木にグレーのような緑のようなカビのような灰緑色を見つけたら、ここは空気がきれいな場所なんだって!
これはウメノキゴケというもので、コケといっても、よく見られる緑色の湿気の多ところに生えるものではなく、乾燥していて、木のかさぶたのような状態に多いのが特徴だそうです。
ウメノキゴケは初めて聞く人も多いと思いますが、地衣類(ちいるい)で、菌類のうち、藻類(主にシアノバクテリアあるいは緑藻)を共生させることで自活できるようになった生物だそうです。
つまり、コケという名前がついていますが、その生態は特殊で、菌類(キノコ)と藻が共生関係になっている植物という事です。
我が家のシンボルツリー姫こぶしにに、このウメノキゴケを見つけて以来、剪定してまた増えました。
これが原因なのかと調べていくうちに、意外なことがわかりました。
ウメノキゴケのせいで樹木が弱るのではなく、樹木が弱っているからウメノキゴケがついてしまうということなんだそうです。
以前投稿したサルノコシカケみたいなものと同じだと思いました。
宜しかったら、下記をご参照ください。
植物でこういうの見かけたら危険信号のお知らせ
2023年6月10日
サルノコシカケに似たような感じの症状を見かけたらご注意ください。
これが現れてから、庭の生垣がだいぶ弱ってしまいました。
これを知人や植物図鑑などで調べてなんとか解明できました。
このサルノコシカケのような枯れた木の葉のようなものはキノコの一種だそうです。
枯れた木にできたキノコは毒はないと言われているそうですが、そうともいえないと思いますので、絶対に食用したりはしないで下さい。
では、どうしてこういう症状になったかというと、一概にはいえませんが、生垣を剪定した時に、このサルノコシカケのようなものの細菌が切り口から付着して木の中まで浸透してしまい枯らしたそうです。
こういったサルノコシカケみたいなキノコは元気な木では育たないそうで、枯れそうな木で育つそうです。
つまり、こういった症状を見たら「木が弱っている事に気づいてください」とのお知らせみたいなようなことだそうです。
もし、こうなったら殺虫殺菌剤 石灰硫黄合剤の入った殺菌剤が良いそうですよ。
今この殺菌剤を探し中です。
このサルノコシカケみたいなものが庭からなくなっただけでもだいぶ良くなりましたよ。
2023年6月10日
つまり、ウメノキゴケがついていることで樹木が枯れてしまう原因になることはなく、成長が停滞しているよ!とメッセージを送っているようなものだそうです。
害はないはいえ、ウメノキゴケを取り除きたいので、とりあえず雑巾を絞って擦って取れるだけ取ってみました。切り口に木酢液を塗ってみるのも良いそうですよ。
ウメノキゴケの最大の特徴は、大気汚染の指標とされていて、空気がキレイなところでしか生えないそうです。
簡単にいえば、車などから出る排気ガスがあると育たない、大気汚染が進んでいる地域ではウメノキゴケを見ることができない!
やったーここは、空気がきれいなんだと思いました。(つまり空気のキレイな田舎なんです(^O^))
ウメノキゴケを、固く絞った雑巾で取れるだけ取りました。
朝早く起きて3時間ぐらいかかりました(あー疲れた)。
切り口に、家にたくさんある墨汁を薄めて塗りました。
以前、ご近所の庭のきれいなお家の方に墨汁を塗っておくと良いよと言われました。
10円玉ぐらいの切り口なら、何も塗らなくても大丈夫だそうですよ。
ちなみに、木酢液を塗布、ボルドー液、石灰硫黄合剤、高圧洗浄機で剥がすなどの方法もありますよ。
おまけ・苔対策
梅雨時、綺麗な苔が生えてきます。これを取っておかないとへばりついてしまって土が固くなり、樹木が育たなくなります。
取れたところは土を補充しますよ。
農家の方が言ってたんですけど、大根は土が柔らかくないと良いものが育たないそうです。
土をふるいにかけて小石一つないところで育てると立派な大根が育つそうですよ(^○^)
合鴨農法というのがありますが、無農薬で田んぼの雑草や害虫を食べてくれることだけと思われがちですが、合鴨が田んぼを泳ぐことで、田んぼの土をかき混ぜてくれます。これも大切なんだそうです。
ですので、土が柔らかい方が植物は育ちますよ。
まだまだ苔が続きますよ〜。
便利な苔とりスプレーもあるそうですよ。
苔はとっても増えますが、きのこと同じで、取り続けると生えなくなるそうですよ。
コツ・ポイント
植物の変化に気づいたら、病気なのかなど調べてみてみると良いですよ。
色々発見できて面白いですよ。
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