アメリカの神経生理学者ジェイコブソン博士によって創案された「斬新的リラクセーション」が元になっていると言われる方法なのだとか。
チカラを入れれば筋肉はかたくなり、チカラを抜けば筋肉はやわらかくなる。この時、筋肉だけでなく神経も一緒に固くなったり柔らかくなったりします。このメカニズムを利用して、体をリラックスさせることで心もリラックスさせて自律神経のバランスを整えるのが、筋弛緩法です。
参考:http://genki-go.com/treatment/relaxant.html
1.力は全力で入れるのではなく、70~80パーセント程度の力で、ギューっと全身の筋肉に5~8秒程度力を入れてください。
2.その後、スッと力を抜き、10秒間ほど脱力してください。
※2が特に重要で、この時にいかにリラックスできるかがポイント
顔リラックス編は2種類あります。両方ともすると効果的ですよ。
1.見上げるように眉を上げ、おでこに力をいれ、唇をすぼめて前に突き出します。
2.スッと顔全体の力を抜き筋肉が緩んでいくのを意識します。
3.眉をを寄せ、しかめっ面をしてまぶたに力を入れます。さらに奥歯をきつくかんで、唇を固く結びます。
4.スッと顔全体の力を抜き筋肉が緩んでいくのを意識します。
1.こぶしをしっかり握り、腕を前に突き出します。
2.腕から肩にかけて力を入れてひきつけるように腕を曲げます。
3.ひきつけた腕をゆっくりのばし、手のひらを開いて力をスッと抜きます。
1.天井から頭をひもでつられているようにイメージして、あごは上げずにリラックスします。
2.手を頭の後ろで組み前に押すようにすると同時に、それと同じ力で首を後ろに倒すように力を入れます。
3.そしてスッと力を抜き前に首を倒します。
1.おへそを前に出し、みぞおちをそらせるようにして腰から背中にかけて力を入れます。
2.そしてスッと力を抜きます。
不安によって原始的な脳が起こす反応と逆の反応を意識的に作る事が目的です。
不安や怒りが生じると、全身の筋肉は緊張します。
その緊張を原始的な脳が感じてさらに興奮が増すというサイクルをきたします。
ここで意識的に筋肉を弛緩させてやると、原始的な脳はどうやら今は興奮なくても良いようだ、と感じる事になります。
人の感情は自分の身体の状況に左右される事が研究で解ってきているため、それを逆手にとるという方法です。
ストレスが多い毎日だからこそ、眠る前は心も体もリセットできるように心がけましょう。そうすることで、また明日もがんばろう!と思う気持ちが湧いてきます。毎日の積み重ねで美も健康も手に入れて、よりよい毎日を送れるといいですね。
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