私は、手術の前日に入院し、翌日の朝9時半から手術を受ける予定でした。体調も良かったので、手術頑張るぞ!!とその時張り切っていました。
手術当日は朝7時まで水がOKで、それから絶飲食!着圧ソックス・手術着に着替え、検温・血圧!この時私の血圧緊張していたからか?168でした!
朝8時チューブ付きのボール状のものを手にした看護師さんに、トイレに招かれました。
それがズバリ、浣腸でした。トイレの個室で看護師さんにお尻を出して、浣腸してもらい”あとは、ごゆっくり”と言われ一人で戦っていました。浣腸は、初めて経験しましたがビッグウェーブが何度も来て、凄くしんどくてグッタリでした。
全て完了してから、夫と廊下でちょっと顔を合わせて、フロアの看護師さんと手術室へ…
手術室では、先生はおらず、8人ほどの手術室の看護師さんがおられて、とてもフレンドリーに、駆け寄り声をかけてくださいました。右手と左手を、それぞれ2人の方が握ってくれて、ベッドで横になっている間もテキパキと麻酔(全身麻酔・硬膜外麻酔)を入れて、心電図など装置を装着しながら、声掛けも!!
”今日頑張ろうね!!””すぐ終わるから大丈夫!!””痛くないよ~すぐ終わるよ!!””背中丸くしてね~上手上手!!”
沢山の応援の声に、手術が怖い!ではなく、コロナ禍で希薄になっていた人の温もりに触れて、思わず涙がポロポロ流れました。
最後に酸素マスクを装着し、“深呼吸してくださいね~そうそう、上手上手…”で記憶がなくなりました。
そのあと”部屋移動しますよ!!”と声をかけられて、処置室に移動。廊下で主人に会いましたが、目も開けず”眠いから”と言い放ったそうです。(あまり記憶がない)
午後14時過ぎに手術が終わってから、ナースステーション横の処置室で一晩過ごしました。この一晩が、入院中一番過酷でした!
退院しても、手術室での看護師さん達の優しい声掛け、手の温もりが忘れられません!!手術が決まった時は手術が恐怖でしかなかったのですが、実際私がお世話になった手術室は、とても柔らかい優しい雰囲気でした。
暮らしニスタをご覧になっている方は、仕事に家事に育児にとても忙しい年代の方々だと思います。
ついつい毎日忙しくて、自分の事は後回しにしていませんか??
今回私は、子宮筋腫で開腹子宮全摘手術を受けました。入院までに不安すぎて、色んな人に手術することを話した時期がありました。
すると私の知り合い女性の8割は、子宮筋腫持ちでした。実際私のように手術するほど重症の人はいませんでしたが…
内膜症などの女性疾患で手術経験者だったり、身内や知り合いが子宮筋腫で子宮全摘したよ!って話を聞いて、婦人科疾患は珍しい病気でないことを知りました。
そこで、私が皆さんに伝えたいのは、コロナ渦で今まで以上に少々の症状で病院へ足を運ぶのも迷いがちな時代ですが、『もし、自分自身に気になる症状がある方は、ちょっと立ち止まり、ぜひ病院に足を運んで欲しい!』という事です。
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