美味しそうな実をつけるこの植物は、「ランタナ」です。
南アメリカ生まれで、日本には江戸時代に渡来して、観賞用として栽培されています
とても綺麗なお花を咲かせますが、ツルを横に這いながら茂みを作って群生する特性も持っているので、野生化することが多く、海外の一部の地域では、厄介な雑草として扱われていたりもします。アレロパシー物質で他の植物の発育を妨げたり、太い根っこを持つため、しっかりその場所に根付きます。
茎には細かい棘がたくさんあるので、扱う際には気をつけなくてはいけません。繁殖力がとても強いので、増えすぎると、駆除する際はかなり大変なんです。
完熟した実は、ベリー系の果実のように黒く熟すと、とても美味しそうなんですよ。鳥は食べても中毒はおこさないのですが、哺乳類は中毒をおこすとか。なんでも、ランタナの実や種には毒性物質である「ランタニン」が含まれているそうです。この実は、完熟していても、していなくても、子供が食べると危険なんです。
6月になって街で見かける身近な植物が、毒のある実をつけたので、気になってご紹介させていただきました。
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように…
最後まで読んでくださりありがとうございます。
・6月になって、「ランタナ」の実がなりはじめました。子供の手の届く範囲に、たくさん実がなっているので、食べてしまいそうですね。お気をつけくださいね。
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます