ヒガンバナ科ヒガンバナ属に属する多年性の球根植物です。
ヒガンバナは漢字で「彼岸花」と書きますが、ちょうど彼岸の頃(9月23日頃)にお花を咲かせることから、「彼岸花」と名前が付いたとされる説があります。
危険な感じの赤いお色ですが、美しい花姿ですね。
もうひとつ恐ろしい説があるのですが…。
ヒガンバナは猛毒があるので、誤って口にすると彼岸に行く(死ぬ)ことから付いたという説もあるんです。
過去には数知れない人が、毒によって人体に悪影響が及ぼされたんでしょうね。
この「球根」が恐ろしいのですが、ガランタミンや有毒アルカロイド系(リコリン)の毒が豊富に含まれています。
彼岸花は全草に毒があるのですが、特にこの球根に多く含まれています。
有毒なので、この球根はモグラや害虫などにも食べられず、子孫を残していけるのです。
「ヨウシュヤマゴボウ」は、ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属の多年草。別名はアメリカヤマゴボウ。
「洋種」という別名の通り北アメリカ原産で、日本では明治時代初期以降に各地で繁殖している帰化植物です。
道端や空き地に自生する危険な雑草で、誤食も多い危険植物なんですよ。
全草、毒ありなのですが、毒ありの実もブルーベリーや山ブドウに非常に似ているんです。
美味しそうなので、思わず摘んでみたくなりますよね。
果実を摘むのが好きな私は、毒ありと知らなかったら興味を持って触れてしまっていたかもしれません。
お子様の場合、こんなに熟していておいしそうなら、口の中に入れてしまいたくなるかもしれませんよね。
熟したこの果実は、潰すと赤紫色の果汁が出ますが、こちらも刺激性があります。
誤って衣服や皮膚に付くとなかなか落ちないことでも有名なんですよ(染料並み)。
それにしても、花も可愛いし(実の左側にある白いもの)、観賞用としても魅力的な植物ですね。
塀を超えて、大きくなる植物なんです。
駆除しても、しつこく同じ場所からゾンビのごとく再び生えてきますよ。
根も誤食により中毒症状を引き起こす方もいると報告されています。
大変危険な「根」なんです。
「根」は地中深く地中の遠くまで伸びていて、この根が丈夫なことが、夏場でもいきいきと元気でいられる秘密なんです。
「毒性外来種」としても知られるようになっています。
口にすると、死に至るケースもあると注意喚起されています。
誤食すると、2時間ほど経過した後に強い嘔吐や腹痛、下痢が起こります。
摂取量が多い場合はさらに中枢神経麻痺から痙攣や意識障害が生じ、最悪の場合には呼吸障害や心臓麻痺を引き起こして死に至るらしいです。
幼児の場合は、種子を破砕した果汁を誤飲すると、果実数粒分でも重篤な症状を招きます。
ブルーベリーに大変似ているので、ジャムなどを作るのに使用したりすると大変危険なんです。
空き地で大きく育ち駆除されたのですが、また生えてきて、9月末にお花を咲かせていますよ。
また、実らせます。
このようなお花を見たら、危険な植物ですので駆除してくださいね。
小さいうちに、駆除する方が良いですよ。
すごく怖い組み合わせですね。猛毒植物がダブルで自生しているなんて…。
お子様やペットが道端で悲報を呼ばないように、気をつけてあげてくださいね。
知っていると、悲報を呼ばないことにつながります。
こちらの情報が誰かの助けになりますように…。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
•秋になっても、猛毒植物は道端で自生しています。危険な植物が2つも同時に自生していました。
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