トゲチシャはヨーロッパ原産、日本でもほぼ全国で見られる帰化植物です(1949年に北海道で確認されたのが最初とされています)。
キク科タンポポ亜科のアキノノゲシ属です。レタスと同じ、キク科です。
名前はトゲのあるチシャという意味で、チシャはレタスのことなんです。トゲチシャはレタスと非常に近い植物なんだそうですよ。
レタスに近いなんて、思いもしませんでした。びっくりですね。
茎の下部や葉の縁、葉脈上には、名前どおり、かたい棘があります。
個性的なのは、葉の形です。葉身は羽状に深く切れ込みがあります。また、葉の付き方も変わっていて、茎葉の基部にひねりが加わって、葉身が90℃近い垂直についています。
毒性は比較的低いのですが、有毒植物です。
草丈は、道端などで自生しているものは、1mくらいで、大きなものでは、2mくらいにもなります。
茎の上のほうが細かく枝分かれしています。
8~9月に淡い黄色の花を咲かせるとの情報でしたが・・・
6月の4週目に入ろうとする頃に、見ることができました。後で調べたら、6月から9月頃に咲くと書かれた情報もありました。
不思議な雑草なので、好奇心をそそり、触れて確かめたくなるお子様やペットがいるかもしれません。棘は痛いので注意です。
大きくて邪魔なので、靴で押し倒されたような「トゲチシャ」も道端にありました。
危険なので、駆除したんでしょうね。
背丈がかなり高くなる雑草なのですが、たまには、低い位置に花をつけるものもあって、撮影に成功ー!
花をこうやってつまんだりしていたら、ネチャッとした感覚があって、気持ちが悪かったですよ。
棘がたくさんで危なげですが、花言葉は花にぴったりで素敵な花言葉がついていますね。
「この上なくあなたは愛らしく可愛い」素敵な花言葉です。
お花の中に、種もありました。
たくさん咲かせて、たくさん種を作るんですね。
先端に、枝分かれさせて、たくさんの花をつけます。
あなたの街で、変わった不思議な形の葉っぱを持つ、背丈がやたら高くなる雑草を見かけたら「トゲチシャ」(刺萵苣)ですよー!
お花は可愛いので、ぜひ鑑賞してくださいね。
その際は、棘に注意です。
そして、有毒植物なので、誤って口に入れたりしないでくださいね(お子様など)。
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように・・・
最後まで読んでくださりありがとうございます。
危険な植物なのですが、お花は意外に可愛いことが分かりました。比較的毒性は弱いのですが、有毒植物ですし、棘もたくさんあるので、観察する際は注意してくださいね。
コメント
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