毎日ご飯を炊く手間を省くために、タッパー容器で冷凍保存している人は多いはず。ラップよりエコで包む手間がなく、電子レンジでチンするだけでいつでも炊きたてのようなご飯が食べられます。炊飯器で保温したご飯よりおいしいという声も。
とはいえ、容量やサイズ、丸型・四角形といった形状、蓋の構造などに違いがあり、メーカーもさまざまなので選び方が難しいですよね。
そこで今回はご飯の冷凍容器のおすすめ10選をピックアップ。美味しいご飯をそのまま保存できる方法や容器の上手な使い方、主婦のリアルな使用感もあわせてご紹介しますので、ぜひ自分に合ったアイテムを探してみてくださいね。
間違えると味が台無し!?ご飯の冷凍保存のコツ
炊いたお米の美味しさをキープするコツは、なるべく炊きたての状態で冷凍保存すること。また常温で自然解凍するより、電子レンジのあたため機能で加熱する方がおいしく仕上がります。
冷凍するときは炊いたご飯を熱いまま保存容器に入れ、粗熱が取れたタイミングで冷凍庫に入れます。一気に冷却するほうがよいので、急速冷凍機能があるならぜひ使ってみて。空気が入っていると霜がつきやすいので、空気をなるべく抜くのもポイントです。
保存する量は1合分などの大盛りより、1膳分ずつなど少なめに小分けするのがおすすめ。そのほうが解凍時間が短くなり、食べる量の調節もしやすくなります。長期保存すると味が落ちるため、1ヶ月を目安に食べ切るのが理想的です。
一般的に大人1人分のご飯の普通盛りは約150g。家にスケールがなく何グラムか分からないときは、普段使っているお茶碗に入れてみて1膳分の目安にするといいでしょう。
ご飯の冷凍は専用容器がおすすめな理由とは
タッパー容器にはさまざまな種類がありますが、冷凍するなら専用容器がおすすめ。ラップだと匂い移りの可能性があり、使い捨てなので資源や家計のムダにもつながります。また、素材によっては冷凍庫に入れると温度差に耐えきれず割れてしまうものもあるので、お持ちの容器をしっかり確認してくださいね。
専用容器には水滴を蒸気に変える構造のものや、素早く加熱ムラなく温められる機能がついたものなど、メーカーごとに冷凍方法にこだわった商品が販売されています。
冷凍庫への収納のしやすさも専用容器のメリット。スタッキングできれば場所をとらず、立てて収納できれば冷凍庫を開けたときにどこに何があるか一目でわかり、使うときもサッと取り出しやすくなります。
容器のデザインによっては、お茶碗にうつさずそのまま食卓に出せるものも。丸形を選ぶと手に持ちやすく、毎食の洗い物を減らすことができます。
ご飯冷凍用保存容器の選び方
冷凍容器は形によって保存方法や解凍のしやすさなどに違いがあります。一般的に丸形は角がないため洗いやすい、熱が均等に行き渡りやすいなどが大きな特徴。
一方、スタッキングしやすく収納に便利なのは四角型で、冷凍庫内のデッドスペースも少なくなり、角があるため丸形よりたくさん入るのがメリットです。
保存容器の安全性に注目するならBPAフリーのものがおすすめ。BPAとはビスフェノールAという化学物質のことで、食材に直接触れると溶け出す可能性があるため、できれば避けた方が安心です。気になるかたはラベルなどの表示をチェックして。
【チェックしたい2タイプの容器】
・すのこ型(二重構造型):容器とすのこが二重になった構造。底面にたまった水滴を蒸気に変えることで、べちゃつきを抑え、お米がふっくらもちもちに仕上がります。
・底面凸型:容器の底が凸型に盛り上がっている構造。ご飯全体に熱が行き渡るので加熱ムラができにくく、途中で混ぜなくても均等に温めることができます。解凍時間の短縮になるのも◎。
【主婦のリアルコメント付き】おすすめのご飯冷凍用保存容器を紹介!
ご飯の冷凍保存に特化した専用容器なら、家事の時短にもなり、よりおいしくご飯を食べられることがわかりました。ここからはさっそくおすすめ商品をチェック。実際に使っているユーザーの声もぜひ参考に。
人気の北欧デザインBPAフリープラスチックが使われた安全性の高い保存容器。冷蔵庫や冷凍庫で食品を保存するほか、旅行や学校、ピクニックでのお弁当にも最適です。容器が透明なので中身が一目でわかり、食品の管理がしやすいのもうれしい。使わないときは積み重ねてコンパクトに保管できるため、収納場所をとりません。電子レンジと食洗機にも対応しています。
Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見る 名前の通りの機能性が◎冷凍庫・冷蔵庫から出してそのまま電子レンジにかけられる、楽チンな保存容器。フタをしたまま電子レンジOKで、加熱時に発生する蒸気によってフタが押し上げられるため、自動的に蒸気を逃がします。キッチンのインテリアを邪魔しないシンプルなホワイトカラー。フタと本体のフチに溝がなく、洗いやすいのも嬉しいポイントです。しっかりした作りの日本製。
Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見る 蒸気穴つきのフタが便利冷蔵・冷凍保存をはじめ、さまざまな食品のストックに優れたレンジ容器。フタをしたまま蒸気を逃がす安全のエア弁付きなので、フタをしたまま加熱でき、中身が熱くなっても運びやすい便利な持ち手がついています。透明度が高いため中身が見えやすく、内容量が一目でわかる目盛り付き。重ねて保管できるため収納場所もコンパクトになります。
Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見る 二重構造にワザありごはん一膳分(約150g)を冷凍保存するのに最適な容器。薄型なのでムラなく素早く電子レンジで解凍でき、内側にザルがついた二重構造でごはんをふっくらと温められます。 少量の水を加えてから温めると、よりふっくらとした蒸し上がりに。本体からフタまでクリアで、中のごはんの状態をチェックしやすいのもポイントです。
Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見る 機能と洗いやすさを両立冷凍ご飯をムラなく加熱できるご飯冷凍保存容器。凸型構造により、ご飯一杯分(160g-200g)をおいしく冷凍・加熱できます。炊きたてご飯を入れたらすぐにフタを閉め、あら熱がとれたら冷凍庫へ。食べる時は蒸気弁を開け、フタをしたまま電子レンジで加熱します。使わないときは重ねてコンパクトに収納。食洗機OKで洗いやすいのもうれしい。
Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見る すのこつきでも洗いやすい全米販・お米マイスター徳永真悟氏との共同企画によって生まれた商品。冷凍ご飯をムラなくふっくらと温められるかたちを極めた保存容器です。ご飯の余分な水分を落とすすのこパーツつきで、フタをしたまま電子レンジOK。重ねて収納できるので冷凍庫もすっきり整理できます。お手入れしやすいシンプルなデザインで、食洗機対応なのも高ポイント。
Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見る 凸型+二重構造に注目おいしさの秘密は①二重構造なのであら熱をとらずに冷凍でき、炊き立てのおいしさを保存できる②凸型底でムラなく加熱できる③2重構造のパーツ内を蒸気が通って水分が循環する④フタ裏の突起で水分を行き渡らせる、という4つの特徴。メーカー従来品と比べて、解凍後のご飯が硬さ・外観・香り・甘さ・粘りの全ての項目がアップしたという実力派です。
Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見る 密閉性の高い冷凍容器凸型底でご飯をスピーディに冷凍・解凍できる保存容器。容量の目安はちょうどお茶碗一杯分で、丸形なのでお茶碗に移し替えるのも簡単です。フタを取らずに電子レンジで解凍・加熱できるうえ、JIS基準、水漏れ試験適合の優れた密閉性を誇ります。使わないときは本体を重ねてコンパクトに収納。蒸気弁を開けた状態でフタを閉めると簡単に閉まります。
Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見る 薄い形が人気の秘密お茶碗1杯分(約200g)を手軽に冷凍保存し、そのまま電子レンジで加熱解凍。薄型なのでご飯を詰めやすく、冷凍庫内でスタッキングしてもかさばらない、解凍時間が短い、洗いやすいなどメリットがたくさん。レビューでも評価が高く、長年愛用しているというユーザーも。用途に合わせてフタが両面使える便利設計。ご飯が約300g入るLサイズもあります。
Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見る メモリつきで量がすぐわかる外食などでの普通盛り140gと、タニタが推奨する100gのご飯を簡単に入れられる保存容器。容器の内側の線を目安にすることで、スケールがなくても140gと100gのご飯を保存できます。蒸気の力で蓋を押し上げるため、蓋をはずさずそのままレンジにかけられるのも便利。四角型で冷凍庫内にデッドスペースができず、コンパクトに収納できます。
Amazonで詳細を見る楽天で詳細を見る 専用容器でふっくらご飯をおいしくいただこう
いつでも炊き立てのようなご飯を食べたい!という声に応えてくれる冷凍保存容器。各メーカーの知恵と工夫が凝縮された商品ばかりです。賢く選んで家事の時短&おいしい食事に役立ててくださいね♪
文/後藤由里子
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