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Spaghetti all'assasina(暗殺者のパスタ)

Spaghetti all'assasina(暗殺者のパスタ)
投稿日: 2023年1月10日 更新日: 2023年1月9日
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伊勢志摩出身。 フレンチ料理人& pâtissier 人と同じはイヤ、マイス...
Spaghetti all'assasina(暗殺者のパスタ)
イタリアで大流行とか……

プーリア州発祥の郷土料理で……

美味すぎて殺されそうとか、殺されるぐらい激辛で血(真っ赤)の色に似たパスタと言われてるようです。

まず……基本的なパスタのことから……

通常……塩味の強いお湯でボイルして……ソースと絡めて味を決めます。

この場合、パスタに浸み込んでいるのは……塩味のお湯です。

暗殺者の場合……水は一切入れないので、パスタに入り込むのは、トマト味の水分なので

超濃厚で普通のパスタよりもっちり仕上がります。

さらに……パスタを最初炒めてトマトペーストを絡めるので……パスタの表面が焦げて、

火が入っても独特の食感が残ります!!これが最大のポイントであり特徴で、美味しさの秘密だと思います。

細かく作り方を……


1)まず継ぎ足し用のトマトソースを仕込みます。
ニンニク、たまねぎをオリーブオイルで炒めます。たかの爪を1本入れます。
トマトホールを手で潰しながら加えます。ヘタと皮があれば取り除きます。
水分を良く飛ばし煮詰めます。
※トマトホール
カットトマトを便利だからとよく使いますが、ホールトマトのほうが断然美味しいです。
カットされてると水気が多く、トマトそのものの味を出そうとするには、かなり煮詰めないとダメです。
ホールのほうは、形のままトマトの旨味が保たれてるので……カットより味が濃い気がします。
使用するときは、手で握りつぶしながら鍋に落とします。なれると飛び散ることもなく作業できます。
この時、ヘタと皮を見つけたら取り除きます。             
2)パスタを長いまま炒めるのに……フライパンで入らないので、パエリアパンを使いました。
多めのオリーブオイルで…ニンニク、鷹の爪を炒めパスタを入れます。
少し焦がすimageで満遍なく炒めたら、トマトペーストを絡めてさらに炒めます。
トマトソースを加えながらパスタを動かし、焦げないように炒めていきます。
水分がなくなり焦げそうなら、トマトソース足していってパスタに火を入れていきます。
かなり時間がかかります。水分が飛んだ分パスタに旨味が入っていくようです。
3)盛り付けて、スナップビーンズをデコります。
4)添えは「生食用わかめ」。海老塩、胡椒で味つけして……サウザンアイランドをかけてます。

全粒粉パスタ

全粒粉パスタ

トマト味が浸み込んで……赤い色が濃い気がします。

生食用わかめ

生食用わかめ

setting

setting

もっちりですが……表面の焦がし効果か…歯ごたえがあり、とても美味しいパスタです。

し……しかし、手間が半端ないです。

通常のパスタなら……沸騰したら手が離せますが、このパスタ、最後まで張り付いてないとダメです。

正直しんどい作業です。

本当にイタリアで流行ってるのか???です(笑)。



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