コオニユリはユリ科ユリ属の多年草で、見た目はオニユリにそっくりで、オニユリよりも小さいためにコオニユリと呼ばれているそうです。
見分け方は簡単で、コオニユリは葉の付け根に珠芽(むかご)をつけないのですが、オニユリは珠芽がつきます。すぐに区別がつくようですよ。コオニユリは葉の付け根に珠芽はできず、開花後に種を付けます。
コオニユリの開花時期は7〜9月、オレンジ色で黒い斑点のある花を咲かせ、花びらはくるんと反り返ります。花言葉どおり「情熱」を感じるような、派手さがありますよね。
ユリ根として利用するユリの仲間は、ヤマユリ・オニユリ・コオニユリです(近年ではコオニユリの栽培品種などがユリ根に使われることが多い)。
ユリ根とはヤマユリ・オニユリ・コオニユリなどの隣茎です。ゆり根の栽培にはとても時間がかかり、種球から栽培すると6年ほどかかりるそうです。
食用として、球根を太らせて収穫するのであれば、花は咲かせないようにすると良いそうですよ。
猫や犬にとってユリ根は毒で、食べると命に危険が及ぶそうです。
ユリの仲間(ユリ属)は、人は根茎を食用できるのに、猫に対しては強い毒性をもつそうです。
人も、食用以外のユリ根には毒があると言われているので、食用のユリ根以外は食べないようにしましょう。
ユリ根は栄養が豊富で体に良いため、適量であれば健康に良いとされています。ただ、高カロリーで糖質が高いため、食べ過ぎには注意した方が良いそうですよ。
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最後まで読んでくださりありがとうございます。
•情熱的な花を咲かせる「コオニユリ」は、ユリ根を収穫できるユリでした。食用となるユリ以外は毒があるので、口に入れないように注意しましょう。
•ペットを飼っている方は、ユリ根をペットの近くに置かないように気をつけたほうが良いでしょう。
•ユリ根の保存期間は常温だと、最大1ヶ月です。傷みやすい時期は、冷蔵庫で保存もお勧めです。ユリ根を保存する場合は、おがくずごと新聞紙などで包み、段ボールに入れて口を閉じると良いそうですよ(風通しの良い冷暗所にて保存)。
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