マリーゴールドは地中海原産のキク科の植物です。
種を春にまき7月から10月にかけて花を咲かせ、冬に枯れる一年草で、たくさんの花弁が重なり合った4cm〜7cm程の鮮やかなオレンジ、黄色、赤、茶色などの暖色系の花を咲かせます。
草丈は約30〜100cm程度に成長し、葉は小葉が鳥の羽のような形に横へ広がりこんもりとした草姿になります。
独特のにおいがあり、コンパニオンプランツとしてネグサレセンチュウなどの害虫を遠ざける効果があるため、トマトやジャガイモ、キュウリなどの野菜と一緒に植えるのもおすすめです。
マリーゴールドには観賞用と医療用があり、観賞用は「フレンチマリーゴールド」、医療用は「カレンデュラ」または「ポットマリーゴールド」と呼ばれます。
カレンデュラは古代エジプトで若返りの妙薬とされ、抗炎症作用や生肌作用に優れているためインドやペルシア、ギリシャでも古くから愛用されてきました。
観賞用は草丈が低く枝分かれの多い「フレンチマリーゴールド」と、大輪の丸い形に咲く「アフリカンマリーゴールド」が主に栽培されており、交配種も数多くあります。
フレンチ系にはボリュームのある「サファリシリーズ」や八重咲きの「ボナンザシリーズ」、アフリカン系には優しい色合いの「ホワイトバニラ」やジャンボサイズの「パーフェクションシリーズ」などがあります。
「悲しみ」「嫉妬」「悪を挫く」「勇者」「可憐な愛情」「生命の輝き」「変わらぬ愛」「信頼」「絶望」。
マリーゴールドは日当たりと風通しの良い、太陽がよく当たる場所を好みます。
水はけのよい土と栄養豊富な土壌が適しており、堆肥や腐葉土を混ぜた肥沃な土を用意してください。
種まきは3月中旬〜5月に行い、15℃〜25℃で発芽します。苗の植えつけは春から夏が最適で、株間を20〜30cm空けて植えるのがポイントです。
乾燥に強いですが水切れには弱いため土の表面が乾いたら適量の水を与え、過剰な水やりは病気の原因になるので注意してください。本葉が10枚程度になったら摘芯や切り戻し剪定で風通しを確保しますが、株が弱っている場合は避けましょう。
ナメクジやアブラムシ、ハダニ、ヨトウムシなどがつく場合があるため、定期的な葉の点検と防虫剤の使用をおすすめします。
また、過剰な水やりや梅雨の時期にはうどんこ病や灰色カビ病などの病気にかかることがあるため、採光や風通しを良くして湿気を取りましょう。
マリーゴールドと他の植物をかわいらしく寄せ植えをするのも楽しいです。
マリーゴールドだけだと色が単調になりがちな場合は、同じ時期に開花する真っ赤なサルビアや、紫の小さなポンポンがかわいい千日紅もおすすめです。
【もっと詳しく知りたい方】
ページ下部「記事の出典:コンパニオンプランツや寄植えとしても優秀な花「千寿菊/マリーゴールド/Marigold」」をご覧ください。
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