鉢の底穴から根が出ている、水の染み込みが遅い、土の乾燥が早くなった、鉢とのバランスが悪く倒れやすい、葉の色つやが悪い・黄色くなっているといった状態が見られたら、植替えのサインです。
これらの症状が見られなくても、土は古くなると栄養分が減り水はけや水持ちが悪くなります。
そのため、2〜3年に一度は植替えることをおすすめします。
種類によっても異なりますが、熱帯・亜熱帯地域を原産地とする多くの観葉植物は春から夏にかけて旺盛に成長するため、根に回復力がある成長期の5月〜9月中旬頃の植替えが適しています(種類によっては適期が異なることもあります)。
気温が下がる冬季は成長が一時的に休止する休眠期となります。
この時期の植替えは根が張れずに枯れてしまうことがあるため、避けてください。
観葉植物の成長具合にもよりますが、使用していた鉢より一回りくらい大きなサイズの鉢を準備します。
植木鉢の大きさは「号(寸)」という単位が使われ、1号(寸)=3センチ(口径)となります。
鉢が大きすぎると水はけが悪くなり「根腐れ」(根が酸素不足になり腐ること)を起こすため、適切な大きさのものを選ぶことが大切です。
作業前
・傷んだ葉や茂りすぎて込み合った葉は取り除いておく
・鉢から根を取り出しやすいよう、前日から水やりは控える
作業中
株元を持って鉢から根ごと取り出し、変色し傷んだ根があればハサミで切り取ります。
根が傷ついたり切れたりしないよう気を付けながら固まった根をほぐして土を落とし、元々使用していた土は排水性や通気性が悪くなり細菌が繁殖していることもあるため、全て新しい土に替えます。
背丈の高い植物は、支柱を立てて支えるようにします。
作業後
新しい鉢に植替えたら、鉢底から水が出るまでたっぷりと水やりをします。
植替え直後はまだ根が土にしっかり定着していないため、数日は風通しのよい半日陰に置いて様子を見ます。
一回り大きな鉢に植替えることで根が伸びるスペースができ、枝葉の成長が促進されます。
植替えは、植物を健やかに育てるための大切な作業です。
「植替えの適期がわからない」「大きな鉢植えは力仕事で自信がない」など、ご自身での作業に不安があるときは、専門家に相談すると安心です。
定期的な植替えで、いきいきとした美しい緑を楽しみましょう。
【もっと詳しく知りたい方】
ページ下部「記事の出典:観葉植物の植替えのタイミング」をご覧ください。
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