする。」をコンセプトに、日本各地の日本ワイン生産者から直接ワインをお取り寄せできる、日本ワイン専門のモール型ECプラットフォームです。日本ワインならではの「距離の近さ」を活かした安心の生産者直送で流通によるワインへの負荷を最小限に抑え、デリケートなワイン本来の味わいを損ねることなく国内最短ルートでのお届けを実現。初めての方にも安心してご購入いただけるよう、生産者に直接ワインの質問や相談ができるメッセージ機能も提供しています。
サイトURL:https://nihonwine.net/
提供エリア:日本国内のみ
登録生産者:日本ワイン生産者のみ
決 済 方 法:クレジットカード(VISA、JCB、MASTER、AMEX)、Amazon pay、あと払い(ペイディ)
ユーザー登録:無料 ※ユーザー登録後、ログインすると全ての機能がお使いいただけます。
サービス概要:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000093187.html

LASTSHIP 会社概要
会社名:株式会社LASTSHIP
所在地:〒731-5117 広島県広島市佐伯区八幡が丘1-8-32
代表者:代表取締役社長 山下 武
設 立:2018年3月
事 業:日本ワイン専門のオンライン市場わいんびとの企画・開発・運営、酒類の卸売・小売業
概 要:https://nihonwine.net/pages/company

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