プレスリリース

東京都渋谷公園通りギャラリー 交流プログラム「光島貴之滞在制作・展示 GOING OVER -まちの肌理(きめ)にふれる-」開催のお知らせ

「ふれる」鑑賞と制作に参加して、「みる」ことの感覚をひらく

東京都渋谷公園通りギャラリーは、2022年夏の交流プログラムとして、「光島貴之滞在制作・展示GOING OVER -まちの肌理(きめ)にふれる-」を開催いたします。本企画では、美術家として活躍している全盲の光島貴之を招聘し、「まち」をテーマに滞在制作及び観客参加型の展示を行います。





これまで光島は、「さわることで見る」絵画の可能性を長年探ってきました。光島の作品を通して、「まち」にあふれる音や匂い、足の裏で感じる地面の質感といった、「まち」の肌理(きめ)にふれる感覚を刺激します。


本企画では、開催期間中、滞在制作と一般公開の期間が交互に入れ替わります。一般公開の間は、滞在制作中の光島の作品制作に参加することができます。作品を触って鑑賞すると同時に、訪れた皆さんが作品制作に参加することによって、予期せぬ造形物が会場に立ち上がるでしょう。それは視覚だけではない世界への入り口であり、その先に広がる「まち」にふれる機会となるかもしれません。

《ハンゾウモン線・清澄白河から美術館へ》2019  釘、まち針、鋲、ピン、フック、ステップル、トタン板、木材  制作協力:アトリエみつしま  Photo:Alloposidae



概要

美術家として活躍している全盲の光島貴之を招聘し、「まち」をテーマに滞在制作及び観客参加型の展示を行います。

企画名:光島貴之滞在制作・展示 GOING OVER -まちの肌理(きめ)にふれる-
会期:2022年8月9日(火)–9月25日(日)
滞在制作:8月9日~11日、8月16日~18日、8月23日~25日
※作家滞在制作中は外からご覧いただくことはできますが、一般入場はできません。
一般公開:8月12日~14日、8月19日~21日、8月26日~9月25日
開館時間:11:00-18:00
休館日:月曜日(ただし9月19日は開館)、9月20日(火)
会場:東京都渋谷公園通りギャラリー 交流スペース
入場料:無料
主催:(公財)東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 東京都渋谷公園通りギャラリー
ウェブサイト:https://inclusion-art.jp/s/machinokimenifureru
《山》2019 ベニヤ、カッティングシート、釘、合板   制作協力:アトリエみつしま  Photo: art space co-jin アートと障害のアーカイブ・京都

《竹のリズム》2004  ラインテープ、カッティングシート、シール、紙  Photo:art space co-jin アートと障害のアーカイブ・京都

《路地を通り抜けると》2015 カッティングシート、ラインテープ、点字シール、シール、アクリル板 制作協力:アトリエみつしま  Photo: art space co-jin アートと障害のアーカイブ・京都




一般公開の期間にできること

滞在制作中の記録映像やそこに残る制作の痕跡を感じとり、作家やほかの参加者とのコラボレーションにぜひご参加ください。

・会場では作品をさわってご鑑賞いただけます。作品の性質上、過度な力を加えると壊れてしまうので、やさしく触れてみてください。
・会場に壁面を特設し、作家の使用する素材(ラインテープやカッティングシート、釘)を使って、滞在制作中の作品づくりにご参加いただけます。

<注意事項>
会場では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、下記についてのご理解ご協力をお願いいたします。
・マスクの着用、手洗いや手指消毒にご協力ください。
・風邪症状がある方、検温により37.5℃以上の方のご入館はお断りいたします。
・室内が混雑している場合は、入室をお待ちいただくとがあります。

作家プロフィール

光島貴之 MITSUSHIMA Takayuki
1954年京都生まれ。ラインテープやカッティングシート、釘、布などを素材としたコラージュによって、主に平面や半立体の絵画作品を制作し、長年、「さわる絵画」や「触覚コラージュ」といった新たな表現手法を探求してきた。国内外での展覧会参加が多数ある他、2020年1月にギャラリー兼自身のアトリエとして「アトリエみつしま」をオープンし、触覚に着目したワークショップの実施やグループ展の企画などを精力的に行っている。

協力:株式会社高尾木材工業所
Photo:守屋友樹


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