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桜をよりドラマチックに ~桜の撮影ポイント☆

桜をよりドラマチックに ~桜の撮影ポイント☆
投稿日: 2015年3月24日 更新日: 2017年3月6日
閲覧数: 424
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2児の母です。 仕事をしながらお菓子教室に通って、あとは独学で勉強し...
桜前線も北上中。
いよいよ桜の季節。

美しい桜が見られるのはほんのわずかの期間。
お花見に出かけたり、お散歩したり。
そんな時によく見かける光景が写真を撮るたくさんの方々の姿。

私も毎年、美しい桜の写真を撮影するのが一つの楽しみです(^ω^*)

そこで、桜の撮影ポイントを少しまとめてみました(^_-)-☆

写真は2012年~14年の桜の写真です。

フラッシュは使わないで露出補正を

以前の撮影記事でもアップしましたが、
デジイチ(デジタル一眼レフ)、ミラーレス一眼(デジイチとミラーレスは構造が違います)、コンデジ、スマホ、どれを使う場合でもフラッシュは使わないで撮影します。

また、露出補正がどのタイプにもついているので、時間帯で変えるとベスト。
午前中などの光が弱い時間は特に+(明るい方へ)に露出補正するとやわらかいショットに。
また逆光の場合も+に補正。

使用レンズ ~マクロレンズ&望遠レンズ

使用レンズ ~マクロレンズ&望遠レンズ

デジイチではマクロレンズと望遠レンズを使用。
マクロレンズは CANON MACRO EF-S F2.8 60mm USM
望遠は中望遠ですが CANON EF-S F3.5-5.6 18-135mm

こちらのマクロレンズf2.8と明るめのレンズなので、ふんわりしたやさしい色合いが表現できます。
(※レンズの明るさはF値で表現され、数値が小さいほうが明るい)
細部の表現ができるのがマクロのいいところ。

望遠はちょっと暗めのレンズになりますが、高い枝の花を撮影するのに使用。

撮影モードは「P」または「Av」「M」でも

撮影モードは設定が変えられてオートの機能に近い「P」プログラムモードがお勧め。
このモードはフラッシュを発光禁止に自分でできるほか、露出補正(明るさの変更)を自分で設定でき、シャッタースピードや絞りはカメラ任せに出来ます。
絞り優先モード「A」「Av」を使って撮影するのもいいと思います。

慣れてきたら自分でシャッタースピードや絞りも自由に変えられるマニュアルモードに挑戦しても楽しいです。
コンデジでもモードが選べるものもあるので、出来るようなら使ってみても。

コンデジでもOK

もちろんコンデジ(コンパクトデジカメ)でもOKです(^_-)-☆

コンデジはボディとレンズが一体化で、軽いのでバッグに忍ばせてお出かけ先で気軽に撮れますね。

クリアに撮れるようになっていることが多いので、デジイチ(一眼レフ)のようなボケ感は出せませんが、やや望遠側で撮ると比較的きれいに撮れると思います。

コンデジの場合は超望遠にすると、画像が荒れることがあるので、画面を確認しながら調節するといいと思います。
自分のコンデジの場合は5倍ぐらいのズームがちょうどよく撮れました。

午前中の光

午前中の光

写真は午前中に撮影したもの。
午前中に撮るいいところは光が弱い分、柔らかめのやさしい風合いに撮れるところ。
桜の木の場所や光のあたり具合にもちろんよりますが、桜のやさしいピンク色が表現しやすいです。

こちらは午前の撮影。
絞り優先モードで撮影しています。

ポイントを絞って撮影

ポイントを絞って撮影

桜の花は下からも横からも上からもよく見えるように咲くのが特徴なので、どの角度も素敵。
ポイントを絞って撮影すると美しい写真に。

こちらは少し引きの写真ですが、一つの枝の花にピントを合わせて、前ボケと後ろボケにしています。

ピントを合わせた被写体の前にも入れることで、前ボケという状態に。奥行きを持たせた後ろボケと合わせて、ポイントを引きたてます。

こちらは順光。順光のいいところは背景が青空になるところ。午前は特にきれいに撮れます。

絞り優先モード。


背景も気を配って

背景も気を配って

桜が映えるように背景にも気を配るとさらにきれいに。
青空もピンクが映えて素敵ですし、こんな風に芝やグリーンが足元にある場合はそのグリーンを背景に撮ってもきれいです。

背景を入れるときは遠くまで入る角度を意識すると奥行きが生まれて、撮りたい桜がよりクローズアップされて引き立ちます。

こちらは午後撮影。半逆光(測光ともいい、横からの光)で。光の陰影を使うのも素敵に。
光のあたり具合も午前中とは違います。

桜に桜をかぶせて

桜に桜をかぶせて

背景の中でやわらかい雰囲気に撮れるのが、背景にも桜を意識すること。
桜を背景に手前のきれいな桜の花やつぼみのつき方をしている枝を見つけて、そこに焦点を。
奥行きが出るように遠くの桜まで入るように意識して撮影すると、奥の桜のピンクがきれいな背景になってくれてやわらかい雰囲気に。

こちらはマクロレンズにて撮影。

逆光で透け感を

逆光で透け感を

こちらは逆光です。
逆光とは自分が太陽と対面するように立って撮影する状態。
逆光の場合は青空には写りませんが、その分柔らかい雰囲気に撮影出来ます。

光がたくさん届く時間帯はISO感度は下げて。
こちらはISO200で撮っていますが100でもよかったかなと思います。

足元にも春

足元にも春

上ばかり見ていると気づけませんが、足元にも春があるかも。
こちらはムスカリ。
桜の足元にそっと咲いていました。
空いている時間などなら子供と散歩しながらゆっくり歩けるので、足元の春も見つけられるかも。

こちらはムスカリの高さに近い状態にレンズの高さを合わせてかなり低い姿勢で撮影しています。
こうすることで、奥のお花や足元のグリーンが入ってきれいに。

コツ・ポイント

桜を撮るとき以外でもそうですが、自分が撮りたい桜に対して動くこと。どの角度、どの位置から撮るかでも違います。
オートで撮るのは手軽なのですが、コンデジにも設定ボタンが色々ありますし(ホワイトバランスや色も選べます)デジイチやミラーレス一眼ならさらに自分好みの写真を撮ることが出来ます。

背景や構図を工夫したり、露出補正など、簡単なことを少しだけすることでもより素敵な写真が撮れると思います。

プログラムモードや絞り優先モードなら簡単な設定だけでカメラ任せにできるので、そこからトライしてみても。


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