人はたくさん活動すると疲労がたまります。樹木も同じです。
猛暑を耐え忍んだり、多くの花や実を付けたりすると多くのエネルギーを消費し、くたびれます。そんな時は栄養補給が必要なのです。
お庭は山林とは違い、土壌が栄養不足になりがちです。
なぜなら山林は落ち葉や動物の糞尿、微生物の活動で自然循環サイクルができていますが、きれいに整えられているお庭は、その作用は期待できなです。
だからといって肥料をたくさん与えればいいといというものではありません。
例えばぐったりしているときに、油たっぷりのステーキを次々と口に運ばれたらどうでしょうか? それがたとえ特上A5ランクの和牛であったとしても。樹木も同じです。
その木に必要な栄養を必要な分だけ、適切な時期にゆっくりと与えるのが、木にやさしい施肥なのです。
・庭木の葉の色つやが悪くなってきた
・花付きが悪くなってきた
・幹や枝の皮がめくれる
・果樹の収穫をした
花木や果樹には毎年の施肥がおすすめ。植栽したばかりの 施肥は、根が痛んでしまうことがあるのでおすすめしません。 与える量は肥料袋に記載されているものを守りましょう。
有機肥料:自然由来の肥料。持続性が高く、ゆっくり効果が出る (油かす・鶏糞・骨粉など)
化成肥料:即効性がある肥料。おもに追肥に使用
樹高:150cm(低木) 肥料の種類:油かす (有機肥料)
①幹元ではなく、枝の先端の 真下くらいの位置に穴を 掘って肥料を施す。 掘ったことで根に傷が付き、 吸収力が増す。
②穴は横幅30cm、深さ10~ 30cmほど。 木の大きさに合わせる。 今回は幅30cm、深さ10cm
③穴の数は、4~6カ所 基本は緩効性の有機肥料 がおすすめ。 ※即効性の化成肥料を使 用する場合は、枝の先端 の真下、土の表面にまく。
植木カットデザイナー「三ツ星制度」 ニツ星評価要件/当社勤務10年以上、累計作業件数3,000件以 上で、接客・技術・安全の分野において所定の試験に合格した者。
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます