花がねむの木に似ていて、赤い花が咲くところから、「ヒネム」と呼ばれています。ネムノキはネムノキ属なので別属だということです。「ヒネム」は、ベニゴウカン属です。
ネットでは、ねむの木(赤花)として、流通しているのを見かけましたが、別属です。
ヒネム(緋合歓)は、テキサス州、カリフォルニア州、メキシコなどが原産のマメ科ベニゴウカン属の常緑低木です。ねむの木と違って、ヒネムはあまり大きくならないそうで、観賞用に、鉢植えで育てることが多いそうです。
こちらの「ヒネム」は、道路沿いに雑草のような感じで自生していましたよ。
地植えだからか、私の背丈よりも低いですが、かなり大きくなり、葉もたくさん茂っていましたよ。
撮影したいので、お花がついた茎をぐいっと上へ持ち上げました。赤い花に見えるのは雄しべです。ねむの木は上むきに花を咲かせるのに対し、「ヒネム」は下向きに花を咲かせるそうです。
とても綺麗な赤いお花ですよね!花言葉も、とても素敵なので、プレゼントにも喜んでもらえそうな植物ですね。苗木が流通しているので、園芸店その他で、買って育てると良いそうですよ。
「ヒネム」と似ている「ねむの木」は、マメ科ネムノキ亜科の落葉高木。6~10mになるそうで、葉は大きめです(偶数羽状複葉)。枝は横に広がる特徴があるそうです。開花時期は6月から7月で、小枝の先から花柄を出して、にぎやかに、長いピンク色のお花(おしべ)を開花させていきます。
こちらの画像は7月に撮影したものです。花言葉は「歓喜」「胸のときめき」。夫婦円満の象徴ともされています。夜の7時に通りかかって、撮影したものです。夜の7時でも、まだ、薄暗い感じで、暗くはなっていなかったのですが、葉はすべて閉じていましたよ。
香りは強めで、とても印象的な良い香りでした。
よく観察すると、やっぱり別属ですね。香りもしないし、お花も、似ているだけで違います。
調べてみたいと、私もてっきり、ねむの木が赤いお花も咲かせるんだー!と思い込んでいたと思います。ねむの木よりも育てやすいようなので、こちらのお花のことが知れて良かったです。
爪楊枝と比べてみました。お花は、小さいですよ。ヒネムの葉に似ていますよね。
植物って、たくさん似ているものがあって、見分けが難しいものですね。
道端の雑草を調べると、不思議が多くて、新たな発見があって面白いものですよ。
こちらの情報が誰かの喜びになりますように…
最後まで読んでくださりありがとうございます。
・「ヒネム」は「ねむの木」に似ていますが、別属です。赤い色ですが、毒がある植物との情報は見あたりませんでした。ちなみに、「ねむの木」にも毒はないのですが、少し似たもので、「オジギソウ」には「毒」がありますよ。
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